異次元緩和の罪と罰
山本謙三
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刊行日 2024/09/17 | 掲載終了日 2024/09/12
ハッシュタグ:#異次元緩和の罪と罰 #NetGalleyJP
内容紹介
元日銀理事が緊急寄稿!
金融政策と財政運営に精通したエコノミストが警鐘を鳴らす!!
急激に進む円安・物価高、巨額の財政赤字、
11年に及んだ日銀の異次元緩和は、
日本経済を異形の姿に変えた―――。
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2024年3月、日本銀行はついに「異次元緩和」に終止符を打った。
前総裁氏の就任直後に導入以来、11年近くもの歳月が流れていた。いま振り返って気づくのは、日本経済が世界に例をみ590ない異形の姿となったことだ。日銀が保有する国債残高は約590兆円に上り、普通国債発行残高の56%に達する(24年3月末時点)。中央銀行が政府の資金繰りの面倒をみることは、世界的に禁じられてきた。市場経済を掲げる国の中央銀行として異例の事態である。
財政規律の後退も著しい。IMF(国債通貨基金)の世界経済見通し(2024年4月)によれば政府の財政状態を示す「一般政府の債務残高対GDP比率(22年見込み)」は257%と、世界約190ヵ国・地域中第2位の高さにある。わが国は、まさに崖っぷちに立っている。これまでの放漫財政路線を安易に継続し、超金融緩和路線を押し通し続けようとすれば、遠からずどういう事態に陥るのか。そして、それを回避するために、私たちは何をなすべきなのか。世界の中央銀行の金融政策と財政運営に精通したエコノミストが警鐘を鳴らす。
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著者/山本謙三(やまもと・けんぞう)
オフィス金融経済イニシアティブ代表。
1954年1月 福岡県生まれ。1976年3月東京大学教養学部教養学科(国際関係論)卒業。1976年4月日本銀行入行、2002年2月同・金融市場局長、2003年12月同・米州統括役兼ニューヨーク事務所長、2005年7月同・決済機構局長、2006年7月同・金融機構局長、2008年5月同理事。2012年6月(株)エヌ・ティ・ティ・データ経営研究所 取締役会長、2013年8月 日本公認会計士協会 品質管理審議会委員、2014年7月(株)三菱UFJフィナンシャル・グループ リスク委員会外部専門家。2016年3月(株)ブリヂストン 社外取締役、2019年7月 住友生命保険相互会社 社外取締役、2020年6月 ゆうちょ銀行 社外取締役、2020年7月 日本証券業協会 規律委員会委。
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おすすめコメント
【 目次 】
第1章 異次元緩和は成功したのか?
第2章 高揚と迷走の異次元緩和 前代未聞の経済実験の11年
第3章 異次元緩和の「罪」 その1
―すべては物価目標2%の絶対視から始まった
第4章 異次元緩和の「罪」 その2
―超金融緩和が財政規律の弛緩を生み出した
第5章 異次元緩和の「罪」 その3
―介入拡大が市場をゆがめる
第6章 異次元緩和の「罰」 その1
―出口に待ち受ける「途方もない困難」
第7章 異次元緩和の「罰」 その2
―なぜ立ち止まれなかったのか?
第8章 国と通貨の信認の行方
第9章 中央銀行を取り戻せ
第10章 中央銀行とは何か
あとがき
販促プラン
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出版情報
ISBN | 9784065372241 |
本体価格 | ¥1,100 (JPY) |
ページ数 | 288 |