本文にもあるが『お金と幸せは比例することはない』とはいえ、お金がないと選択肢が減るので結果お金に振り回されることになってしまう。昔はお金の話なんてタブーみたいなものだったが（不景気な世の中だからこそ）お金に振り回されない為にも知識は必要である。２６歳なんてはるか昔に通り過ぎてしまったが、それでも勉強になる一冊だった。

父親が借金をつくっていなくなったのは著者が中2の頃。
母の実家がある田舎の離島に移り住むものの、そこで待っていたのは部活もできない貧乏といじめだった。
そんな彼が語るから「お金に左右されてしまう、我慢の多い人生」という言葉が重い。
それならば、お金があればいいのか。どれだけお金があれば幸せか。
・・・ということを
～お金のことを学ばなければいつまでも「今月も苦しい」が続く～
～１日500円で暮らした日々があるからいまがある～
～ かっこいい大人に出会おう～まわりの５人はあなたが選ぶ「スタメン」
なんだかこれからの自分に期待したくなる台詞で鼓舞する。
なかでも私がいちばん好きなのは
「思うようにいかないことがあっても、それは「そういう章だから仕方がない」と捉えて、その代わり第３章以降で楽しもうとおもえばいいのです」という発想。「歯をくいしばった第1章があるから、充実した第２章がある」今は税理士として活躍する彼の人生訓。
出会えてよかった読んでよかった。　
人生変えたければ自分が動くしかない。自分の人生いくらでも変えられる。
そうかんがえると後悔なんてひとつもない。

社会人１年目の過去の自分にプレゼントしたい本

現在、50才手前の会社員です。

この本、もっと早く読んでおきたかった。
本のタイトルは26才となっていますが、
大学を卒業して社会人となった１年目の過去の私に送りたい

・お金のことをしっかりと勉強せずに社会人になった過去の私
・給与明細の読み方もしらなかった過去の私
・ゼロから投資をするなら何から始めたらいいかを知らなかった過去の私
・生命保険は何がおススメかわかっていなかった過去の私

過去の私が知っていれば、お金面でよぶんな回り道を防げたなぁ。