かぶきもん

ログインするとリクエスト可能か確認できます。 ログインまたは今すぐ登録
出版社がKindle閲覧可に設定した作品は、KindleまたはKindleアプリで作品を読むことができます。

1
KindleまたはKindleアプリで作品を閲覧するには、あなたのAmazonアカウントにkindle@netgalley.comを認証させてください。Kindleでの閲覧方法については、こちらをご覧ください。
2
Amazonアカウントに登録されているKindleのメールアドレスを、こちらにご入力ください。
刊行日 2025/01/22 | 掲載終了日 未設定

ハッシュタグ:#かぶきもん #NetGalleyJP


内容紹介

第102回オール讀物新人賞を受賞した現役大学生による初の作品集。幼い頃から歌舞伎や演劇に親しみ、どっぷり浸かってきた著者が全身全霊で書き上げたデビュー作にして会心の勝負作。

文政2(1819)年。江戸歌舞伎の二大スター三代目尾上菊五郎、七代目市川團十郎はそれぞれの芝居小屋で時期を同じくして「助六」を演じる。江戸芝居イチ「粋な男」という役どころの助六は、成田屋市川團十郎が代々演じてきた演目で、上演すれば必ず大入りになるお家芸。対して、”圧倒的劣勢”と見えた菊五郎の助六に人々はなぜか沸き立ち、團十郎の助六は途中で打ち止めになってしまうーー(「牡丹菊喧嘩助六」)。

 文政3年。助六で喧嘩別れしたままの團菊。「菅原伝授手習鑑」寺子屋の段で主役以上の見せ場を持つ松王丸を演じることになった團十郎は、なんとか菊五郎の助六をしのぐ工夫(その役者ならではの演じ方)をしたいと悩む(「ためつすがめつ」)。

 文政6年。共演こそ再開したが、いまだわだかまりの残る團菊を仲直りさせようと奔走するは、立作者の鶴屋南北。「浮世柄比翼稲妻」で二人を配役するが、鞘当の場面に差し掛かると、二人はなんと舞台上で真剣を抜いてしまう(「伊達競坊主鞘當」)。ーー他3編

第102回オール讀物新人賞を受賞した現役大学生による初の作品集。幼い頃から歌舞伎や演劇に親しみ、どっぷり浸かってきた著者が全身全霊で書き上げたデビュー作にして会心の勝負作。

文政2(1819)年。江戸歌舞伎の二大スター三代目尾上菊五郎、七代目市川團十郎はそれぞれの芝居小屋で時期を同じくして「助六」を演じる。江戸芝居イチ「粋な男」という役どころの助六は、成田屋市川團十郎が代々演じてきた演目で、上演すれ...


おすすめコメント

選考委員からも激賞の声が!

門井慶喜さん「小説の魅力のいっとう根源的なものがキラキラしいていました」

安部龍太郎さん「才能のきらめきと可能性を秘めている」

選考委員からも激賞の声が!

門井慶喜さん「小説の魅力のいっとう根源的なものがキラキラしいていました」

安部龍太郎さん「才能のきらめきと可能性を秘めている」


出版情報

発行形態 ソフトカバー
ISBN 9784163919355
本体価格 ¥1,700 (JPY)
ページ数 256

閲覧オプション

NetGalley Shelf App (PDF)
ダウンロード (PDF)