ぼくたちは宇宙のなかで

≪本文一部抜粋版≫

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刊行日 2024/11/01 | 掲載終了日 未設定

ハッシュタグ:#ぼくたちは宇宙のなかで #NetGalleyJP


内容紹介

 フランクは10歳、弟のマックスは5歳。マックスは、気に入らないことがあると、わめいてあばれて溶けてしまう。ママはどんなときでも二人を抱きしめて「私の宇宙で、銀河で、世界のすべて」と言ってくれるけれど、ママの時間を独占しているマックスを、フランクはときどき憎いと思ってしまう……。自閉スペクトラム症の弟と家族のありさまを、少年の視点で描きだす感動作です。カーネギー賞受賞の『わたしの名前はオクトーバー』と同じく、会話文にかぎかっこを使用せず、語り手の心のままに自在に文字が大きくなったり小さくなったりする独特の文体で書かれています。大学院で自閉症スペクトラムの子どもに関わる研究をし、障がいのあるアーティストを支援する団体の代表でもある作者が、思いを込めて書きあげた作品です。


 フランクは10歳、弟のマックスは5歳。マックスは、気に入らないことがあると、わめいてあばれて溶けてしまう。ママはどんなときでも二人を抱きしめて「私の宇宙で、銀河で、世界のすべて」と言ってくれるけれど、ママの時間を独占しているマックスを、フランクはときどき憎いと思ってしまう……。自閉スペクトラム症の弟と家族のありさまを、少年の視点で描きだす感動作です。カーネギー賞受賞の『わたしの名前はオクトーバー...


おすすめコメント

カーネギー賞受賞作家のデビュー作。傷つけあい、ぶつかりあいながら、「家族という宇宙」を生きる子どもたち――とんでもない悲劇にみまわれたあと、手さぐりでわかりあおうとする兄弟の姿に、胸が熱くなります。「もしも愛する人たちが住んでいなかったら、宇宙はそれほど意味のあるところではない」というホーキング博士の言葉でしめくくられ、しみじみとした余韻を残します。

カーネギー賞受賞作家のデビュー作。傷つけあい、ぶつかりあいながら、「家族という宇宙」を生きる子どもたち――とんでもない悲劇にみまわれたあと、手さぐりでわかりあおうとする兄弟の姿に、胸が熱くなります。「もしも愛する人たちが住んでいなかったら、宇宙はそれほど意味のあるところではない」というホーキング博士の言葉でしめくくられ、しみじみとした余韻を残します。


販促プラン

インクルーシブ教育にも役立ちます。カーネギー賞受賞作『わたしの名はオクトーバー』と同著者です。また、同著者の新刊「ブラックバードの歌」があすなろ書房から、「ぼくの中にある光」が岩波書店からも出版される予定です。合同店頭企画があるかもしれませんが、ぜひ併売をお願いします。

インクルーシブ教育にも役立ちます。カーネギー賞受賞作『わたしの名はオクトーバー』と同著者です。また、同著者の新刊「ブラックバードの歌」があすなろ書房から、「ぼくの中にある光」が岩波書店からも出版される予定です。合同店頭企画があるかもしれませんが、ぜひ併売をお願いします。


出版情報

発行形態 ソフトカバー
ISBN 9784566024854
本体価格 ¥1,600 (JPY)
ページ数 256

閲覧オプション

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NetGalley会員レビュー

10歳の兄が見た、自閉スペクトラム症の5歳の弟を巡る物語。
今回公開されたのは初めの一部。それだけに、書名に象徴される〝家族のありさま〟がどのように描かれていくのか。今から発売が楽しみ。

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フランクのまっすぐな子ども視線から語られる、自閉スペクトル症(ASD)である弟やその世話をする母親、そして周りの人々の様子。それは客観的でない分、読み手の心に届いてくる。

公開されているのは全256ページ中の11ページ。だから、弟マックスや母親の様子、マックスが生活していくために必要なものなどが示された、まだほんの序章。でもそれだけでも、メルトダウンするマックスをめぐる大変さがはっきり伝わってきていた。

そんなマックスを中心とした家族の繋がり、フランクの思いなどがこれから描かれていくのだろう。それは、自閉スペクトル症についての啓蒙書的なものを超えた、「わたしの名前はオクトーバー」のように胸に迫ってくる作品であることは確かなはず。

だからこれも出版されたら買おう。フランクとマックスを中心とした皆の、それぞれの心が辿り着く地点の様を確かめたいから。この本のタイトルに続くであろう文を知りたいから。

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最初の11ページ、弟のマックスが自閉症で、お母さんもお父さんもマックスにかかりっきりで、自分は放っておかれるという兄弟児の物語という序章の部分だけしか読めなかったので、レビューを書くのは難しい。
一部抜粋にしても、せめてもう少し読ませてもらえたらなあと思う。
くつを買いにいったときの描写だけで、家族みんなのストレスがたまっている様子を描き出しているのは上手いと思った。

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『わたしの名前はオクトーバー』がとても良かったので読んでみました。冒頭だけでしたが、オクトーバーと同じ空気感が流れているように感じました。
若いころ、ちょっとだけ、施設で働いたことがあって、主人公の弟の様子がだいたい想像できました。とても必要な本だと思いました。障がい者の兄弟の視点はどんな問題があるのかを非常にクリアに見せてくれるものだと感じました。

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一部抜粋とのことで、続きが読みたくなりました
兄弟の目を通して、障害のある子を持つ家庭の日常について描かれるというのは、他にはない設定だと思います。インクルーシブ教育、多様性を叫ばれる今日、このようなテーマの優れたこども向けの読み物が出されるのはとても意義のあることだと思います。

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続きが気になるので必ず読もうと思います。なぜこのタイトルなのかも気になっています。
子どもに接する大人は色々な子どもへの接し方のパターンを知っておいて欲しいと切に願います。
そのうえで、子どもをよく見て欲しいです。
靴屋の店員さんが少しでも譲歩してくれていたら平和にお買い物ができたのに。

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