浅草寺子屋よろず暦

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刊行日 2024/09/25 | 掲載終了日 2024/09/16

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内容紹介

「本屋が選ぶ時代小説大賞」など数々の賞を受賞し、直木賞候補にもなった『高瀬庄左衛門御留書』から3年。スリリングかつ心震える新たな傑作時代小説が誕生。

世の中には決して見過ごせないことがある。

浅草の寺子屋を舞台に、師弟、親子、兄弟、幼なじみ……

明日にむかい、ともに懸命に生きる。

人間の縁と心の機微を濃やかに深く描く感動作。

大滝信吾は、ゆえあって旗本である兄の紹介で、浅草寺の境内にある正顕院で寺子屋を開いている。源吉や三太、おさよなど大半は町人の子だ。穏やかな春の日、子どもたちと縁側で握り飯をほおばっていたとき、源吉の姉が駆け込んできた――大切な人を守るため、信吾は江戸の闇と真っ向から闘う。浅草の四季を背景に、家族や友人、下町の人情に支えられながら、信吾が天命を見つけ、成長するさまを圧倒的な筆力で描く。

砂原浩太朗

1969年生まれ。2016年、「いのちがけ」で決戦!小説大賞を受賞してデビュー。2021年、『高瀬庄左衛門御留書』が山本周五郎賞と直木賞の候補となったほか、野村胡堂文学賞、舟橋聖一文学賞、本屋が選ぶ時代小説大賞を受賞、2022年には『黛家の兄弟』で山本周五郎賞を受賞した。著書に『いのちがけ 加賀百万石の礎』『霜月記』『藩邸差配役日日控』『夜露がたり』などがある。


「本屋が選ぶ時代小説大賞」など数々の賞を受賞し、直木賞候補にもなった『高瀬庄左衛門御留書』から3年。スリリングかつ心震える新たな傑作時代小説が誕生。

世の中には決して見過ごせないことがある。

浅草の寺子屋を舞台に、師弟、親子、兄弟、幼なじみ……

明日にむかい、ともに懸命に生きる。

人間の縁と心の機微を濃やかに深く描く感動作。

大滝信吾は、ゆえあって旗本である兄の紹介で、浅草寺の境内にある...


出版情報

発行形態 ハードカバー
ISBN 9784758414715
本体価格 ¥1,800 (JPY)

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NetGalley会員レビュー

「誰もが日々、何かしら躓いておる」
妾腹の次男坊である信吾はゆえあって寺子屋をはじめて一年とすこし。
彼の出自の秘密とは。

生徒の親の借金問題や博打、縁談など下町に生きるひとびとの機微を描いた一冊。

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砂原先生の作品をずっと追ってきているので一足先に読むことが出来て嬉しいです。

今作は浅草の寺子屋を舞台にした物語。
主人公である大滝信吾が浅草寺の境内にあるお寺で寺子屋を開いている。連作短編で季節を変えながら一話ごとに寺子屋に来る子どもたちやその親、信吾の家族たちが巻き込まれる出来事が、砂原先生らしいミステリー調の物語として描かれます。
信吾だけでは解決できないことを、人と人との繋がりにより解決していきます。意図としないことであっても向き合わなければならない過去をもつ人言葉には胸を打たれました。
神山藩シリーズファンにはおなじみの名前が登場するところも嬉しいですね。
下町を舞台とした人情味溢れる物語。今後ぜひシリーズ化してほしいです。

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砂原氏は、次の時代小説を背負っていかれる方なんだと確信できる力強い一冊だと思いました。
こういった町の様子を生き生きと影も含めて描ける作家さんがたくさん出てきてくれるのは、読み手からするととても嬉しいです。

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浅草寺の境内にある寺子屋を舞台にした連作短編。とても読みやすく面白かったです。旗本の次男坊である大滝信吾は寺子屋に通う子どもたちやその親の様々な問題を放っておくことができず、関わっていくうちに目をつけられ追い詰められていく。とても人情味のある人柄で皆に親しまれ頼りにされる様は時代劇の連続ドラマの主人公を観ているようでした。是非シリーズ化、そしてドラマ化して欲し

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