世田谷みどり助産院2
泉ゆたか
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刊行日 2025/04/10 | 掲載終了日 2025/03/01
ハッシュタグ:#世田谷みどり助産院2 #NetGalleyJP
内容紹介
孤独を打ち破る、感涙必至の物語、第2弾!
緑に囲まれた庭に、今日も月齢の異なる赤ちゃんの泣き声が響く。ここは、出産補助を行わない母乳外来専門の助産院。
授乳を必要とする赤ちゃんと母親の命を守り、サポートする現場だ。院長の律子は母親たちの身体をほぐし心に触れ、その痛みを癒していく――。
知られざる助産師と母親たちの日々の奮闘を描く、心澄み渡る感動作。
子を産み、育て、孤独を抱えるあなたに、あなたを支える人々に、この物語が届きますように。
※校了前のゲラにつき、刊行時とは若干の異同がありますので、ご了承ください。
※ISBNは仮です。確定次第、更新いたします。
出版社からの備考・コメント
価格は予価です。確定次第、更新いたします。
ISBNは仮です。確定次第、更新いたします。
価格は予価です。確定次第、更新いたします。
おすすめコメント
知られざる「母乳外来」専門の助産院を舞台にした感動の物語を、2か月連続刊行します。
私は、泉さんから『母乳外来の助産院を舞台にした作品を書きたい』と聞くまで、この『世界』のことを、まったく知りませんでした。
なんだろう、怪しい医療ネタだろうか? 医師でもないのに、お母さんのおっぱいの悩みを、マッサージで解消する?
救急病棟でも治せない乳腺炎を、母乳が出ない悩みを、解消するすごい助産師?
スピ系? 母乳信仰を喧伝するうさんくさい何か?
そう思い、周りのママたちに、母乳外来のことを聞くと、みんなみんな、全員が、その存在を知っている。そして、今まで誰にも話していなかったかもしれない授乳の悩みを、私に次々と話してくれました。
お母さんたちは、自分の身体の一部であるおっぱいと、どう向き合っているか、知っていますか?
おっぱいなんて、産んだら誰でも出るだろうなんて、嘘だって知っていますか?
おっぱいはお母さんの血液だって、知っていますか?
おっぱいをあげられなくても、赤ちゃんは育つのに、おっぱいが出ないことで、自分は母親失格だと、誰にも言えずに苦しむ孤独な母親のことを、想像したことがありますか?
自分の腕の中にある命を守るプレッシャーを、難しさを、そしてそれを完璧にこなすことを過剰に期待される辛さを、知っていますか?
私は、知りませんでした。
この小説が、どこかで悩んで、人知れず辛い思いを抱えているお母さんに、少しの光を与えることを、願って止みません。
そして、すべての母親に、そして、母親にならない女性に、懸命に生きる女性たちに、そしてそれを支える男性たちに、届いてほしいと心から願います。
そして、お母さんたちに寄り添い、毎日、お母さんたちのおっぱいに手を添え、支える助産師さんたちにも、届きますように。
誰かに、淋しい誰かに、届きますように。
泉さんの物語に、ぜひ耳を澄ましていただけたら、ページをめくっていただけたら、すごくうれしいです。(編集担当)
販促プラン
ぜひ売り伸ばしたいという書店さんには、POPなどをご提供いたします。
初回指定のご希望がございましたら、光文社書籍販売部 土谷までご連絡ください。
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出版情報
発行形態 | 文庫・新書 |
ISBN | 9784334100000 |
本体価格 | ¥900 (JPY) |