カリジェの町の大時計

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刊行日 2024/12/16 | 掲載終了日 2025/01/16

ハッシュタグ:#カリジェの町の大時計 #NetGalleyJP


内容紹介

「さあ、みなさん。きょうはとくべつにひとつふしぎなお話をいたしましょう。」

 カリジェという町には、昔から住人たちが大切にしている大時計がありました。そして、そのとなりには、大時計を守る、時計屋のイーゲルさんが住んでいました。カリジェの大時計には不思議な力があって……。年に一度のとくべつな夜、カリジェの町の大時計が起こす奇跡の物語。


「さあ、みなさん。きょうはとくべつにひとつふしぎなお話をいたしましょう。」

 カリジェという町には、昔から住人たちが大切にしている大時計がありました。そして、そのとなりには、大時計を守る、時計屋のイーゲルさんが住んでいました。カリジェの大時計には不思議な力があって……。年に一度のとくべつな夜、カリジェの町の大時計が起こす奇跡の物語。



おすすめコメント

デビュー3作目、絵本作家ぬまのうまきさんが描く、渾身の絵本!

お話と絵で、絵本の世界にぐっと引き込まれます。読んだ後に、心の奥底に大切にしまっておきたくなるようなとくべつな物語です。


デビュー3作目、絵本作家ぬまのうまきさんが描く、渾身の絵本!

お話と絵で、絵本の世界にぐっと引き込まれます。読んだ後に、心の奥底に大切にしまっておきたくなるようなとくべつな物語です。



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出版情報

発行形態 ハードカバー
ISBN 9784418258024
本体価格 ¥1,760 (JPY)
ページ数 32

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NetGalley会員レビュー

カリジェという町の大時計に纏わる物語。
最初のページを開iいた途端、夢のような不思議な世界に連れていかれた。
時計屋のイーグルさん、双子の妹に会いたい姉など、シンプルなストーリーだが、絵がとても魅惑的で、なんどでも読み返したくなる。

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大時計のあるカリジェという町につたわる不思議なお話です。
イーゲルさんは毎年町の大時計を点検しています。
その時計屋さんのなかにある時計がどれも可愛くて一つ一つじっくりみているだけでも楽しくなります。
大時計の点検の準備をしていると一人の女の子がイーゲルさんに相談にやってきました。イーゲルさんは女の子に手紙を渡します。女の子の願いが込められた手紙が夜風にとけていく場面がとても美しくてずっと眺めていたいと思うほどでした。
大時計の修理の日に起こる年に一度の特別な夜。誰かの願いが叶う奇跡の夜に一緒に立ち会えて優しい気持ちに満たされました。

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カリジェの町の特別な願いをかなえる大時計。その点検をする時計屋のイーゲルさんを黒い服の女の子が訪れました。
彼女の願いは何でしょう。イーゲルさんはどうやってそれをかなえるのでしょうか。

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赤がとても綺麗な絵に乗って物語がすすんでいく。

時間を守る役目を持つ女の子が妹に手紙を届ける絵の綺麗さに、夜風の優しい光にほほえんだ。そして、カリジェの町の時間が止まった様子に、赤い色さえも静かになった町の絵に息を飲んだ。
そして、アサとヨルの双子を取り巻く大時計の文字盤の夢のような模様と、2人の服の色に思わずため息をついた。2人とも、願いがかなってよかったね。

これからも、特別な願いのためにこんな不思議を起こしていく、大時計とイーゲルさん、本当にご苦労さま。そして、ありがとう。

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ぬまのうさん、Youtubeの「有隣堂しか知らない世界」に出演されていたので、どんな絵本を描かれるんだろうと気になっていました。

パステル調のかわいらしい絵柄に癒されます。
ストーリーもほんわか優しい気持ちになれるお話。
一日の終わりに、ゆったりじっくり堪能したいです。子どもが寝る前の読み聞かせにもピッタリ!

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カリジェの町の大時計の奇跡は、大時計を大切に思う町の人々の気持ち、そして誇りを持って大時計を守ってきた時計屋のイーゲルさんたちの努力の賜物だと思います。
まさに時間の魔法。朝と夜のそれぞれの時間を守る双子の切なる願いを叶えたイーゲルさん。
一年に一度の奇跡は、イーゲルさんの指先から起こったもの。
点検するその夜の、仕事を超えたイーゲルさんのやさしさが心に沁みます。
ぬまのうまきさんの柔らかな色使いの絵がすてきです。

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この世の仕事は突出せず、オリジナリティは不要、同じことの繰り返し、でできていると思う。
電車の車掌さんが今日は調子いいんで!といつもより早い速度で運転したらどうなるだろう。
NHKのアナウンサーが「今日は娘の誕生日だから」と
19時のニュースを巻いて切り上げて早々に帰宅したら許されるだろうか。
大好きなコミックの発売日を、印刷屋さんが1か月カレンダーを間違えて、
印刷が間に合わないと知ったらこどもたちはどれほどがっかりするだろう。

カリジェというおそらくそれほど大きくはないこの町で
昔から大切にしている大時計と時計をお世話する人が、
とんでもない大仕事をするお話しです。

とてもとてもうつくしいお話しです。
いつまでも手のなかにおさめておきたい多幸感あふれる絵本です。
黒い色が多いかな、それはお話しのための必然でした。
淡いピンクとみずいろが、とくべつな願いの思いのたけを象徴しているようです。

ことしの願いは
彼女たちがいない毎日はありえない。
とてもたいせつなお仕事をしています。

突出せず、オリジナリティは不要、同じことの繰り返しの毎日に
ありがとう。貴方のおかげです。

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人々の願いを叶える大時計の修理屋のお話。
絵もファンタジックで、物語もおとぎ話みたいな不思議さがあって次どうなるの?とめくる手が進みました。
絵本の文字の囲み枠も素敵。
ぜひ小さな子どもに(幼稚園〜低学年)に寝る前に読んであげたい素敵なお話でした。絵本好きの大人にも。

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ある夜更け、一瞬の静寂に包まれることがあるという。描かれた物語の世界を想像するとじんわりと温まってくる。会いたくても会えない人がいる。朝と夜、生きる世界が異なっているから、清風に思いをのせて届けるしかない。でも、カリジェの町には大きな時計台があって、大昔から今まで精確に刻み続けてきたから、夢と夢は今でも結び合うかもしれない。星と星は離れていて、その距離は決して近づくこともなく果てしなく離れていくけど、その望みを抱き続ければ、ある日のある時間だけは時空を超えることができて、手と手をつなぐことができるだろう。

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この美しい絵本を読ませていただき、感謝の気持ちでいっぱいです。
この作品の本筋とは関係がなかったかもしれませんが、このタイトルを聞いて、スイスの伝説的な有名な絵本作家のことを思い出す人はきっといるのではないでしょうか(ウルスリのすず、などが有名な、ロマンシュ語圏の作家です)。もしかして、あのカリジェと関係があるのかしら、と反射的に思ったものです。ことの真相はわかりませんが、この絵本が時空を超えた意味がこもっていることを思うと、どこかで関係があるのだと思えてなりません。そんな思いで手にとった私のような読者がいるのだもの、きっとそんな意味もあるんだろうと。
そう思うと、過去の読書体験や語感に繋がる個人的な感覚になってはしまうけれど、この本との出会いもまた特別なものとして記憶されます。
カリジェの町にある大きな時計、時計を守るものの仕事と秘密。
まさかこんなふうに大きな、時や空間をも超える秘密があったなんて。。。。。
大きな時計という、そんな場所。
デジタル化された今の時代に生きる私たちにとって、時計の意味、刻まれる時の持つ意味、実はとても身近にある時計の秘密。
時計を見に行きたくなりました。そこに身をおいてみたくなりました。
そして、会いたくて会いたくてたまらない人への思いの切なさに、なんだか涙が出そうになってしまいました。
素敵な作品に出会うことができました。

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カリジェの町で時計屋を営むイーゲルさんの奇跡を呼ぶ絵本です。イーゲルさんも時計の修理を頼みに来るのも動物ばかりなので、ここは言葉を話す動物の町なのかなと思っていたらそうではなく人間の女の子もやって来ます。でもその子も実は普通の子ではなくて最後に正体が明かされます。離れて暮らす姉妹の互いに会いたい気持ちを叶えてくれた優しいイーゲルさん。それは普通は会う事が絶対に無理な存在なのですが、会う事が出来て本当に良かったですね。それは毎日必ず繰り返される自然界の法則で心が癒される絵本でしたよ。

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