アーティストの邸宅

芸術家30人のインスピレーションを生む家

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刊行日 2024/11/15 | 掲載終了日 2025/01/29

ハッシュタグ:#アーティストの邸宅 #NetGalleyJP


内容紹介

パブロ・ピカソやウィリアム・モリス、クロード・モネ……。世界的な芸術家、総勢30名の創作活動を「住まい」という視点から紹介。彼らのプライベートな空間が、創作活動にいかに影響を与えたかを豊富な写真とともに探ります。

パブロ・ピカソやウィリアム・モリス、クロード・モネ……。世界的な芸術家、総勢30名の創作活動を「住まい」という視点から紹介。彼らのプライベートな空間が、創作活動にいかに影響を与えたかを豊富な写真とともに探ります。


出版情報

発行形態 ソフトカバー
ISBN 9784756259004
本体価格 ¥3,300 (JPY)
ページ数 240

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NetGalley会員レビュー

私はアートや建築については門外漢なのですが、そのアーティスト心理や一貫性、
などを写真や文章を通してなんとか、自分というものと比べて理解したいと常々思います。

まず、どういう背景の人がどういう時代に作った建物であるか、
人間性を想像し、読み手(私)の親しみを得たところで、象徴的な写真を見る。
おそらく統一されている世界観と作られたこだわりの時間を想像し、
時代性を加味しながら、どんな映画の一場面だとかどの時間帯でここで何をしたいとかを探る。

やはりアーティストの才覚は天才性であるが、欧州的アメリカ的であっても、
心に響く象徴的な写真の強力さが、私だけが主演するその映画の撮影を想像させるインスピレーションを、
この凡才である私にまで夢の世界、こんなところでこういうシーンが見たいとか、
感じさせてくれる手元に置いて想像したくなる本だなと思います。

だから作家さんは画集とか写真集とか手元に置きたいということが改めて私に知らしめた本でした。
つとに、私でも名前を見聞きしたことのある芸術家の邸宅と生活を垣間見えるこの本は、
芸術家の評価される由縁もみせてくれているのかな。とも思いました。

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目次に並んだ芸術家の名前を見ただけでもテンションが上がります。
その芸術家たちを「住まい」という視点から紹介されています。
58ページのウィリアム・モリスまでのページが公開されています。
一番初めがターナーで、もうそれだけで嬉しくてじっくり読みました。ターナーが多くの芸術家に影響を与えたことや、どのような「住まい」を作ったのかということが書かれています。ターナーが住居にアトリエを組み込まなかったというのも初めて知りました。日差しが降り注ぐ部屋でどんな暮らしをしていたのだろうと想像が膨らみます。

美術展の企画展などでたまに芸術家のアトリエが再現されていることがありますが、「住まい」としてアトリエ以外の場所が見られるのがとても嬉しいです。写真も美しくギュスターヴ・モローの家の階段の美しさに見惚れてしまいました。
他の芸術家たちの「住まい」も見てみたいので、書店で探してみたいと思います。

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芸術家は風変わりと思いがちですが、住んでいるお部屋は意外と普通で面白かった。
ひとつ言えるのは、普通だけれどすごく調和が取れているということ。
セザンヌのアトリエに絵の具の着いたコートが掛けられていて、
セザンヌは画家という仕事をとても誇らしく思っていてその素晴らしさを皆にも知って欲しかったのだなと思った。
好きな芸術家をさらに深く知るための資料としても読み応えがあると思います。

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著名なアーティストについては彼らの作品と生涯に関する知識は一応あったものの、日々暮らしていた住まいを見ることは希であった。本書によってアーティストたちの日常について時空を超えて垣間見た気がした。本書は彼らの暮らしぶりから、素晴らしい芸術性との関連性を知ることができる貴重な書物であり、アーティストたちの感性の源泉を知る手がかりにもなるだろう。

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多くの芸術家にとって、くつろぎの場である家。世界的芸術家30名、アーティストの邸宅集。天井まで行き届いた模様、壁一面の絵画がアトリエを埋め尽くす。永遠のようなアール・ヌーヴォー様式の螺旋階段、その湾曲がエレガントな雰囲気を醸し出す。役に立たないもの、美しいと思わないものを、家の中に置いてはならないと、ウィリアム・モリスはいう。庭は外界からの避難所だった。庭が朝日を浴びて満開したような輝く色づかいの内装、この世を映し出す池の水面、モネは恍惚の中にいた。人の手が生み出した作品がこの世にもたらすものは何だろう。

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