世田谷みどり助産院
『おっぱい先生』改題
泉ゆたか
ログインするとリクエスト可能か確認できます。 ログインまたは今すぐ登録
出版社がKindle閲覧可に設定した作品は、KindleまたはKindleアプリで作品を読むことができます。
1
KindleまたはKindleアプリで作品を閲覧するには、あなたのAmazonアカウントにkindle@netgalley.comを認証させてください。Kindleでの閲覧方法については、こちらをご覧ください。
2
Amazonアカウントに登録されているKindleのメールアドレスを、こちらにご入力ください。
刊行日 2025/02/13 | 掲載終了日 2025/03/01
ハッシュタグ:#世田谷みどり助産院 #NetGalleyJP
内容紹介
孤独を打ち破る、感涙必至の物語。
念願の第一子を授かり、幸せいっぱいのはずの和美は途方に暮れていた。「息子が、おっぱいを飲んでくれない」。完全母乳育児を目指していた和美はパニックに陥るが、先輩ママから聞いた情報をもとに、世田谷にある「みどり助産院」に出向く。和美はそこで、助産師の律子に出会い、思いがけないアドバイスを受け、乳房に触られることで「母親失格」と思い込んでいた体と心が、ゆるりとほぐれていく――。母乳外来。それは育児に悩みを抱える女性たちが駆け込む助産院、性格も家庭環境も異なる4人の母親たちが、みどり助産院で救済を得ていく、希望に満ちた感動作。
おすすめコメント
知られざる「母乳外来」専門の助産院を舞台にした感動の物語を、2か月連続刊行します。
私は、泉さんから『おっぱい先生という作品を書きたい』と聞くまで、この『世界』のことを、まったく知りませんでした。
なんだろう、怪しい医療ネタだろうか? 医師でもないのに、お母さんのおっぱいの悩みを、マッサージで解消する?
救急病棟でも治せない乳腺炎を、母乳が出ない悩みを、解消するすごい助産師?
スピ系? 母乳信仰を喧伝するうさんくさい何か?
そう思い、周りのママたちに、母乳外来のことを聞くと、みんなみんな、全員が、その存在を知っている。そして、今まで誰にも話していなかったかもしれない授乳の悩みを、私に次々と話してくれました。
お母さんたちは、自分の身体の一部であるおっぱいと、どう向き合っているか、知っていますか?
おっぱいなんて、産んだら誰でも出るだろうなんて、嘘だって知っていますか?
おっぱいはお母さんの血液だって、知っていますか?
おっぱいをあげられなくても、赤ちゃんは育つのに、おっぱいが出ないことで、自分は母親失格だと、誰にも言えずに苦しむ孤独な母親のことを、想像したことがありますか?
自分の腕の中にある命を守るプレッシャーを、難しさを、そしてそれを完璧にこなすことを過剰に期待される辛さを、知っていますか?
私は、知りませんでした。
この小説が、どこかで悩んで、人知れず辛い思いを抱えているお母さんに、少しの光を与えることを、願って止みません。
そして、すべての母親に、そして、母親にならない女性に、懸命に生きる女性たちに、そしてそれを支える男性たちに、届いてほしいと心から願います。
そして、お母さんたちに寄り添い、毎日、お母さんたちのおっぱいに手を添え、支える助産師さんたちにも、届きますように。
誰かに、淋しい誰かに、届きますように。
泉さんの物語に、ぜひ耳を澄ましていただけたら、ページをめくっていただけたら、すごくうれしいです。(編集担当)
販促プラン
ぜひ売り伸ばしたいという書店さんには、A4POP・POPなどをご提供いたします。
初回指定のご希望がございましたら、光文社書籍販売部 土谷までご連絡ください。
ぜひ売り伸ばしたいという書店さんには、A4POP・POPなどをご提供いたします。
初回指定のご希望がございましたら、光文社書籍販売部 土谷までご連絡ください。
出版情報
発行形態 | 文庫・新書 |
ISBN | 9784334105686 |
本体価格 | ¥720 (JPY) |