危機を乗り越える力
ホンダF1を世界一に導いた技術者のどん底からの挑戦
浅木泰昭
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刊行日 2024/03/26 | 掲載終了日 2025/01/31
ハッシュタグ:#危機を乗り越える力 #NetGalleyJP
内容紹介
F1最強パワーユニットと軽自動車「N-BOX」を生んだ
稀代のエンジニアによる唯一無二のリーダー論!
ホンダに30年ぶりのF1タイトルをもたらしたパワーユニット開発の陣頭指揮を執り、9年連続で軽自動車販売トップを独走するN-BOXの生みの親でもある元ホンダ技術者が、プロジェクト成功の真の舞台裏を明かす。
第2期F1時代の奮闘エピソード、ホンダ創業者・本田宗一郎さんとの思い出、初代オデッセイ、N-BOXの開発秘話、どん底からのF1プロジェクト立て直し、F1復帰に向けた「蜘蛛の糸作戦」の全貌、アストンマーティン・ホンダの勝算など。
芸能界随一のF1ファン、堂本光一氏とのスペシャル対談も収録!
●本書の目次
第1章 ホンダ入社と第2期F1
世界トップの現場で得た教訓と自信
第2章 V6エンジン開発と初代オデッセイ
閉ざされた出世の道と技術者人生最大の危機
第3章 N-BOXがヒットし続ける理由
コストではなくコストパフォーマンスの勝負
第4章 定年半年前に再びF1へ
ホンダの未来のために若手に何を残せるか
第5章 F1復帰への「蜘蛛の糸作戦」
リーダーに不可欠な成功のためのストーリーづくり
第6章 F1の未来とホンダの新たな挑戦
アストンマーティン・ホンダは勝てるのか
第7章 ホンダの存在価値と日本の危機
尖った才能を持った変わり者を組織の中でどう活かすか
<スペシャル対談 堂本光一×浅木泰昭>
なぜホンダはF1で再び世界一を獲れたのか?
●著者プロフィール
浅木泰昭(あさき・やすあき)
1958年生まれ、広島県出身。1981年、本田技術研究所に入社。第2期ホンダF1でエンジン開発を担当。その後、初代オデッセイ、アコードなどのエンジン開発に携わり、2008年から開発責任者として軽自動車のN-BOXを送り出す。N-BOXは、軽4輪車の新車販売台数で9年連続の首位獲得(2023年末時点)。2017年から第4期ホンダF1に復帰し、2021年までパワーユニット開発の陣頭指揮を執る。第4期活動の最終年となった2021年シーズン、ホンダは30年ぶりのタイトルを獲得する。2023年春、ホンダを定年退職。
おすすめコメント
好評3刷!!
最強パワーユニットの生みの親が初めて明かす、プロジェクト成功の舞台裏とこれから。
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販促プラン
★発行元は集英社インターナショナル、発売元は集英社です。
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・当選の発表はメール通知をもってかえさせていただきます。
出版情報
発行形態 | ソフトカバー |
ISBN | 9784797674453 |
本体価格 | ¥1,600 (JPY) |
ページ数 | 256 |
閲覧オプション
NetGalley会員レビュー
逆境からの成功を体現したエンジニア兼リーダー。ここ近年のホンダのF1の復活を観ていたので、その裏側である技術開発や苦労話を伺い知ることが出来る本書は貴重です。また30数年前のF1人気から近年の人気復活まで両方知っている読者は更に楽しめる1冊となっている。
本書は、ホンダに入社したちょっと変わった技術者のビジネスストーリーです。
車を作るには、こんな方々が携わっているんだ。と垣間見ることもできます。
読者層は、自動車が好きな人、自動車レースのF1が好きな人。そして本書のタイトル通り、逆境ではどのように対峙していけば良いかを知りたいビジネスマンの方におすすめです。
読みどころは、やはり成功体験よりも失敗体験を語っているところでです。
□ 結局、私の失敗は営業を含めた上層部の人間をうまく「騙す」ことができなかったことです。
自信がある仕事、プロジェクトでも、なかなか社内承認が頂けない場合もあります。
そういった時には、成功のストーリを作り上げ、周りを「騙す」ことも必要だ。と説いています。
逆に成功のストーリーを描くことさえできない時には、騙すことさえもままならない。のです。
リーダーとして仲間との仕事に対しても、多くのページを割いています。
□ 楽しくなければいいものは作れない
□ チームを立ち上げて、いろんなキャラクターの人が混ざり合い機能するようになるまでには時間がかかります。私は3年ぐらい必要だと思っています。
□ やっぱりリーダーがはっきり方向性を示してくれないと、部下はなかなか動けないものなんです
私は「そうだ!!」と膝を叩きたくなるような言葉が並んでします。
やはり、暗い環境では仕事にならないし、新しいことを始めたら定着すまで3年程度はかかります。そして、リーダーは正しい方向に導く決断を行わなければなりません。
作者はホンダで定年まで勤め上げた方です。その仕事も、いわゆる乗用車だけではなく、F1のプロジェクトにも関わってきています。しかし、いつもスポットライトが当たる場にいたのではなく、閑職の時期もありました。でも、復活をしています。そんなビジネスマンの人生をこの本で著しています。
誰もが会社で仕事を進めていると、凹む時期が訪れます。そんな時にどんな仲間とどんな思考回路で、気持ちで臨めば良いかを示してくれる本です。
おすすめです