メタバースの哲学

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刊行日 2024/09/24 | 掲載終了日 2024/09/19

ハッシュタグ:#メタバースの哲学 #NetGalleyJP


内容紹介

単なるバズワードでは終わらない
既に側にある革命的技術・メタバース。

私たちは何を求め、何を叶えようとしているのか。
「人間」と「現実」の関係を問い直すことで見えてくる、
未来の正体。


哲学的視点から光をあてなおす、
「今さら」ではない、まったく新しいメタバース論。


----------------

・メタバースは、「もう一つの現実」なのか?
・メタバースにおける「私」は、物理空間の「私」と同一なのか?
・メタバースにおいて、「他者」との関係性はどうなるのか?
・メタバースにおいて、人間同士の共同体は成立しうるのか?
・メタバースは、現実世界とどう関わっていくのだろうか?

哲学的「問い」が導く答え――メタバースとは何なのか?

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著者/戸谷洋志(とや・ひろし)
1988年東京都生まれ。立命館大学大学院先端総合学術研究科准教授。法政大学文学部哲学科卒業後、大阪大学大学院文学研究科博士課程修了。博士(文学)。専門は哲学、倫理学。ドイツ現代思想研究を起点に、社会におけるテクノロジーをめぐる倫理のあり方を探求する傍ら、「哲学カフェ」の実践などを通じて、社会に開かれた対話の場を提案している。2015年に論文「原子力をめぐる哲学 ドイツ現代思想を中心に」で第31回暁烏敏賞を、2021年に『原子力の哲学』で第41回エネルギーフォーラム賞を受賞。著書に、『Jポップで考える哲学 自分を問い直すための15曲』『ハンス・ヨナスの哲学』『ハンス・ヨナス 未来への責任 やがて来たる子どもたちのための倫理学』『ハイデガー『存在と時間』 二十世紀最大の哲学書』『スマートな悪 技術と暴力について』『未来倫理』『友情を哲学する 七人の哲学者たちの友情観』『SNSの哲学 リアルとオンラインのあいだ』『親ガチャの哲学』『哲学のはじまり』『恋愛の哲学』など多数。

単なるバズワードでは終わらない
既に側にある革命的技術・メタバース。

私たちは何を求め、何を叶えようとしているのか。
「人間」と「現実」の関係を問い直すことで見えてくる、
未来の正体。


哲学的視点から光をあてなおす、
「今さら」ではない、まったく新しいメタバース論。


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・メタバースは、「もう一つの現実」なのか?
・メタバースにおける「私」は、物理空間の「私」と同一なのか?
・メタバース...


出版社からの備考・コメント

★校了前の仮データを元に作成しています。刊行時には内容が若干異なる場合がありますがご了承ください。

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○NetGalleyへレビューを書いてくださる方
○自分には合わない内容だった際、どういったところが合わなかったかなど、...


おすすめコメント

[ 本書の内容 ]----------------
第1章 メタバースとは何か
第2章 メタバースとリアリティ
第3章 メタバースとアイデンティティ
第4章 メタバースとジェンダー
第5章 メタバースにおける身体
第6章 メタバースと共同体
第7章 メタバースと歴史
第8章 メタバースと統治
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[ 本書の内容 ]----------------
第1章 メタバースとは何か
第2章 メタバースとリアリティ
第3章 メタバースとアイデンティティ
第4章 メタバースとジェンダー
第5章 メタバースにおける身体
第6章 メタバースと共同体
第7章 メタバースと歴史
第8章 メタバースと統治
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著者・担当編集ともに楽しみにお待ちしております。

※発売前作品のため、ネタバレや、読書メーターやブクログなどNetGalley以外の外部書評サイトやSNS等で発売前にレビューを投稿することはお控えください。

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出版情報

ISBN 9784065363577
本体価格 ¥1,700 (JPY)
ページ数 240

閲覧オプション

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NetGalley会員レビュー

「もう一つの現実」を生きてみたいという人類が達成すべき夢をメタバースは叶えてくれるだろうかという問いを哲学の観点からひとつの回答を示す一冊。

2030年には年間八十兆円近くの市場規模になると予測されているメタバース。

90年代のジジェクが指摘する
「サイバースペースは、かつてなかったような完全な閉塞状況の中に主体を閉じ込めもする」

わたしたちはいかにしてメタバースを受け入れる必要があるか考えるための補助線。

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著者の作品は何冊か読んでいるが、多様な話題を非常によく勉強なさっており、様々な視点を整理する手際のよさに感心する。また、メタバースという技術的な問題を哲学の問題として昇華している。実在を共有した多様性は成立するが、実在性を共有しないと個々の主観に発散してしまうという結論は、まさにポスト・トゥルース的現在を捉える上で示唆的だが、常識的な範囲を超えていないようにも思う。

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