親子で学ぶ どうしたらお金持ちになれるの?
人生という「リアルなゲーム」の攻略法
橘 玲
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刊行日 2024/11/25 | 掲載終了日 未設定
ハッシュタグ:#親子で学ぶどうしたらお金持ちになれるの #NetGalleyJP
内容紹介
私たちの社会は、「合理的に考える」人が
お金持ちになるようにできている。
人生を攻略せよ!
橘玲が教える、これからの時代の人生戦略。
幸せな人生を生きるには“合理性”が武器になる!
☑2割の努力で8割の相手には勝てるようになる
☑「トレードオフ」を理解して社会の仕組みを知る
☑「複利」を活かしてお金を増やす
☑仕事は成功確率を考えて選ぶべし
☑時間には値段がついている
☑仲間を集めて強力なチームをつくれば大きく稼げる
子どもに世の中の仕組みをどう教えたらいいのか、迷っているあなたへ。
読んだ子と読まない子で、将来は決定的に違ってくる。
小学校高学年(10歳以上)から取り組める、8つのゲームにチャレンジしてステージを上げていこう!
「お金の教育」に不安を感じる親こそ、この本をじっくりと読んだほうがいい。
──田内学(『きみのお金は誰のため』著者)
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【目次】
はじめに あんな大人になるんじゃないぞ
【この本を正しく使ってもらうために】
ステージ1 なにかを選べば、別のなにかをあきらめなければならない
☑トレードオフを理解する【レベル●】
ゲームにはルールがある/「奪う」と「あきらめる」/
「はたらく」と「借りる」/ズルをする/「交渉する」
【コラム】子どもに「お金はなぜ大事なの」と聞かれたら?
★コスパを学ぶ【レベル●】
★「ギブ」と「テイク」を学ぶ【レベル●●】
お金をギブしてもいいときと悪いとき
★「世界」の仕組みを学ぶ【レベル●●●】
「わたし」は世界の中心
☑「タイパ」を理解する【レベル●】
タイムパフォーマンス/親子の利害は対立する
★友だちの法則を学ぶ【レベル●●●】
「世界」の人数は150人/時間資源の配分問題
ステージ2 お金はどのように増えていくのか
☑複利を理解する【レベル●】
アリ君とキリギリス君の運命/複利は「人類最大の発明」
【コラム】子どもに「なぜ勉強しなくちゃいけないの?」と聞かれたら
【コラム】子どもから「AIがあるから勉強なんかしなくていい」といわれたら
ステージ3 楽しいことはすぐに慣れてしまう
☑限界(げんかい)効用(こうよう)の逓減(ていげん)を理解する【レベル●】
楽しさはすこしずつ減っていく/お金が増えると幸福になるのか
☑「努力の限界効用の逓減」の法則を理解する【レベル●●】
努力は報われるのか/ゼネラリスト戦略/スペシャリスト戦略
★ロングテールの仕事とベルカーブの仕事を学ぶ【レベル●●】
大谷翔平はロングテール/仕事を成功確率で考える/「夢を追う」ということ
ステージ4 人生で大事なことはすべてギャンブルが教えてくれる
☑確率的な出来事を理解する【レベル●●】
確率的な出来事と因果的な出来事/統計学のパワー/ゼロサムゲームの世界観
★ゲームのコストを学ぶ【レベル●●】
カジノは必ず得をする
【コラム】子どもに「なぜギャンブルをしちゃダメなの?」と聞かれたら
「ぜったい儲かる」ゲームはぜったい損する
【コラム】子どもに「なぜ約束を守らないといけないの?」と聞かれたら
【コラム】子どもに「なぜ親のいうことをきかないといけないの?」と聞かれたら
☑リスパの法則を理解する【レベル●●●】
勝ったときのことよりも、最悪のことが起きたときのことを考える/ハイリスクに挑戦する
ステージ5 時間には値段がある
☑金利というタイムマシンを理解する【レベル●●】
「いまのお金」と「未来のお金」/タイムマシンでゲーム機を手に入れる
タイムマシンの乗車賃を計算する/お金を貸すひと借りるひと
★「未来の自分」を大切にすることを学ぶ【レベル●●】
【コラム】子どもに「どうすれば成功できるの?」と聞かれたら
☑レバレッジを理解する【レベル●●●】
てこを使ってお金を増やす/よいこともヒドいことも倍になる
【コラム】子どもに「なぜ借金しちゃいけないの?」と聞かれたら
ステージ6 市場(しじょう)でお金を生み出すには
☑市場取引を理解する【レベル●】
キノコと魚の交換(こうかん)/世界をゆたかにするパワー
★ブローカーの役割を学ぶ【レベル●】
ブローカーの報酬(ほうしゅう)/市場はゆたかさを生み出す場所/もっとも大事なメッセージ
★「選択(せんたく)」と「自由」を学ぶ【レベル●●】
ボロ儲(もう)けするブローカー/自由とは選択できること/友だちを選択する
☑アイデアとネットワークの交換を学ぶ【レベル●●】
アイデアを公開する/友だちを紹介(しょうかい)する
ステージ7 はたらくってどういうこと?
☑仕事と報酬(ほうしゅう)の関係を理解する【レベル●】
【コラム】子どもに「なぜお手伝いをしなくちゃいけないの?」と聞かれたら
エントロピー増大の法則/よい習慣をつくる
★なぜお金を払(はら)ってくれるのかを学ぶ【レベル●】
「必要としていないし、楽しくもないこと」にお金を払ってくれるひとはいない/
「お金で釣(つ)って勉強させる」は効果がある?/勉強をゲーム化する
☑人的資本を理解する【レベル●●】
人的資本は3つある
【コラム】子どもに「なぜ大学にいかなくちゃいけないの?」と聞かれたら
小さな失敗では人生は変わらない
★分業で人的資本にレバレッジをかけることを学ぶ【レベル●●●】
分業とは人的資本にレバレッジをかけること/正しいシグナルを発する
☑絶対(ぜったい)優位(ゆうい)と比較(ひかく)優位(ゆうい)を学ぶ【レベル●●●】
人間関係を選択(せんたく)する
ステージ8 ハックする
☑ニッチ戦略を理解する【レベル●】
99%の習慣に従い、1%の習慣を疑え/自分だけのニッチを見つける
★ヒーローテストを学ぶ【レベル●】
クールなハッカーを目指せ/ヒーローがしないことはやらない
★SNS社会をどう生き延びるかを学ぶ【レベル●●】
説明責任とはなにか?/「よい評判を集めること」と「悪い評判を避(さ)けること」
特別ステージ 人生で役に立つ7つの法則
☑これを知っているだけで人生は楽しくなる【レベル∞】
1 100倍の法則
2「奇跡(きせき)は起きない」の法則
3「君は友だち5人の平均」の法則
4「わたしはわたし」の法則
5 トライ・アンド・エラーの法則
6「世界は理不尽(りふじん)である」の法則
7「恵まれてないほうが人生は面白い」の法則
あとがき
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【著者プロフィール】
橘 玲(たちばな・あきら):作家。1959年生まれ。早稲田大学卒業。2002年、国際金融小説『マネーロンダリング』でデビュー。同年、「新世紀の資本論」と評された『お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方』(幻冬舎)、が30万部を超えるベストセラーに。06年『永遠の旅行者』(幻冬舎)が第19回山本周五郎賞候補。『言ってはいけない 残酷すぎる真実』(新潮社新書)で2017新書大賞受賞。著書に『「読まなくてもいい本」の読書案内』(ちくま文庫)、『テクノ・リバタリアン--世界を変える唯一の思想』(文春新書)、『スピリチャルズ 「わたし」の謎』(幻冬舎文庫)、『DD(どっちもどっち)論――「解決できない問題」には理由がある』(集英社)等多数。
おすすめコメント
ベストセラー『言ってはいけない』著者が
ゲーム形式でやさしく教える、世の中の仕組み
「上位1%の富裕層が、世界の金融資産の43%を所有している」国際NGOオックスファムが2024年1月に発表している。日本も例外ではなく、上位10%の資産が57.8%でそのうち最上位1%は24.5%を占めている。もちろん、格差も貧困も少なくしていくに越したことはない。しかし、今現在子育て中の日本の親たちは、とにかく自分の子どもが「貧困層」に堕ちていくことは阻止したい、そしてできれば、お金に苦労しない成功者になってほしいというのが本音だろう。そのためには、子どもの頃から「経済合理的に考える」ことを教えなければいけない、と著者は主張する。現代の社会の仕組みはそうなっているのだから。
長年、「経済的自由を確保して、幸せになる」道を説いてきた著者が、満を持して世に送りだす「生きていくためにほんとうに必要な知識」。トレード・オフ、ギブとテイク、時間資源、複利、限界効用逓減の法則、リスク、金利、仕事・・・・8つのステップに分けて、知っておきたい知識を親と子どもでできるゲーム形式で、楽しく学べる本です。子どもだけでなく、大人も改めて自分の知識の整理ができて何をするべきかわかってくるはず。イラストも多数収録! お金についてのリテラシーを一から学び、自分の人生を豊かにする、幅広い層に読まれるだろう一冊にぜひご注目ください。
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出版情報
発行形態 | ソフトカバー |
ISBN | 9784480816955 |
本体価格 | ¥1,600 (JPY) |
ページ数 | 192 |
閲覧オプション
NetGalley会員レビュー
まさに、こういう本を待っていたという感じです。
タイトルからは、まるで流行りの自己啓発本や金融教育、投資教育の本に思えるかもしれませんが、さにあらず。
社会、生きること、働くことを「てつがく」するような内容。親子で手に取り、対話する材料にもぴったりです。
最後の3行にメッセージが凝縮されていますね。
歯磨き、しなくちゃだめ?
なんのために、宿題するの?
誰も見てないんだから、ズルしたっていいじゃん
ウソ?みんな言ってるし
でも 撲、失敗ばかりしている
だって あの子と私は違う
私は持っていないものが多すぎる
どうせ 努力なんかしたって無駄なんだよ
そういう貴方に教えてあげよう
お金持ちになれる人生を
難しいことは言わない
「ワンチャン」「タイパ」
「大谷祥平」「ヒーローの定義」
「筋トレ」「ギャンブル」
そんな言葉で話をしよう
ゲームもときどきはやっちゃおう
回り道したくないな
魅力的になりたい
楽な人生に憧れる
でもどうやって?
昨日と同じ今日、今日と同じ明日。。。
時間ってものに辟易した感情を抱いているなら
本を読むという時間の選択が
「変わる」
はじめの一歩になるかもしれない
ここだけの話をひとつだけ教えてあげよう
「夜ご飯の後片付けができると
女子にもてるらしい」よ
【どうしたらお金持ちになれるの?】
#橘玲 #佐々木一澄
橘さんといえば#言ってはいけない の本で有名である。
なかなか面白いタイトルをつける著者で今回はお金について親子が読める本ということで
こんな感じで、普通な本も出すんだと感じました笑
なかなかの変わった切り口であった。
しかしその中でもお金についての大事な要素がたくさん散りばめられていて今のお金と将来のお金での価値の違い いやお金に対するレバレッジのことなど いろんなことが学べる本でした。
○AIがあるからこそ 格差が広がる
○子どもに #YouTuber になりたいと言われたら圧倒的な努力をしてそれでも成功ならやってもいいよ」って言ってあげるといい。
○時間には値段がついている。
#NETGALLEYJP
中学生ぐらいの子どもが読んでも理解できると思いますが、家族が先に読んで「ねぇ、これどう?」と話をしても良いと思います。
様々な法則の中で自分がこれぞというのを見つけてノートに書くのがおススメです。
橘さんの本は初めて読みましたが、項目を整理して記載するのではなく、ストーリーのような構成になっているのも魅力的ですね。
"世の中とはどう成り立っているのか?"
この大きな課題をちょっとしたゲーム感覚で読めて楽しかったです。もう結構な大人なのに知らない事がいくつかあり、とても勉強になりました。
橘さんの言語化力や例えがすばらしく、これは学校で教えるべきだなぁと日本の教育についても考えながら読んでました。「親子で学ぶ」とタイトルにはなってますが、ビジネスマン・学生にぜひ読んでほしいです。
・自分に起きたことは100倍強く感じる
・相手に起きたことは100倍弱く感じる
まさにその通りで耳が痛かったです…
「本書をひと言でまとめるなら、にんげんは合理的ではないからこそ、合理性が大きな武器になる」
「わかりあえない」が人間関係の基本
ほとんどのことは、教えられたとおりに(他人と同じように)やるのが、いちばんコストが安くなる
「未来の自分を大切にしたほうが、人生はうまくいく」
など、題名が親子となっているが大人のわたしでも思わずマーカーを引きたくなるような金言がたくさんあり、多くの人に届いてほしい一冊だとおもった。
著者の作品を読むのはデビュー作の『マネーロンダリング』以来でしたが、最近はこうした作品を世に出し著名な文化人としてマスコミなどでもよく見かけるのかと改めて納得させられました。本書は親子で統計学的に蓄財や投資の仕組みを学ぶ作品ですが、大人でも「わかってるようでわかっていない」ことがたくさんあり、なるほどと思わず唸ることもしばしば…子どものエントロピーを増大させる習慣などは自分の子育てを顧みて思わず反省!子育て世代のお父さん、お母さんには超お薦めです。
本書はタイトル通りに「お金持ちになる」ための本です。
しかし、実際の内容は、「博打」的なことを言っているのではなく、
自然の摂理の中から、人生の中で幸せになるための事が書かれているように思います。
読者層は、タイトル通りに「親」「子」の印象が強いです。
特に「子供から、こんなことを言われたら、こう答えましょう。」
とのやり取りが、各章ごとに書かれています。
とはいっても、若年層、ベテラン層の方々が読まれても、すんなりと読める体裁です。
内容は、ある意味当たり前の事が書かれているように思います。
ただ、「詐欺」にあう方がいるように、人の感情的な部分やちょっとした、自分を特別な人と思ってしまうこと。
そういった勘違いを起こさせないように、原理原則が掛かれています。
「はじめに」には、
□ 1+1=2だという未来を考えることができるだけで、経済的不合理なライバルに大きな差をつけられます。
と言っています。
人は、時には1+1=5位に希望を持ってしまう事があります。
そんなことは無いとの戒めの言葉です。
「ステージ5 時間には値段がある」では、
□ 金利が低い=時間の値段が安い
□ 金利が高い=時間の値段が高い
□ 未来の自分を大切にしたほうが、人生はうまくいく。
少しだけ、先を見る目を養いながら、日々を暮らしていくことが、幸福への近道です。
作者は、小説、エッセイなど「社会を見る目」をもって著しているベストセラー作家です。
私もすべてではありませんが、10冊以上読んでいる読者です。
さいごに、
やはり、最後は人との関係に結するようです。
□ 「アイデア(知識)」と「ネットワーク(人脈)」です。
その結果、
□ きみがお金持ちになるには、ウインーウインのゲームをしなければなりません
そして、
□ アイデアやネットワークを交換していくと、これまで知らなかったいろんな知識が手に入り、新しい知り合いがどんどん増えていきます
といったスパイラルを回していくと、お金持ちに、幸せになると説いています。
子供が読んでもわかるような体裁です。
でも、日々周りにせかされている大人が読むことによって、
「これでいいんだっけ?」と
思わせてくれる本です。
橘さん自身、読者は大人だけと思っていたのだそうです。でも、「親子で読んでいます」とか、「橘さんのファンです」というお子さんに出会ったりしたことがあって、子供向けの本を書いてみることにしたのだそうです。ですからこの本は、世の中の仕組みについて、とても分かりやすく書かれています。ある意味、大人だってここから始めた方がいいんじゃないかと思う点がたくさんありました。
『99%の習慣に従い、1%の習慣を疑え。
みんなと同じした方がうまくいくからこそ、みんなとちがうことをすると有利になることがあるのです。』
『恵まれていない方が人生は面白い』
こんなに便利な世の中だからこそ、便利じゃない方を選ぶという選択もアリなんだろうなぁ。
いやいや、すっごく勉強になりました。