千年のフーダニット

この作品は、現在アーカイブされています。

ぜひ本作品をお好きな書店で注文、または購入してください。

出版社がKindle閲覧可に設定した作品は、KindleまたはKindleアプリで作品を読むことができます。

1
KindleまたはKindleアプリで作品を閲覧するには、あなたのAmazonアカウントにkindle@netgalley.comを認証させてください。Kindleでの閲覧方法については、こちらをご覧ください。
2
Amazonアカウントに登録されているKindleのメールアドレスを、こちらにご入力ください。
刊行日 2025/01/14 | 掲載終了日 2025/01/14

ハッシュタグ:#千年のフーダニット #NetGalleyJP


内容紹介

永き眠りを妨げる殺人者は誰だ――
 
時を超えた”奇想”が爆発する
――
壮大無比な特殊設定ミステリ!
--------------------
若くして妻を喪い失意に沈むクランは、人類初の冷凍睡眠(コールドスリープ)実験に参加する。
さまざまな事情を抱えた男女7名は「テグミネ」という殻状の装置で永きにわたる眠りについた。

――そして、1000年後。
目覚めたクランたちはテグミネのなかでミイラと化した仲間の他殺体を発見する。

犯人は誰なのか。

施設内を調査する彼らが発見したのは、
さらなる“顔のない死体”で――

俊英が魅せる、本格ミステリの新たな地平!

--------------------
著者/麻根重次(あさね・じゅうじ)
1986年生まれ。長野県安曇野市在住。信州大学大学院で進化生物学を専攻し、その後現在まで公務員として勤務。2023年、『赤の女王の殺人』で島田荘司選 第16回ばらのまち福山ミステリー文学新人賞を受賞。

永き眠りを妨げる殺人者は誰だ――
 
時を超えた”奇想”が爆発する
――
壮大無比な特殊設定ミステリ!
--------------------
若くして妻を喪い失意に沈むクランは、人類初の冷凍睡眠(コールドスリープ)実験に参加する。
さまざまな事情を抱えた男女7名は「テグミネ」という殻状の装置で永きにわたる眠りについた。

――そして、1000年後。
目覚めたクランたちはテグミネのなかでミイラと化した仲間の他殺体...


出版社からの備考・コメント

★校了前の仮データを元に作成しています。刊行時には内容が若干異なる場合がありますがご了承ください。

発売前の大切なゲラをご提供させていただいております。弊社では、下記のような方からのリクエストをお待ちしております。
○発売に向けて、一緒に作品と著者を応援していただける方
○NetGalleyへレビューを書いてくださる方
○自分には合わない内容だった際、どういったところが合わなかったかなど、建設的なご意見をくださる方

下記に該当する方のリクエストはお断りさせていただく場合がございます。
ご理解のほど、宜しくお願いいたします。

○お名前・所属などに詳細な記載がなく、プロフィールにてお人柄が伺えない方
○作品ごとに設けました外部サイトへのレビューのルールをお守りいただけない方
○フィードバック率の低い状態が長く続く方
-----------------

※※リクエストの承認につきましては現在お時間をいただいております。

★校了前の仮データを元に作成しています。刊行時には内容が若干異なる場合がありますがご了承ください。

発売前の大切なゲラをご提供させていただいております。弊社では、下記のような方からのリクエストをお待ちしております。
○発売に向けて、一緒に作品と著者を応援していただける方
○NetGalleyへレビューを書いてくださる方
○自分には合わない内容だった際、どういったところが合わなかったかなど、...


販促プラン


読み終わりましたら是非NetGalleyへレビューをご投稿ください!著者・担当編集ともに楽しみにお待ちしております。

※発売前作品のため、ネタバレや、読書メーターやブクログなどNetGalley以外の外部書評サイトやSNS等で発売前にレビューを投稿することはお控えください。
※発売後は適したメディアやお持ちのSNSにもレビューを投稿いただき、多くの方に本を拡げていただけますと嬉しく幸いです!

ご協力の程、何卒宜しくお願いいたします。

★★★
作品の拡材や指定配本をご希望の書店様は
恐れ入りますが<講談社 書籍営業部>まで直接お問合せをお願いいたします。

★★


読み終わりましたら是非NetGalleyへレビューをご投稿ください!著者・担当編集ともに楽しみにお待ちしております。

※発売前作品のため、ネタバレや、読書メーターやブクログなどNetGalley以外の外部書評サイトやSNS等で発売前にレビューを投稿することはお控えください。
※発売後は適したメディアやお持ちのSNSにもレビューを投稿いただき、多くの方に本を拡げていただけますと嬉しく幸いです!

ご協力の...


出版情報

ISBN 9784065381793
本体価格 ¥2,000 (JPY)
ページ数 384

閲覧オプション

NetGalley Shelf App (PDF)
ダウンロード (PDF)

NetGalley会員レビュー

千年のコールドスリープを可能にした機械・テグミネ。その蓋が歴史の重みと共に開くとき、発見される仲間のミイラと顔の潰された遺体。
 事件発生までの紙幅は短く割かれており、序盤からミステリ好きとしての心をグッと掴まれた。
 千年に渡る眠りから覚めた直後の描写もわかりやすくまとめられているので、作中の世界観にスッと入っていくことができた。
 参加者のバックボーンもくどくない範囲で綴られているので、人物造詣も把握しやすい。
 こうしてミステリを読む上で必須の条件が手際よく固められると、いよいよ『百年以上前の謎』が深掘りされていくのだ。
 面白いのは、“時間のクローズド・サークル”によってどこまで彼らの常識が通用するか定かでないということだった(とりわけ顔を潰したことへのホワイダニットへの一考が見ものである)。
 そんなミステリの興趣もさることながら、荒廃した外の世界へ繰り出す際には、時間が魅せる自然の神秘とふと垣間見える怪しさがSF小説としての味わいも滲ませる。また、救援の見込めない共同生活を送りながら手を取り合って危難を乗り越えんとする様は冒険小説として捉えることもできる。
 いったい、千年後の世界で何が起きたのか?
 再び起きる事件が疑心暗鬼を煽ったり、彼らにとって思いもかけない邂逅があったりして、物語はいよいよSFミステリになっていくのだ。
 そうして不可解にもつれた糸がするりと解かれていき、あの、時の層に押し潰されそうになる真実──とりわけホワイダニット──が明らかになったとき、瞠目するしかなかった。
 人類は千年を経て、何を求めてあるいは培っていくのだろう。
 物語は終わるのではなく、始まっていくのだ。
 圧巻の特殊設定ミステリだ。

このレビューは参考になりましたか?

7人による千年の冷凍睡眠から覚めた時、1人が刺殺されていたクラン達。更に施設は無人で外は深い森林に。この千年に何が起きた?その間に誰が殺人を?
確かめるすべもない遥かな過去に向けて、犯人探しが始まった。それが未来に繋がるとも知らず。

-----------------

シモンを刺死した犯人探し「フーダニット」に対して、千年という時がクラン達にもたらすマイナス面。それは予想を超える大きなものだと、読みながらひしひしと感じた。

誰もいない施設、歴史の不明確さ、周囲の環境の変化、捜査法などないこと、などなど。
でも一番の問題は、「時間」という大きな壁。それがあるため「状況証拠を元にした推理」しかできず、それを確証する手立てがないし、犯人が死んでいたら自白さえさせられない。つまり、意図的に作られた構造的な欠陥から、ミステリとして完璧と言える解決は不可能だと言うこと。SF的要素だけではない、何という特殊設定ミステリ。
それでも犯人探しやサバイバルに挑んでいく彼らに敬意を表したい。その覚悟は、「真実が明らかになることで、(死者ではなく今生きている者の)魂が救われる」という、普通のミステリとは真逆のセリフからも感じられた。

そして、謎の幕間劇を挟んでストーリーが進む中、シモンが誰に殺されたかという謎と、千年後の世界が何故こうなったかの謎がリンクしてくることに目を見張った。

明らかになった犯人とその動機。でもそれが、シモンが生前行った許されざる行為のトラウマな動機を成就させ、千年後のこの世界を成立させた。この皮肉に唸ってしまった。シモンを殺した事が、彼の「究極の適応度をもつ遺伝子の持ち主」になる願望を叶えてしまうとは。

更に、犯人がシモンを殺したことは、他の人達を救うことにも繋がっていたとは。この真実が明らかになることで、「今生きている者の魂が救われた」のだ。

時間的なスケールなどの発想の大きさに圧倒されるだけでなく、この「フーダニット」の決着が千年後の世界の秘密を明らかにした。
まさに、この分野を専門とする著者だからこそ書くことができた、類を見ない特技設定ミステリと言えるだろう。

このレビューは参考になりましたか?

千年のコールドスリープという技術、さらにその千年後の世界が舞台とあり、SFの雰囲気があらすじからは感じられており、“フーダニット”の本格ミステリとは相性が悪いように思っていた。
しかし、分かりやすい設定と狭い範囲でのストーリー展開となっており、ノイズが少なく殺人事件に没頭できた。

また、主要登場人物が少なくその背景もあっさり気味にしか語られておらず、殺人事件への展開が早い。さらに、施設の外、新たな発見と、序盤から畳み掛ける展開で常に新鮮な気持ちで読み進められた。

コールドスリープ中の殺人、もう一人の死体、外の世界、など多様な事件が起こりますが、複雑になりすぎずかなり簡潔にまとめられておりとても完成度高く感じました。千年後の世界で行われる推理は不可能にも思える未知の体験でした。


本格ミステリだと長い説明があったり、展開に変わりがなかったりしますが、本作ではそれがなく本をあまり読まない方から本格好き、SF好きな方まで幅広くおすすめできると思います。

このレビューは参考になりましたか?

ジャンルはミステリーとされていたけど、SF小説として楽しんだ。
1000年のコールドスリープ。気の遠くなる話。だから本当に1000年経ったのかなという疑問も。でも今から1000年前のものも、手入れが良ければ残されているから、ない話では、ない。
途中、コロナ禍を経た今だから分かってしまうシーンもあった。そこは少し切なかったけど、
人類は良い意味でも悪い意味でも、しぶとい。
生き残ってしまったら、生きるしかない。

続きが気になって、読み進める手が止まらなかった。

このレビューは参考になりましたか?

物語も壮大だけど犯罪自体も壮大でとっても面白かったです。
細切れに与えられるヒントで推理を組み立てられるのも
ミステリー好きとしてはすごく楽しめました。
まぁ、推理は半分当たって半分ハズレたんですけどねー。
だけど、読みすすめるごとに「そうだよね、そうだよね」
って答え合わせができるところが読者を飽きさせない構成になっていたと思います。
ストーリーも始まりからは想像もつかない展開で
先が気になってしょうがなかったです。
ネタバレしたくないのでなかなか書きにくいのですが、
どの角度から見ても楽しめる小説だと思いました。

このレビューは参考になりましたか?

予想もできなかった真実に驚愕。でもよくよく考えると、あれもこれも伏線だったのか!すごっ!おもしろっ!と、驚きと喜びで脳内が大騒ぎです。
外部からの侵入を許さない場所でのコールドスリープ。千年後の世界で目覚めたら一人殺されていた…なんてはじまりから、続きが気になりすぎて、他のことが何も手に付かなくなるくらい集中してしまい、一気読み。
千年後の世界が舞台なので、全く先の読めない展開とずっと続く胸騒ぎが、もはや快感でした。
千年後のことを想像すると少し怖くもありますが、人間の強さ、しぶとさ、たくましさを感じて、これはいけるなと安心しました。
めちゃくちゃおもしろい作品でした!
ありがとうございました!

このレビューは参考になりましたか?

千年のコールドスリープから目覚めたクランたち。7人のうち1人のミイラ化した他殺死体がコールドスリープの装置から発見され、更に施設内の冷凍庫からは顔の潰された少年の遺体が発見される。様々な条件から密室での不可能な犯罪にも思えた事件が、終盤で解き明かされる時、見えるはずのものが見えていなかったことに気づかされ、してやられた感を味わいました。いくつものハードルを越えてその殺人を成し遂げたことに、犯人の被害者に対する憎しみの強さが現れているようでした。また、千年後の世界で手探りで状況を把握し、新たに社会を構築しようとする人間の逞しさを心強く思いました。

このレビューは参考になりましたか?

人類初のコールドスリープ実験に参加した7人は「テグミネ」という装置で千年の眠りについた。そして千年後眠りから覚めたら、テグミネのなかで仲間の他殺体を見つける。

千年後の世界なんて想像もつかないですが、コールドスリープにより千年後の世界に行くことができるのなら眠りについてみたいです。テグミネなら千年後に連れて行ってくれるかもという期待感と、千年後の世界で目覚めたい人の思いや、眠りから覚めたあとの人々の感情がリアルで物語にひきこまれました。
眠りについている間におきた殺人の犯人とは?そして冷凍庫のなかで見つかった人物はいったい誰なのか?壮大な時間軸のなかの特殊設定ミステリでとても面白かったです。
あの描写や、あの言葉が繋がっていくのか!と読みながら自分の中で消化していくときの快感で胸がいっぱいになりました。

このレビューは参考になりましたか?

コールドスリープで1000年後へ…
見事に技術は成功。しかし参加した7人の内、1人だけ目覚めることはなかった。
彼は背中にナイフが刺さったミイラになっていた。
外部からの接触もない1000年のなかで誰が彼を殺したのか?

冷凍保存で1000年後へたどるSFだけでも一作になるところ、完全密室ミステリーも入れ込み期待値が上がっていく。
6人の目を通して未来を目撃し
謎を解き明かした先にあるものは、人類への指標だった。
壮大なSFミステリーに絶賛の声を届けたい。素晴らしい作品でした。

このレビューは参考になりましたか?

『発明とは組み合わせである。音楽にせよ、映画にせよ、人間が生み出せる新しい概念は概ね出涸らしており、あとはそれを組み合わせるだけである』という話を聞いたことがあります。

自分が知っている組み合わせと合致するものがない場合に驚きとして発露するわけであり、少し前までのミステリーの物理トリックはまさにこの話そのもので、組み合わせすらかなり出尽くしており、これ以上読者に驚きを与えるのが難しいのではないか、と感じていました。

そんな中、日本の新本格派ミステリーと呼ばれる、ミステリー界のガラパゴス諸島のような存在群は、あの手この手で読者を驚かせようと色々な組み合わせを提供してきていると思います。本作もかなり新しい組み合わせを発明したと感じました。

あらすじを聞いた瞬間から面白そう!と興奮する設定を編み出した時点ですでに素晴らしいんですが、当初は戸惑いました。あたかも海外SF作品のようにカタカナだけの人物が次々と出てきて、登場人物一覧も掲載されてないのです。普段から海外作品を読み慣れてない初老の身だと、クで始まって3文字の人物が二人いるので、誰が誰だかみたいな状況に陥りましたが(今回の件で、普段自分は登場人物を名前というか漢字の並びのイメージとして判別してる気がしました)、その点は結局は慣れるので心配要らないと思いました。海外作品でたまにファーストネームやミドルネームやあだ名が混じって同じ人物だと判断するのすら難しい、みたいな事は全く無いですし。

ミステリーのフーダニットとしても面白かったんですが(顔を潰した理由が今までになかった点も特筆すべきところですね)、SF作品としても味わい深くて、この先どうなるんだろうというワクワク感がよかったです。

このレビューは参考になりましたか?

2時間ものの洋画を観ているような感覚になりました。タイトルからある程度、物語の大筋が見えてくる中で、ああでもないこうでもないと話が進んでいく道筋は現代に代表されるミステリーを踏襲しつつというのが自分の中ではとても新鮮でした。いつのまにかずっと読んでいて、気づいたらのめり込んでいたように思います。とても没入観がある作品で読み応えもありました。疾走感もありつつSFの世界観が続々と展開されていくのも一つのポイントかな。ミスマッチ要素とミスマッチ要素。かけたらとてもマッチしてたというような化学反応的な作品でした。

このレビューは参考になりましたか?

人類初のコールドスリープ実験に参加した男女7人。辿り着いた1000年後の世界には、殺害されて目覚めない仲間のミイラもあり―――永い人類の歴史と可能性を感じる狂気のSFミステリ。

意外な結末に向けて矛盾が起こる事がないよう練られた緻密な設定と、それを可能にする独創性が唯一無二。どの部分が一番のハイライトなのかと聞かれても答えられないくらい、How・Why・When・Who全部が盛り込まれた壮大な世界観が魅力の作品。

このレビューは参考になりましたか?

登場人物が多くその人物たちの紹介をされないまま英語圏の名前だけが羅列されていくのが非常に読みづらかった。
登場人物がいる空間の描写がないので現実味がない。
SFミステリーがおとぎ話じみてしまった。
主人公の視点も話し言葉で書かれるので、物語を軽く感じてしまった。重大な事件が起こっても共感しにくい。

このレビューは参考になりましたか?

ミステリであり、同時にSFでもあって、大変面白く読み進めることができました!
ミイラ化した仲間の死体と顔のつぶされた正体不明の死体。そして1000年後の外の世界……!
様々な要素がテンポよく次々と現れるのでグイグイ引き込まれました。

このレビューは参考になりましたか?

「何か社会全体の雰囲気賀よくない感じ」

妻を喪い自暴自棄となったクランは人類初の冷凍睡眠の実験に参加。
男女七名とともに千年眠り続ける。
千年の眠りの後、目覚めた彼らの目に飛び込んできたのは仲間の死体と顔のない少年の遺体。

誰が犯行に及んだのか。

生きる目的を求めるクランが見いだす答えとは。

このレビューは参考になりましたか?

千年後にコールドスリープした被験者7人のうち1人がナイフが刺さって干からびたミイラ状態で発見される。近年、数多く書かれた特殊設定ミステリの中でもひときわキャッチ―な設定にまず目を惹かれます。開幕10ページで生じた期待を最後まで裏切らずに走り抜けたアイデアに、クライマックスでは思わず驚嘆の声を上げました。ミイラ化や途中で起こる仲間の死、そして千年後の世界そのものの謎さえすべてが明らかになる展開が巧みで素晴らしかったです。そのとき現れた暗闇を前に主人公たちが、それでも、と光を見出し歩き始めるラストも素敵でした。千年という悠久の時間にふさわしい内容と読み応えでおもしろかったです。

このレビューは参考になりましたか?

挑戦的な特殊設定ミステリ。千年のコールドスリープという状況が緊迫感を生み、比較的アクションシーンが少ないにもかかわらず、中だるみすることなく読めた。
私は「叙述トリック」というワードが出てきたので「フーダニット」がわかってしまったのだが、他の細かい謎解きについては、なるほど~、と。
まあ、しかし、人間の情緒を鑑みると少々無理があるような気がするが、それでも、ミステリとしての面白さは上々、と思った。

このレビューは参考になりましたか?

タイトルに惹かれて読み始めました。千年後の未来という壮大な世界はどのように描かれるのかと想像を膨らませていましたが、どうにも様子がおかしい。千年もの途方もない時間が作り出す密室は謎が深すぎる。生物の色々な進化を見つけながらさらに仲間を失いながらも巡り合った未来人は全く想像とは真逆で‥ 1人の人間の狂気が導いた未来 人間の恐ろしさとそれでも立ち向かうしぶとさ 最後まで楽しめました

このレビューは参考になりましたか?