ウプタン星の次期国王となったルックル王子が謎の失踪。急遽結成された14人の王子捜索隊が、タイムマシンを使って世界中で王子と追いかけっこ！？国も時代も自由自在に渡り歩くお茶目なウプタン星人たちのドタバタSF冒険物語。

大人も楽しめるミステリ要素ありのYA。ちょっと抜けてる不思議なアイテムと隊員が出てくる度に、今度はどんな事が起こるのだろう？とワクワクが止まらない。すべてにおいてチートすぎないところに親しみがわき、ファンタジーである事を忘れてしまうほどリアルに引き込まれた。
さり気なく張られた伏線に、永く広大な歴史も組み込まれ、この地球で生きていくという事を無意識の内に考えさせられていた。最後の国王の言葉が、この世界のすべてを物語っているようで、その素敵な終わり方にもうっとり。
各話短めで、ファンシーなイラストもあり、対象より少し小さめなお子さんにもオススメの一冊。

とても楽しく読みました
SFっぽくてキャラクターも魅力的でした
宇宙のとある星の王子様の逃亡と追いかける面々
すんでのところで逃げられるも最後には良い所で落ち着きます
一話ごとに謎かけのように展開していき王子の何故？が明るみになっていきます
皆さん良い人でそれが元で王子に逃げられています
電子書籍では字が小さくて読みづらいので紙で読むことをお勧めします
SF苦手な人でも楽しく読めると思います

タイトルと説明文だけだと、大人向けのミステリーかと思ったが、小学生向け相当でミステリーでも何でもなかった。
特に印象に残る所もなく。
もう少し簡略化して絵本とし、対象年齢を幼児向けにすると楽しめるように感じた。

ライトに読めました。王子には王子の事情があり、それを彼との会話の中から探し出していくミステリと、王子は誰に化けているのかを探すミステリ。まず、2つのミステリ要素がありました。
それにしても、これだけ迷惑をかけている（？）にも関わらず、誰一人王子のことを悪く言わない……王子の人柄と、彼らの国民性が見えていいです。