子ねずみウォルターはのんびりや
マージョリー・フラック
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刊行日 2025/01/31 | 掲載終了日 未設定
ハッシュタグ:#子ねずみウォルターはのんびりや #NetGalleyJP
内容紹介
子ネズミのウォルターは引っ越しで置いてきぼりに…! 仲良くなった森のカエルやカメたちととも家族をさがすほのぼのとしたお話
マージョリー・フラックの名作を、原作オリジナルイラストで復刊!
子ねずみのウォルターはのんびりや。ウォルターが起きると、みんなもう仕事や買い物や学校に行っているし、ウォルターが学校から帰ると、みんなごはんをすませて寝ています。ウォルターは家族とあまり顔を合わせることすらなくなりました。
ある日学校から帰ると、家の中は空っぽ。家族みんな、ウォルターのことはすっかり忘れて、引っ越してしまったのです。おとうさんたちをさがして、ウォルターは森に迷いこみ、池のカエルたちやカメと仲良くなります。ウォルターの家族は見つかるでしょうか?
低学年にぴったりのほのぼのとしたお話。
『アンガスとあひる』などで知られるマージョリー・フラックの名作を、原作オリジナルイラストで復刊。
おすすめコメント
アメリカの絵本黄金期を担ったマージョリー・フラックがお話も絵も手掛けた作品。
けなげにがんばるウォルターのすがたに、きっと元気をもらえます。
アメリカの絵本黄金期を担ったマージョリー・フラックがお話も絵も手掛けた作品。
けなげにがんばるウォルターのすがたに、きっと元気をもらえます。
出版情報
発行形態 | ハードカバー |
ISBN | 9784198658953 |
本体価格 | ¥1,600 (JPY) |
ページ数 | 160 |
閲覧オプション
NetGalley会員レビュー
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周りと生活時間がズレる程ののんびり屋さんなウォルター。ある日家に帰るとそこはもぬけの殻でした。そうです、ウォルターは引っ越しですっかり忘れられ、置いていかれてしまったのです。
心細くなりながらも家族を探してさ迷っているうちにカエルたちに出会い、ウォルターは一緒に過ごすようになります。さてさて、ウォルターは家族と再開することができるのでしょうか…。
家族に忘れられ、学校の先生に忘れられ、新しい場所で出来た友だちに忘れられ…という具合に忘れられ放題のウォルターだけど、一時悲しんでもめげないところが凄い!
目的のためなら苦手なことまで克服し努力を惜しまない覚醒した後半の姿は本当にあのウォルターなの?と感じてしまうくらい。
ほのぼの、というよりは、いつまでも同じではいられない否応なしに“変化”する時がきてしまうんだなぁ、と本人が望む望まないのとは別で成長するってこともあるのを感じました。
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のんびり屋のウォルターはネズミ村の引越しに1人取り残されてしまいました。まだ幼いウォルターはネズミ村を探して旅に出ます。
ウォルターと一緒に、様々な事や大切な事を楽しみながら体験してみませんか?
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かわいいネズミとリアルな蛙部や亀たち。オリジナルの挿絵の、その組み合わせがとても微笑ましい。
しばらく顔を見せなかっただけで、ウォルターのことを忘れてしまう、ネズミの家族や先生にはちょっと呆れてしまった。でも、カエルはほんの数日でみんな忘れてしまう。あらあら。
ウォルター改め「ネズネズ」も何か感じることがあったのかな?だから、積極的にカエル3匹とカメと関わり合っていく。そして大切なことを学んでいく。
カエルとびが得意になり、苦手でも亀に手伝ってもらい泳ぎに挑戦し、カエルの足は走るのには向いていないことに気づく。更に、先生役になってデタラメを教えてしまったのは困るけど、「時間」の大切さを実感する。
そして秋。カエル達が知ることもなかった「寒さ」を教えたウォルター。服の素晴らしいさも教えたウォルター。そこまで成長していたのか。そして、それをきっかけに新しいネズミ村に向かうウォルターとカメ。
ウォルターをちゃんと覚えていた家族たち。勉強の大切さを実感するウォルター。そして、お母さんが用意してくれたのは、カエル達への服。
学校ではなくてはならない存在になったウォルター。でも、ウォルターは約束を守る。カエル3匹はそのことを絶対忘れているとわかっていても。そう、約束と言うものの大切さをわかっている、立派な子ネズミに成長していたんだ。
小学校中学年の1人読みにぴったり。また、低学年の子やその年齢の我が子に対して、何回かに分けて読み聞かせをしてあげるのも良いと思う。これからどうなるか、ウォルターが教えるどこが変かなどを、コミニケーションを取りながら読み聞かせをするのにちょうどいいから。