みんなで守る子ども性被害
小児科医「ふらいと先生」が教える
今西洋介
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刊行日 2024/12/05 | 掲載終了日 2024/12/31
ハッシュタグ:#みんなで守る子ども性被害 #NetGalleyJP
内容紹介
1日に1000人以上の子どもが性被害に遭っている――。
ジャニーズ性加害問題や、大手塾講師の女子児童盗撮事件などが世間を大きく騒がせ、ますます関心が高まる子どもへの性暴力。
子どもの性被害はめずらしい?
加害者は「知らないオジさん」?
男の子は女の子より安全?
それは全部、危険な思い込みです。
Xフォロワー14万人の医療・育児インフルエンサー「ふらいと先生」が、確かなエビデンスにもとづき、小児性被害の実態から保護者や先生など大人たちができる予防法までをやさしく教えます。
●若者の4人に1人が小児性被害の経験あり
●男性100人のうち1人が小児性愛障害の可能性
●未治療の性犯罪者1人が380人の被害者を生む
●性被害を受けた子は生活習慣病・肥満になりやすい
●子どもが持つスマホと「デジタル性暴力」の関係性
●「日本版DBS」だけでは子どもへの性被害は防げない
【著者略歴】
新生児科医・小児科医、医学博士(公衆衛生学)、小児医療ジャーナリスト、一般社団法人チャイルドリテラシー協会代表理事。1981年、石川県金沢市生まれ。国内複数のNICUで診療を行う傍ら、子どもの疫学に関する研究を行っている。また、「ふらいと先生」の名でSNSを駆使し、小児医療・福祉に関する課題を社会問題として提起。エビデンスにもどづく育児のニュースレターを配信している。
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03-5211-2632
出版情報
発行形態 | ソフトカバー |
ISBN | 9784797674569 |
本体価格 | ¥1,900 (JPY) |
ページ数 | 280 |
閲覧オプション
NetGalley会員レビュー
【みんなで守る子ども性被害】
#今西洋介 #集英社
子どもの性被害。今、アメリカではディディやエプスタインなど非常に話題になっており、日本でもジャニー氏の性加害問題が話題になっています。
世の中のタブーと言われていた、小児性愛者問題、その闇が暴かれ出しました。
子どもの性が好きなペドフィリアなんかは本当に気持ち悪くて、
自分の子どもが狙われたらと思うとぞっとします。
本書は小児性被害は身近にあるもので、性被害にあった人の支援やケア、撲滅について語られていました。
一人でも多くの人が子どもの性被害があることを知り、どのような対策をすればいいのかを知ることが大事だと感じました。
#ペドフィリア
#pedophilia
#小児性愛 #精神疾患
#みんなで守るこどもの性被害
#性被害
#ジャニーズ
この本を読み、被害者は沢山いるけどそれが公になっていないだけというのにすごく頷きました。
というのも私も性被害を受けたことが何度もあるから。
それこそ小学校1年から2年の時にかけて同じクラスの男の子に毎日休み時間のたびに追いかけられてスカートを捲られていたり。それですごく嫌だから逃げていたり先生も小学校低学年のうちは教室にずっといることが多かったので助けを求めるも、ニコニコするだけで何もしてくれませんでした。私は泣くことこそなかったもののすごく学校に通うのも嫌になったし、数ヶ月経っても終わらないので学校にスカートを履いていくのをやめました。やめたところでめくられないものの、お尻を触ってくるようになり、結局終わらず。帰りの会でいつもいいことをしていた人やいけないことをしていた人を発表する場があったのですが毎日のように「◯◯くんが◯◯(私)のスカートをめくっていました」とか発表されてそれも二次被害だと思ったし、担任の男先生はもうー◯◯さんに嫌われちゃうぞーなんてふざけたように答えているだけで何もしてくれませんでした。その頃に私は声をあげても大人は取り合わない、自分が対策するしかないと思うようになりました。
その後も何度も触られる方の痴漢にもあったし、見せる方の痴漢にもあいましたが、大体の場面で声は出ないようになりました。怖くて声も出ないというのもありますが、自分が悪い、迂闊だったんだと思うようになりました。特に私は小学校の時にそのような被害に遭うことが多かったので。本屋さんで立ち読みをしていたら通りすがりに股を触られたり胸を掴まれたり、公園で友達と遊んでいたらおじさんが来ていいものを見せてあげると急にズボンを下げて来たり。ある程度大きくなってからだったら声を出さないとと思ったでしょうが、子供だった私は親にも何も言えませんでした。大学生になってからの被害に関しては警察に届けられるようになりましたが、触られるだけとか見せられるだけとか、警察にとって「実害がない」と思われることに関しては結局言っても無駄だと感じたことがしょっちゅうでしたが。
今はこのような本が出たり、あとはスマホやSNSによって被害が多様になったこともあり声を上げようという感じになったなと思います。それこそ昔はスルーされていた「ちょっとした」性被害に関しても厳罰を与えてもらえるといいと思います。そして私たち大人は子供を守るためにきちんとそういった被害に対して反応するべきだと思います。子供のやることだから仕方ない、ちょっと触られただけだったらもう自分がそうならないように気をつけなさいとかではなく、きちんと事案として取り扱って欲しいと思うし厳しく取り締まるべきだと思います。
子どもは守られるべきである。
その大前提が守られない社会って何なんだろうと思ってしまう。
私自身も守られなかったし、いま守る側にまわれている自信もない。
(ある程度混雑した電車とかで通学していて痴漢にあったことがない女子学生、いるのでしょうか?)
もちろん、この本で語られているのはもっと重たい被害も多いけれど、
割れ窓理論ではないけれど、痴漢が痴漢程度として許されている社会は子どもを守る社会ではない。
読んでいて、だよね、と思うところと、そこまでか、と思うところがありましたが、
「みんな」が本当に「みんな」にならない限り子どもの安心はないと思うので、
とくに自分には関係ないと思っている「おじさん」たちに読ませるような何かがあればいいのにと思います。
誰かの上に立つ役職に就く前の課題図書とかになれば少し世の中変わりますかね。