サンセット・サンライズ

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刊行日 2024/10/16 | 掲載終了日 2024/10/16

ハッシュタグ:#サンセットサンライズ #NetGalleyJP


内容紹介

岸義幸 [監督] ✕ 宮藤官九郎 [脚本] ✕ 菅田将暉 [主演]
奇跡の豪華タッグで映画化!!

「お試し移住」してみたら、まさかの人生が待っていた?!

■ ■ ■ ■ ■

在宅勤務なら「お試し移住」してみよっか。

選んだ場所は東北の“楽園”だった!

あらすじ
新型コロナウイルスのパンデミックで世界中がロックダウンに追い込まれた2020年。リモートワークを機に東京の⼤企業に勤める釣り好きの晋作は、4LDK⼀⼾建て・家賃6万円という神物件に⼀⽬惚れし、三陸の港町で気楽な“お試し移住”をスタート。仕事の合間には海へ通って釣り三昧の⽇々を過ごすが、東京から来た〈よそ者〉の晋作に、町の⼈たちは気が気でない。⼀癖も⼆癖もある地元⺠の距離感ゼロの交流にとまどいながらも、持ち前のポジティブな性格と⾏動⼒でいつしか溶け込んでいく晋作だったが、その先にはまさかの⼈⽣が待っていた――?!

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楡  周平(にれ・しゅうへい)
1957年生まれ。慶應義塾大学大学院修了。米国企業在職中の1996年に発表した初の小説『Cの福音』がベストセラーに。翌年から作家業に専念、綿密な取材と圧倒的なスケールで読者を魅了しつづけている。主な著書に『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・東京』『プラチナタウン』『バルス』『サリエルの命題』『食王』『黄金の刻 小説 服部金太郎』『日本ゲートウェイ』『ラストエンペラー』などがある。

岸義幸 [監督] ✕ 宮藤官九郎 [脚本] ✕ 菅田将暉 [主演]
奇跡の豪華タッグで映画化!!

「お試し移住」してみたら、まさかの人生が待っていた?!

■ ■ ■ ■ ■

在宅勤務なら「お試し移住」してみよっか。

選んだ場所は東北の“楽園”だった!

あらすじ
新型コロナウイルスのパンデミックで世界中がロックダウンに追い込まれた2020年。リモートワークを機に東京の⼤企業に勤める釣り好きの晋作は、4LDK⼀⼾建...


出版社からの備考・コメント

★校了前の仮データを元に作成しています。刊行時には内容が若干異なる場合がありますがご了承ください。

発売前の大切なゲラをご提供させていただいております。弊社では、下記のような方からのリクエストをお待ちしております。
○発売に向けて、一緒に作品と著者を応援していただける方
○NetGalleyへレビューを書いてくださる方
○自分には合わない内容だった際、どういったところが合わなかったかなど、建設的なご意見をくださる方

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○自分には合わない内容だった際、どういったところが合わなかったかなど、...


おすすめコメント

【 映画『サンセット・サンライズ』】2025年1月 全国公開
------------------------------------
東北出⾝の岸善幸監督&宮藤官九郎が贈る
移住エンターテインメント誕生!!
都会から移住したサラリーマンと三陸で生きる住民との交流や、人々の力強さ、温かさをユーモアたっぷりに描き、その背景にあるコロナ禍疎化に悩む地方、震災などの社会問題と向き合いながら豊かなエンターテインメントに転化させたヒューマン・コメディー。
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【 映画『サンセット・サンライズ』】2025年1月 全国公開
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東北出⾝の岸善幸監督&宮藤官九郎が贈る
移住エンターテインメント誕生!!
都会から移住したサラリーマンと三陸で生きる住民との交流や、人々の力強さ、温かさをユーモアたっぷりに描き、その背景にあるコロナ禍疎化に悩む地方、震災などの社会問題と向き合いながら豊かなエンターテインメ...


販促プラン


読み終わりましたら是非NetGalleyへレビューをご投稿ください!
著者・担当編集ともに楽しみにお待ちしております。

※発売前作品のため、ネタバレや、読書メーターやブクログなどNetGalley以外の外部書評サイトやSNS等で発売前にレビューを投稿することはお控えください。

ご協力の程、何卒宜しくお願いいたします。

★★★
作品の拡材や指定配本をご希望の書店様は
恐れ入りますが<講談社 出版営業局>まで直接お問合せをお願いいたします。

★★



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★★★
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恐れ入りますが<講談社 出版営業局...


出版情報

ISBN 9784065366677
本体価格 ¥870 (JPY)
ページ数 448

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NetGalley会員レビュー

『プラチナタウン』や『和僑』などに続く地方自治体の課題克服を題材とした社会小説なのですが、本作ではラブストーリーも加わりさらに面白さアップですね。今回のお題は「空家問題」、テレワークをきっかけに主人公によるアイデア出しから全国的にも注目される事業にまで育てあげる過程をビジネス面からではなく、著者得意の人間模様を中心にストーリーが編まれており、本作も一気に読んでしまいました。『プラチナタウン』同様、本作も物語のその後に期待してしまいます。

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新型コロナが蔓延して、感染拡大を避けるため、主人公の晋作の会社ではテレワークが始まった。釣り好きの晋作はテレワークと同時に釣りができる海辺の町に空き家があるのを知って移住した。津波で住宅が流され、過疎化が進む町の現状を知った晋作は過疎化対策に奔走する。町の人々との交流が生き生きと描かれ、新作が好意をもった女性との距離が徐々に縮まる様子をワクワクしながら読み進めました。空き家対策など、次々に出てくる斬新な発想が面白く、東京一極集中を避けて地方活性化が望まれる日本社会の未来を考える上でもタイムリーな作品です。

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クドカン映画化ってニュース見てたから気になって。全く前情報無しに読んだから、地方再生お仕事小説で驚いた。震災がエンタメの題材としてつかえるようになってきたんだな、とは分かってたけど、そこに地方再生とかこんなに色々盛り込めるとは。全てこんなに上手くいくわけじゃない、とい上手く部分もちゃんと入っていて、あくまでフィクションでもしっかり考えられたビジネスプランなんだなと感じた。映画も観てみたい。

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楡周平の新作と思い読み始めたら既刊の文庫化だったが、面白かったのでそのまま再度読み終えてしまった。
時はコロナ禍の物語だが、事情は今にも全く通じる。
ベンチャーで知られる「アドレス」という会社は契約している多拠点の家をサブスクで利用できるサービスを提供しているが、その中のいくつかが空き家を改装して再利用しているという。住む人がいなければ家は痛む。ならば使ってもらったほうが家のためにもいいし、多少の収入にもつながる。家はリノベーションするが、それも過剰にはせず、最小限にとどめ、コストを抑える。例えば部屋の6面のうち、一面だけを塗り直せば部屋の印象はガラッと変わる。その工事は地元の工務店に発注し、地域に金を落とす。
家の管理は「家守」と呼ばれる、地元の契約の人に依頼する。その人はただ家を掃除したり、整えたりするだけではなく、そこにやってきた人の相談相手になったりもする。なかなか良くできたシステムだ。
この本に登場する空き家の再生も、アドレスのやり方とちょっと似ている。ただ、目指すところが一時的な移住ではなく、永住であるところが違う。なのでそれ用の施策もなされる。世の中には「不動産」と呼ばれる「ゼロ円物件」だってけっこうある。地方都市において、もはや土地神話、不動産神話は完全に崩壊しているのだ。ならば、家を生かす方法を考えたほうがいい。
これは現代のお伽話とも読めるが、意外にこんな事例は実際にありそうだ、そんなことを感じさせてくれる一作だった。
どうやら映画にもなるらしい。時代のニーズに合った映画になりそうだ。

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来年1月公開の映画化作品の原作。
岸義幸 [監督] ✕ 宮藤官九郎 [脚本] ✕ 菅田将暉 [主演]
というだけでも期待が上がります。
そして今日他のキャストも発表され、楽しみがさらに増えました。

2020年、新型コロナウイルスのパンデミックによりリモートワークが始まった。大企業に勤め釣りが好きな主人公・晋作はリモートワークを機に見つけた物件は格安ですぐに住める好物件であった。
町には娯楽が少なく、噂話はすぐに広まる。しかもその噂はとんでもない内容に変化して広まっていく。大好きな釣りをしながら町の人たちとの交流も育み、晋作の持ち前の気質により人生が動き始めた。

新型コロナウイルス、賃金格差、高齢化社会、空き家問題、そして東日本大震災で大きな被害を受けた町という社会的な問題を扱い、どの問題も簡単にはいかないものばかりだ。傷を背負った人たちの心に寄り添いながらも暗くなりすぎず、前を向く力を与えてくれるようだった。
晋作の明るさに惹きつけられ、季節ごとの海の幸だけでなく山の恵みも美味しそうで空腹を覚えながらあっという間に読み終えた。社会的な問題は晋作が実行したようなプランが実現したら解決に向かうのかもしれないと思えた。

どんな朝日がのぼるのか、来年の公開を楽しみにしている人にぜひ予習として読んで欲しいです。
私も岸監督の初コメディ作品ということで楽しみにしているので、映画を見に行きたいと思います。

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東日本大震災が残した傷跡、コロナ禍での警戒心、地方の過疎化に伴う空き家問題。
本書に出てくるテーマは、どれも簡単には語れない重いものが続く。
けれど、主人公の晋作や、晋作の会社の社長・大津のポジティブさが、全体の雰囲気を明るくしてくれている。

新しいことにチャレンジすることを推奨する大津社長の懐の深さ広さと、自分の楽しみのために思い切ったことができる晋作の行動力に見惚れてしまう。

一見不便な田舎暮らしを自ら望んで楽しみ、そこで新しいビジネスの種を見つけて、その土地で協力者を作っていく。
そんな晋作の生き方が羨ましいと感じる一方で、「自分も本気でやろうと思えばやれるかも」と思わせてくれる親近感のあるキャラクター。
映画で菅田将暉さんがどんな風に演じられるのか、とても楽しみです。

過去も現実も、辛いことや悲しいことで溢れている。でも、未来を少しでも良くするために、考えて、工夫して、努力することはできる。
そんな明るいパワーに満ちた本でした。

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震災から9年、コロナ禍のリモートワークを機に東北に「お試し移住」した釣り好き晋作。過疎化する地方が抱える問題を目の当たりにし、持ち前の柔軟性を活かし再生を目指すエンタメ小説。

後ろ向きになってしまう要素が重なったしんどい状況をどう立て直すのか。出来ない理由を論う前に、一つでもある望みを育てていこうとする、前向きさが光る作品。
上辺だけではない、根本的な解決に繋がる道を作るには、双方の歩み寄りが不可欠で、そこの部分のズレが忖度なく描かれていて好感を持った。空き家(住まい全体の)問題や過疎化の問題は、今は関係ないと思っていてもいずれは伸し掛かるであろう共通課題として捉える事で、緊張感も味わえ面白かった。
震災が落とした影については、軽々しく触れられない。9年をどう捉えるか、当事者にしかわからない痛みを想像する事すら憚られるくらい重い。進んでいく世界、しかしまだ進めないままの人も居るという現実も一緒に考えなくてはならないと痛感させられた。

一点だけ、百香のオタサーの姫的なモテエピソードが少々くどいと感じた。

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コロナ禍でリモートワークが決まった東京の大企業に勤務する晋作。これを機に趣味の釣りを楽しめる場所に住もうとして見つけた東北の海沿いの貸家。田舎の良い所悪い所、高齢化や空き家問題。そして10年経っても残る震災の傷跡。実際にこういう問題を抱えている自治体は多いのだろう。都会で暮らすにはコストがかかりそれが少子化へと繋がっていく。高齢化と少子化は日本にとってとても重要な問題だと思うけれど国は何もできずにいる。民間の知恵が必要なのかもしれない。様々な問題提起と恋愛要素もあってさらに美味しそうなお料理まで!映画化されるという事で楽しみです。

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経済小説ジャンルに属する小説を普段あまり読まないのでどんなもんかと試しに読んでみた。日々直面している問題にスポットライトをあて、そのテーマをストレートに明示せずにその問題の原因やらをずっと頭の中に入れてくれて普段あまりニュースを見ない若者たちにとって大分考え方が変わりそうでいろんな人に読んでほしい一冊だった。ニュースを見ていても毎日たくさんの問題が目まぐるしく移り変わるのでひとつの課題に対して1日覚えていられるかどうかも危ういけれど小説という力があればきっといつまでも覚えていられるし自分がその問題に直面した時に一つの知識になるかもしれない。映像化はそれにさらに拍車をかけるだろうし注目されればされるほどいろんな意見が出てきて面白そう。本作はあくまでエンタメなのでハッピーエンドは当たり前なのかもしれないけど形になろうとしてなりきれないことはよくあることだ。

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クドカン監督×菅田将暉主演ってことはパロディー!
しかも地方に移住し釣り三昧!!
的なお話かと思ったらなんとコロナ過のテレワークからの
地方創生、震災復興、地方への移住、空き家問題、少子高齢化等と
お真面目な作品だったんですね。

未来のためにどうしていくか考えていくことはとても重要ですね

#サンセットサンライズ
#NetGalleyJP

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新型コロナウイルス禍を背景に描いた作品は最近数多くありましたが、この作品がピカイチでした。テレワーク、人口減少、少子高齢化、空き家対策、移住など現代を取り巻くテーマを押しつけがましくなく、さりげなく物語に織り込んでいく手法に脱帽しました。続編が出れば、是非読んでみたいです。

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2020年、リモートワークを機にネット見つけた三陸の港町の4LDK⼀⼾建てのお得物件にお試し移住した釣り好きの主人公。家主の娘や父親、村の人々と段々馴染んでいくうちに、ある考えを思いつく。お試し移住の将来性の可能性について著者が具体的に考察している。小説で収まらない可能性のある一冊。宮藤官九郎 脚本 、菅田将暉 主演で映画化される。

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もうこれを読んでいるときにずっと魚が食べたくなっていた。
しかもお刺身とかそういうのが食べたい!
日本が恋しくなる小説でした。
東日本大震災×コロナの災害二つを掛け合わせた物語ですが、暗いお話ではなく空き家ビジネスなどのお話につながっていき町おこしのようなポジティブなお話でした。しかしあの時期コロナですごくセンシティブな感じだった日本。こんなにうまくいくのかなあなんて少し思いました。

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