ウクライナ わたしのことも思いだして

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刊行日 2025/01/29 | 掲載終了日 2025/01/29

ハッシュタグ:#ウクライナわたしのことも思いだして #NetGalleyJP


内容紹介

今なお続く現実から、目を背けるな

2022年2月に始まった、ロシアによるウクライナ侵攻。ジョージ・バトラーは渦中のウクライナにおもむき、市井に生きる老若男女の声に耳を傾けた。体中に銃弾をあびた元兵士、息子を虐殺された母、砲声の中で遊ぶ幼い兄弟──。彼らはなぜ、勇気と決意を奮いおこせたのか? 現代の大きな悲劇についての証言を、フルカラーのスケッチとともにお届けする。

今なお続く現実から、目を背けるな

2022年2月に始まった、ロシアによるウクライナ侵攻。ジョージ・バトラーは渦中のウクライナにおもむき、市井に生きる老若男女の声に耳を傾けた。体中に銃弾をあびた元兵士、息子を虐殺された母、砲声の中で遊ぶ幼い兄弟──。彼らはなぜ、勇気と決意を奮いおこせたのか? 現代の大きな悲劇についての証言を、フルカラーのスケッチとともにお届けする。


おすすめコメント

「忘れてならないのは、人々が本書で語ったようなことは、今もまだ、ウクライナの前線や塹壕、病院やこわれた家屋の中で起きている、ということです。わたしは常にそのことを考えています。あの人たちは、今、どこにいるのでしょうか。」ジョージ・バトラー(あとがきより抜粋)

この本には、4歳から99歳まで、学生、医師、建築士、兵士など、さまざまな人々が登場します。彼らはそれぞれの人生を歩んできましたが、2022年2月に生活は一変しました。日本人にとって、ウクライナ侵攻は、遠い国の問題に感じるかもしれません。しかし、ウクライナで生きる人々は、今もまだ、祖国のためにそれぞれの形で戦い続けています。彼らは何を思い、どんな日々を過ごしているのか。バトラーが描いたスケッチとともに、ウクライナの人々の言葉をお届けします。全ての人に読んでいただきたい一冊。どうか、この現実から、目を背けないで。

称賛の声、続々!

ジョージ・バトラーは、人間の尊厳をかけた戦いの場におもむき、すばらしいイラストを描きつづけている。彼がとらえた人々や光景は、われわれの心に深く刻まれる。思いやりと共感に満ち、示唆に富んだ一冊。──スティーヴン・フライ(俳優・映画監者、イギリス)

ジョージ・バトラーは、現代の意識とした世界を記録する人々の最前列にいて、その作品は、デジタル社会において紙とインクがもつ力を如実に示している。──ジェレミー・ボウエン(ジャーナリスト・BBC国際編集長、イギリス)

他に類を見ない、生々しくあざやかな歴史の同時記録。心ゆさぶる美しさを備えたルポルタージュ。バトラーのおだやかなアプローチは、深い悲しみに加え、勇気と忍耐に満ちた物語を引きだす。──リーズ・ドゥーセット(ジャーナリスト・BBC主任特派員、カナダ)

イラスト・ルポルタージュの操作。──イアン・ヒズロップ(ジャーナリスト・テレビパーソナリティ、イギリス)

ジョージは真に傑出した人物だ。極限状態におかれた人々を描く、精緻で時に遊び心を感じさせるユニークなイラストの陰に、勇気と好奇心と共感があふれている。彼の作品を見るたびに、わたしはさまざまなことを考えさせられる。──ローリー・スチュワート(元外交官・作家、イギリス)

ジョージが描く、印象的で心に訴えかけてくる人物像は、狂気に満ちた戦時の混乱を複雑に反映している。とまどいや心の痛み、衝類や怒り、疲労感やさみしさといった感情がページから立ちのぼってくるが、そのあいまに見えてくるものがある。それは、ウクライナ国民の不屈の魂だ.....。今日、ウクライナが流す血が、明日、われわれみなが知ることになる世界を作っていく。──レイ・ミアーズ(アウトドアインストラクター、イギリス)

「忘れてならないのは、人々が本書で語ったようなことは、今もまだ、ウクライナの前線や塹壕、病院やこわれた家屋の中で起きている、ということです。わたしは常にそのことを考えています。あの人たちは、今、どこにいるのでしょうか。」ジョージ・バトラー(あとがきより抜粋)

この本には、4歳から99歳まで、学生、医師、建築士、兵士など、さまざまな人々が登場します。彼らはそれぞれの人生を歩んできましたが、2022年2...


出版情報

発行形態 ソフトカバー
ISBN 9784092906822
本体価格 ¥2,000 (JPY)
ページ数 240

閲覧オプション

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NetGalley会員レビュー

ロシアによる侵攻の真っ只中、4歳から99歳までの様々な立場のウクライナで生きる人々の証言を、スケッチとともに綴じた「真実」の物語。

「死」に直面したウクライナの人々の言葉を、自身に置き換えて考えようと試みても、どこか歴史上の出来事を見ている感覚が抜けず、リアルをリアルに処理できない自分がいた。この作品にふれて、何が変えられるのかと聞かれたら、正直、状況はまったく変えられないというのが事実。ただ、意識は変えられる。「真実」を知る、たったそれだけの事が世界中で起これば、途轍もないパワーが生まれ、少しずつよい流れが作れるのかもしれない。今はただ、知る事と広める事、自分にできる事を全うしたい。

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