深愛 煌華宮の檻 上
菊川あすか
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刊行日 2024/11/06 | 掲載終了日 2024/11/24
文芸小説 | ミステリー/サスペンス | SF/ファンタジー
ハッシュタグ:#深愛煌華宮の檻上 #NetGalleyJP
内容紹介
岑国には皇子のための後宮――煌華宮があり、通称”華園”と呼ばれている。4年前、春璃のたった一人の家族である姐の朱夏は、国から宮女に選ばれ、妹のためにと後宮入りを決めた。だが一年後、春璃は姐の訃報を受け取る。その死を信じられぬまま17歳になった春璃の元へ、自分もまた宮女に選ばれたという書簡が届く。姐が生きていると信じて華園へ向かう春璃だが、そこは身分によって衣が色分けされた官女たちの世界で、嫉妬や権力争いが渦巻く”檻”だった……。春璃は華園の最高位、黒女・玉瑛が姐の真相を知っているのではと疑いを抱き……?
装画:syo5
■著者プロフィール
菊川あすか(きくかわ・あすか)
東京都在住。2017年、『君が涙を忘れる日まで。』(スターツ出版)でデビュー。他に『この声が、君に届くなら』(集英社)、「大奥の御幽筆」シリーズ(マイクロマガジン社)などがある。
おすすめコメント
【編集者のオススメコメント】
実は私はこの作品と10年以上前に出会っており、当時からとても面白く、いつか書籍化を!とずっと願っていた作品でした。今回ご縁があり、ついに書籍化させていただく運びとなりましたが、実は当初架空の日本を舞台にした和風ファンタジーだったのを、書籍版では中華風ファンタジーに全面改稿しております。階級によって身分が色分けされた宮女たちがいる後宮の設定、そしてサスペンスや大いなる愛というテーマはそのままに、2024年版に生まれ変わり、さらに背景が描き込まれ面白さがパワーアップした、中華版大奥とも言うべき、陰謀と策略、愛憎渦巻く
煌華宮の物語。
ひとたび読みだしたらページをめくる手が止まらないこの華園の世界をぜひ体感してください。
出版情報
発行形態 | 文庫・新書 |
ISBN | 9784591183847 |
本体価格 | ¥740 (JPY) |