社会に良いことをする

ユニクロ柳井正に学ぶサステナビリティ

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刊行日 2024/06/17 | 掲載終了日 未設定

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内容紹介

私は、ユニクロの驚異的な成長を支え、他との決定的なプレゼンスの差を生み出している理由は、創業当初から柳井正社長が抱いていた「社会に良いことをする」という志にあると思っている。人々の共感を得続けなければ、成長を続けることはできない。服を作って売ることを通して、社会に良いことをしようと考えた創業者柳井正社長の志が、従業員にも外部パートナーにも伝播し、その共感が製品にも店舗にもサービスにも表れている。それが日本でも世界でも、人々の間に、新たな共感を広げているのだと思う。

本書は、この成長と表裏一体となっている、25 年間のユニクロのサステナビリティへの取り組みをまとめたものだ。おそらくユニクロにとっても、このようにサステナビリティ活動をまとめたものはなかったのではないだろうか。

ユニクロの人気商品を取り上げる記事や、憶測で勝手に語られる「ユニクロ論」は世の中にあふれているが、本書はすべて関係者へのインタビュー取材に基づいて書いている。インタビューに応じてくれた人は、実に30 人以上に上る。柳井社長の考えをもとに、そこに共感した人たちが、自ら考え、悩みながら、新たな価値を生み出していく過程が、当事者の言葉を通してヴィヴィッドに語られている。この本を読んでくれた人にとって、それらが小さな気づきとなり、これからの世界をつくっていくうえでまた新たな共感が広がっていくことを願う。

目次

はじめに1

ACTION 01 クリエイティブディレクター・佐藤可士和氏が語る

ユニクロとの17年

Chapter 01 経営者とクリエイターとの禅問答から生まれたもの

Chapter 02 ユニクロはなぜ、店頭で花を売り始めたのか?  

ACTION 02 服屋だからこそできること。サスティナビリティ活動22年間の歩みと未来 Chapter 01 2001年フリースブームの裏で発足していた社会貢献室

Chapter 02 ユニクロが目指している新たな事業モデルとは? 

Chapter 03 未来につながるサステナビリティ店舗

ACTION 03 社内に育ったサステナビリティの樹

Chapter 01 瀬戸内オリーブ基金への社員参加型の支援スタイル

Chapter 02 建築家・安藤忠雄氏と柳井正社長の22年間の交流

ACTION 04 世界のトップアスリートと取り組む次世代育成

Chapter 01 ユニクロのグローバルアンバサダーとは何か? 

Chapter 02 車いすテニス・国枝慎吾選手と歩んだ14年間

Chapter 03 国枝選手の引退会見で柳井正社長が語ったこととは? 

ACTION 05「 難民問題は社会的な人材の損失」22年にわたる難民支援

Chapter 01 はじまりは難民キャンプへのフリース寄付

Chapter 02 ユニクロの難民雇用 ミャンマーから逃れて日本で描く未来

Chapter 03 国連難民高等弁務官事務所との知られざるパートナーシップ

Chapter 04 ユニクロ柳井正社長の、難民問題との向き合い方

Chapter 05 国際問題を自分ごと化して考えるためには

ACTION 06 マニュアルのない災害支援

Chapter 01 東日本大震災の被災者支援から学んだこと

Chapter 02 ヨーロッパでの避難民支援とコロナ対応

ACTION 07 世の中を良くするために、商品を通してできること

Chapter 01 水使用量を99%削減したジーンズをロサンゼルスで開発

Chapter 02 金メダリストにも支持された再生ポリエステル素材ドライEX

Chapter 03 売上利益の全額を寄付する「PEACE FOR ALL」プロジェクト

Chapter 04 東レとのサステナブルな関係から生まれたリサイクルダウン

Chapter 05 服に愛着を生むリ・ユニクロスタジオのリペア&リメイクとは

Chapter 06 マーチャンダイザーが自らサステナビリティ部へ異動した理由

ACTION 08 障がい者の雇用と女性活躍の

推進から始まったダイバーシティ

Chapter 01 ダイバーシティ推進チームは社長室直轄 194

Chapter 02 キャシー松井氏が語るユニクロのビジネス拡大のカギはD& 

ACTION 09 柳井正社長からのメッセージ

「 世界はまだまだ可能性に満ちている」 

Chapter 01 企業のサステナビリティの本質とは

Chapter 02 シームレスな世界で「自分だけ良くなる」ことは不可能

おわりに

私は、ユニクロの驚異的な成長を支え、他との決定的なプレゼンスの差を生み出している理由は、創業当初から柳井正社長が抱いていた「社会に良いことをする」という志にあると思っている。人々の共感を得続けなければ、成長を続けることはできない。服を作って売ることを通して、社会に良いことをしようと考えた創業者柳井正社長の志が、従業員にも外部パートナーにも伝播し、その共感が製品にも店舗にもサービスにも表れている。そ...


出版情報

発行形態 ソフトカバー
ISBN 9784833425384
本体価格 ¥1,800 (JPY)
ページ数 232

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NetGalley会員レビュー

ファーストリテイリングといえば、今や世界のブランドランキングでも五指に入るUNIQLOを展開する巨大企業であり、カリスマ経営者である柳井正氏の強力なリーダーシップばかりが目立っているように誤解していたが、世界規模での社会貢献活動やD&Iへの取組み、スポーツ支援などグローバルな企業にふさわしい,まさしく本書のタイトルである「社会に良いことをする」企業だということがよく理解でき、もともと好きなブランドですが、益々好きになりましたね。UNIQLOでは生え抜きの塚越氏が後継社長になり注目されましたが、著者もそうですが外部から多様な人材の経験と英知を結集させる力かあるからこその成長ということも頷けます。まだまだこれからが楽しみな企業ですね。

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