こころをまもる絵本4 衝動行為 イライラが止まらないハリー
大江美佐里
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刊行日 2025/03/03 | 掲載終了日 2025/01/28
ハッシュタグ:#こころをまもる絵本4衝動行為イライラが止まらないハリー #NetGalleyJP
出版社からの備考・コメント
本書籍は刊行前のものです。内容・仕様等に変更がございます。ご了承ください。
出版情報
発行形態 | ハードカバー |
ISBN | 9784772615747 |
本体価格 | ¥2,200 (JPY) |
ページ数 | 36 |
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NetGalley会員レビュー
子ども視線から、様々な心の問題を扱う「こころをまもる絵本」シリーズ第4巻。子どもがひとりでも具体的にできる対処法や、困り具合を伝える時のポイントなど、類書にない配慮が素晴らしい。
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「わざとやっている」のではないことをきちんと押さえてある事。読者(子ども)に対して、自分はそうではなくても「気づくことは親切にしたり、差別をなくす第一歩」と書いてある事。これらから、子どもとそれに向かい合う大人に対して、本当に配慮の行き届いた親身な態度でこの本を作ってある事を実感した。
身体を休めるだけでは回復しないのが、人間関係からの「いらいら」。そうなると、自分でもなぜこんなことをしてしまうか、戸惑うことは大人にもある。子どもなら尚更だろう。
それによって起きる行動「きけんな行動」。それが止まらなくなってしまう「悪循環」。それを単なる「あるある」ではなく、相手が子どもであっても前頭葉と大脳辺境系との関係でしっかりと説明してあるのには驚いた。
そして対応編。子どもが1人でもできる方法から、大人などが関わる方法。その時の他者との関わり方、伝え方のポイントまで。
そして、「解決したら終わり」にせず、その先の自己肯定感の向上についてまで触れられいることに、素晴らしさを感じた。
人間関係が希薄になってきている現在、ここまで配慮をした本が作られることの必要性、意義の大きさを感じた。
「きけん」っていう言葉がキーワードで、少しぼんやりしている分、
自分がこうかもしれないと、自分に問いかける「もしかしたら私のこの時」、
などと回想しながら思えば、自分に投影しやすいかもしれません。
また、こういう傾向に至りやすい子供だと自分で読んでいても自己嫌悪になりやすいだろう。
誰か信用できる人が、一緒に語り掛けるように読んであげる使い方だと、
子どもの心に共感できれば、一緒に泣いてあげれるわかってあげられる本です。
心の内面を自分と誰かが話し合う。こうかもしれない、を、共感する超えていく。
そういうものが絵本で表現できる時代なのだなと思わされる本です。
絵本というより、イライラしたり人に当たったりしてしまう子どもに向けての実用書という感じでした。
イライラしたり怒ったりする行為を、自分を傷つける行為だと書いてあるのが、救いのように感じました。
最近、イライラしている大人も多いので、大人にも読んでもらいたい絵本でした。
大人もためになる本だと思いました。
短気は損気。
イライラをおさえ、上手に自分の気持ちを表現する力は、子どもの頃から身に着けておくにこしたことはありません。
イライラにた時どうしたらいいか、かみ砕いて記載されており、問題行動のある子どもに冷静さを身に着けさせるにもとてもいい内容だと思いました。
私はあまりすぐイライラする方では無いのですが、夫が割と簡単にイライラする方なので、なるほど、こういう気分転換の方法はいいなと思いました。とはいえ夫も自分のイライラはコントロールできていて、身体が冷えると頭も冷えるみたいで服を脱いでいますが(笑)私も夫がイライラモードの時は放置していますが今のところそれで特に喧嘩になったりはしたことはないです。が、こんなに簡単にイライラすることないのになとよく思います。イライラしにくくなる方法があるといいんですけれどね。
【ハリネズミのハリーいらいらのしくみ】
#大江美佐里
表紙がまだ決まっていない本です。
子ども向けのいらいらのしくみを知るための絵本でした。
余裕がない人がどうしたらいいかという5つの例をもとに説明された内容になっていました。
全然 わけがわからないことが起こるとパニック状態になることがあります。
1、イライラするとき
自分が思うように行かない。
無視されてる気がしてる。
相談する相手がいない相手に見捨てられたような気がする。
2、イライラが始まると
相手に強く言ってしまう。
やけ食いしてしまった。
大声で周りの人に怒鳴る。
相手を叩くなど危険な行為。
3 イライラの悪循環
4 イライラの仕組み
5 クールダウンする
静かな場所に行く。
数を数えてみる。
神に書き出してみる。
仲のいい人 や親と相談する。
6 専門家と話す
7 イライラと付き合う
#netgalleyjp
#ハリネズミのハリーいらいらのしくみ
#ハリネズミのハリー
#いらいらのしくみ
コロナ禍の影響もあるのか、自分の感情をコントロールできない児童が多くみられると感じていました。
その児童に対応している先生方もお困りになっていて「道徳的な絵本」というのをご所望です。
いらいらが落ち着いた時に聞かせたい本ですね。そして、本当はこの本は大人こそ必要なのかもしれません。
なるべく多くの人の手に渡りますように。
シリーズ4。ハリネズミのハリーの、突如起こってしまうイライラについて考察。
自分では治められないイライラに振り回されて、周りきつく当たってしまったり、怒りに乗っ取られたようにふるまってしまうハリー。
イライラした時にこんなことをやればいいよというヒントがあって、とても参考になります。
誰かに話すことで気持ちが落ち着くこともあるでしょうし、専門家に相談することで糸口が見つかることもあるでしょう。
どうしようもないイライラをきちんと言語化するのは子どもにはハードルが高いかもしれませんが、口にすることで少しでも客観化でき、自分の内面と向き合えると思います。