誰かがこの町で
佐野広実
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刊行日 2024/11/15 | 掲載終了日 2024/11/14
ハッシュタグ:#誰かがこの町で #NetGalleyJP
内容紹介
// 2024年12月8日(日)スタート WOWOW 連続ドラマW 原作 //
瀟洒な住宅街で何が起きているのか?
江戸川乱歩賞作家が放つ
衝撃の「同調圧力」ミステリー!
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この町の秘密が恐ろしい。
法律事務所の調査員、真崎雄一(まさきゆういち)は、養護施設で育った望月麻希(もちづきまき)の失踪した家族を探す仕事を引き受ける。だが、彼らが住んでいた町に足を踏み入れると、あからさまな妨害や監視が行われ、やがて浮かび上がった21年前の殺人事件が、新たな悪意を呼び覚ます。
この町の恐るべき秘密とは。衝撃の同調圧力ミステリー!
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著者/佐野広実(さの・ひろみ)
1961年、神奈川県生まれ。1999年、第6回松本清張賞を「島村匠」名義で受賞。2020年、『わたしが消える』で第66回江戸川乱歩賞を受賞。他の著書に『シャドウワーク』がある。
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おすすめコメント
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2024年12月8日(日)スタート ドラマ原作!
連続ドラマW 誰かがこの町で
出演:江口洋介、蒔田彩珠 ほか
WOWOWにて毎週日曜午後10時放送・配信(全4話)
※第1話無料放送
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2024年12月8日(日)スタート ドラマ原作!
連続ドラマW 誰かがこの町で
出演:江口洋介、蒔田彩珠 ほか
WOWOWにて毎週日曜午後10時放送・配信(全4話)
※第1話無料放送
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出版情報
ISBN | 9784065376195 |
本体価格 | ¥870 (JPY) |
ページ数 | 384 |
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NetGalley会員レビュー
ものすごく不快ながらも、ものすごく面白くて一気読みしました。こんな町ある?!って思うほどの同調圧力、でも程度の差はあれど登場人物みんなが同じような「空気を読む」ことによってそれぞれ罪を負っている…それが読者のこちらも同じではないか?と語りかけてくるようでぞくっとしました。自分を省みる機会にも。。
ラストも彼女は救われないなと思いつつも、私としてはすっきりできてよかったです。
過去と現在で進んでいくストーリーに夢中になりました。
町が抱える過去がわかったときには不快感と恐怖から鳥肌でした。
自分たちは正しいことをしている。間違っていないという同調圧力や、この人は正しいと思いこむさまは一種の宗教のようで怖かったです。
良子さんの正義感がなかったことにされなくてよかった。
背筋が寒くなるゾワゾワ感とテンポがよくて面白かったです。
この街で一体何が起きているのか?
ワクワクしながら読み進める。
法律事務所の調査員と自らのルーツを探る女性。
学友の弁護士に託された想いとは!?
なぜ1人だけ家族と離れてしまったのか!?
深まる謎に衝撃的なラスト。
結末まで一気読み!
何が1番怖いかを教えてくれた作品でした。怖いのは幽霊?妖怪?…違います。1番怖いのは人間です。
それも1人ではなく集団での人間は時として鋭利な刃物よりも鋭く怖い存在になりえます。
それがこの作品で感じることができました。
作品のような出来事になることはなくても、似たような事は身近にあるのではないでしょうか?正当な事を言っている1人がいるが周りの全員は皆同じ意見の為、正当な事を言っている人が「変な人」と思われ排除していこうとするなど…。
作品を読みながら考えさせてもらえました。グロさや、ホラー感はないので苦手な方でも読めると思います。人間のダークな部分を見せつけられる作品です。
SNSの同調圧力をリアルでも発生したような内容でした。
過去の話と現在の話がリンクして面白かった。
近藤の立ち位置がかっこよぎる!!
ページ数がかなり多いと感じたけど文字が大きくて文書の書き方も読みやすくでよかった。
12/8からWOWOWで連ドラ放送決定。間違った正義に支配された町で起きた「一家失踪事件」の調査が、この町に隠された根深い闇へと連鎖していく。抗えない同調圧力にひたすら慄える、オカルトミステリの文庫化。
同調圧力に屈した過去を引きずる真崎が調査をする、という所に面白みがある。真崎に限らず、誰しもがこの社会の歯車でいる為には多少の忖度は必要で、その経験があるからこそ作品の恐ろしさが身に沁みる。狂って狂って狂いまくっているが、それが「悪意からではない」という時が一番厄介。謎の団結力が生まれるまでの見事なプロセスに嫌悪を抱きながらも、自分ならどうしただろう、と考えさせられた。
意味がわからない、でもニュースを見てるとそういう理解不能な事件って意外と多く、人間の本質が炙り出されたような妙なリアリティに、最悪の後味と最高の満足感を味わえる作品。
集団で洗脳されている。
同調しないといけない生活を読んでいた時、息苦しさを感じました。
ルールは必要だが時として行きすぎる
自分は皆と同じである証として間違った正義を叫んでいる姿は愚かに感じました。
狭い街の中で集団でこられると太刀打ちできない
罪を街全体で隠す、気がつけば住民全員罪人に...
とどまるか逃げるか
良子さんの苦しみが悲しすぎた。
ネットギャラリーで初めて読んだ本がこちらでした。
先が気になストーリーラインかつ読みやすい文体で、一気に読めました!
ジャンルとしてはミステリーだと思いますが、全体的なテーマとして「正論と行動」、「正義と自己保身」、「集団と個人」などの間の葛藤がテーマとして描かれた物語のように感じました。
複数の登場人物の間に、似たような葛藤があることが徐々に描かれていきますが、読んでいくと自分も含めて多くの人にも当てはまるのでは?と考えさせられました。
エンタメとしての読み切るだけでなく、内省を促す物語はオススメです。
あっという間に読み終えました。そんな人がいるのかと思う不思議な感覚と村八分になるかもしれない場合に置かれた時の精神状態崩壊時にそうなるかもなと思う46歳おばさんです。群れから外れる怖さは人間の本能なのかもな。自由に生きればいいじゃん。アメリカ育ちの17歳娘は言うがそんな彼女も巷で流行りの水筒を持って通学していく後ろ姿を同じ穴のむじなだよと囁いた母でした。