魔法律学校の麗人執事

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刊行日 2025/03/27 | 掲載終了日 2025/03/04

ハッシュタグ:#魔法律学校の麗人執事 #NetGalleyJP


内容紹介

『このミス』大賞受賞作家・新川帆立(『元彼の遺言状』『競争の番人』)最新作!

「私が男のふりをして、男子寮で暮らすんですか!?」

男装したヒロインと、オレ様系男子による魔法と法律の学園ファンタジー、開幕!


(STORY)

野々宮椿は日本で一番優秀な十五歳の女の子。

生まれ育った修道院を救うため、魔法の天才、条ヶ崎マリスの執事になるが──。

「おいド庶民。お前に俺の執事がつとまるわけないだろ」

ご主人様は傍若無人で傲岸不遜、名門一家の御曹司だった。

椿はマリスの尊大な態度に辟易しながらも、マリスと共に魔法と法律の学び舎・

魔法律学校に入学する。契約通り、執事の仕事をこなそうとする椿だが……。


新川帆立 ( シンカワ・ホタテ )

1991年生まれ。米テキサス州ダラス出身、宮崎県宮崎市育ち。東京大学法学部卒業後、弁護士として勤務。第19回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞し、2021年に『元彼の遺言状』でデビュー。同作と、次作『競争の番人』はフジテレビ月曜夜9時枠で連続テレビドラマ化される。他の著書に『先祖探偵』『令和その他のレイワにおける健全な反逆に関する架空六法』『縁切り上等!』『女の国会』『ひまわり』などがある。本作は、著者初の現代学園ファンタジー。

『このミス』大賞受賞作家・新川帆立(『元彼の遺言状』『競争の番人』)最新作!

「私が男のふりをして、男子寮で暮らすんですか!?」

男装したヒロインと、オレ様系男子による魔法と法律の学園ファンタジー、開幕!


(STORY)

野々宮椿は日本で一番優秀な十五歳の女の子。

生まれ育った修道院を救うため、魔法の天才、条ヶ崎マリスの執事になるが──。

「おいド庶民。お前に俺の執事がつとまるわけないだろ」

ご主人...


出版情報

発行形態 ソフトカバー
ISBN 9784408538761
本体価格 ¥1,700 (JPY)
ページ数 352

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NetGalley会員レビュー

『元彼の遺言状』からずっと著者の作品を追いかけ読ませていただいているが、ついに『元彼…』を超えるシリーズ作品誕生かと小躍りするほど、主人公の椿さんはじめ、個性的なキャラがイキイキと輝くストーリーな出会えたような気がします。あとがきを読むと「衛生軌道を独占し、世界を統べる」ご主人様マリスと「世界一優秀な十五歳」の椿の物語はまだまだ続きがありそうで今から楽しみです。次作ではきっと二人を引き立たせる新しいキャラが現れるのでしょうね。

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続編はすでに書き上がっているそうで、、、!!
続きがまた読めるなんて、嬉しい限りです!

個々のエピソードや設定は、これまで読んだ小説やドラマの筋書きのどこかに見つかりそうなものなのに、
その素材を集めて料理するのが新川帆立さんというだけで、また新たなストーリーが出来上がった気がします。
そして、弁護士だった著者ならではの設定・魔法律と、その歴史設定もまた魅力的。
魔法力ゼロの椿や、今回影の主役なんじゃないかと思った伊織ももちろん素敵でしたが、
スケールが壮大すぎる15年を生きてきたマリスのエピソードもこれからもっともっと明らかになりそうで、今後続刊も、早くも待ち遠しい。

巻末の次巻予告では麗矢くんとの確執が?
魔法力がゼロの椿の秘密は、いつか明かされるのでしょうか?!

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ミステリーを多く書かれている新川帆立さんのファンタジー小説ということで、心配半分、期待半分で読み始めました。
結果は期待を大きく超える内容で、すでに3作目に取り掛かっておられるという続きが楽しみでたまりません。
新川帆立さん特有のテンポの良い語り口はラノベ風のファンタジーにあっており、ミステリー、バトル、BL(?)、魔法がクアトロフォルマッジのように絶妙に混ざり合い、読後の満足感と次回への期待が味わえました。
所々に出てくる、新川帆立さんの趣味から来たと思われる所も楽しめました。

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家柄も容姿も申し分ない条ヶ崎マリス。ここまでの徹底したオレ様っぷりが鼻につく、を通り越してむしろ清々しいです。
ひょんなことからマリスの執事になる椿ちゃん。孤児院のため、お金のために男子として学園に。
魔力が無いながらも無理難題に体当たりで挑む椿ちゃん。弱いものいじめは許せないし、ご主人のマリスにも言いたいことはバシっと言うその優しさからくる行動には胸のすく思いでした。
魔法律学園なので魔物との契約も、甲乙がでてくる正式な書類で交わすところが面白かったです。そして魔物も人側も契約の裏をかいて有利にことを運ぼうとするところがまた面白い。
一番気になる人物は伊織くんです。これからのお話に大きく関わってくるのでしょうね。
ハラハラする場面が多くて椿ちゃんは執事の職を続けられるのか心配でした。
魔法がでてくるファンタジーながら現実世界の法律や権力がガチっと絡んで斬新で面白い学園生活物語です。

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この人のどんなジャンルでも書けてしまう筆力には驚く。ミステリスタートだが、SFも書くし、今度はファンタジーだ。ラノベテイストの学園ファンタジーだが、大人でも全く問題なく読めるのはさすが。
個人的にはファンタジー領域が苦手なので、読み進めるのにちょっと苦心した。しかしストーリーの運びが上手いので、なんとか最後まできちんと読み通せた。これってけっこう画期的。ファンタジーは途中挫折率が高いからだ。なにしろファンタジーのリアリティラインの低さが読む手をどうにもつっかえさせてしまう。それがこの作品では少なかった。食わず嫌いはよくない、そんなことを実感した。
何より人物の描き方がお見事で、誰もが個性的で、ちょっと意地悪で、腹の奥はきちんと黒かったりもする。生きているかのような登場人物たち、それにストーリーの妙が加われば怖いものはない。
この人には幾つ引き出しがあるのだろうか。そんな多彩なところ、器用なところがまさに職人だ。息をするように書いている、そんな気がしてならない。

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