拝啓、諭吉様。
もし現代の若者が福澤諭吉の『学問のすすめ』を読んだら
永松茂久
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刊行日 2024/09/10 | 掲載終了日 未設定
ハッシュタグ:#諭吉様 #NetGalleyJP
内容紹介
もし現代の若者が福沢諭吉の『学問のすすめ』を読んだら?ーー冴えない生活を送っていた僕は、ある日、天国から現世にたまたま遊びに来ていた福沢諭吉さんの幽霊と出会う。「やる気が出ない」「うまくいかない」僕は、福沢諭吉さんの教えを実践していくうちに成長していく。福沢諭吉さんと天国にいる偉人たち、現代のフツーの僕が織り成す、涙あり、笑いあり、感動あり、学びありの新感覚のファンタジー・ビジネス小説。
時代を超えて読みつがれてきた明治イチの歴史的ベストセラー『学問のすすめ』を令和イチの大ベストセラー『人は話し方が9割』著者がストーリーとして超訳!
おすすめコメント
【紀伊國屋書店福岡本店 宗岡様】
最強のアドバイザーが、なんとあの福澤諭吉氏!?
誰もが知る歴史上の偉人が現代に蘇り、未来にとまどう青年の、人生を変える授業を始める。そんな驚きの展開に、ワクワクの大興奮が止まりません!はっと目が覚めるような諭吉スピリッツに、生きていく上で大切な心を教えていただきました。若い世代の方がご覧になられたら、きっと生きる指標になると存じます。特にクライマックスでの演説が胸熱でした!
【担当編集者、上江洲】
本書の著者・永松茂久さんは、福澤諭吉さんと同じ大分県・中津出身。中津出身の歴史的大ベストセラー作家・福澤諭吉さんの教えを、同じく中津出身の大ベストセラー作家・永松茂久さんが現代を生きる人達に役立つ形でお伝えします。
出版情報
ISBN | 9784799111406 |
本体価格 | ¥1,700 (JPY) |
ページ数 | 320 |
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NetGalley会員レビュー
諭吉が『学問のすすめ』で一番伝えたかったことは『一身独立して一国独立す』。
入社三年目のダメ社員である僕のもとに現れた福澤翁。
諭吉直々の教授のもと、『学問のすすめ』のエッセンスを学ぶことに。
学問とは学校の学びのことではない、働くことの意味とは、など物語形式でやさしく学べる一冊。
人生が思うようにいかなくて沈んでいる主人公のもとに、福沢諭吉の霊が現れる。本当の学問とは何か、人はどういう意識をもって働かなければならないのか、など、人が生きる上で大切なことを学ばせてくれます。諭吉のキャラクターや、主人公とのやり取り、諭吉以外の偉人についてや、なぜ諭吉は主人公の前に現れたのかなど、自己啓発以外の要素も楽しくて面白かったです。
永松茂久さんの本ということで読み始めた本書。
若手実業家となった中西元さんが、編集者に語る過去の出来事ということでストーリーは展開する。
人として大切なこと、学問とは何かなど「学問のすすめ」のエッセンスを取り入れながら、福沢諭吉さんと過ごす7日間に学んだ出来事を通した話。大分県中津市や福沢諭吉の旧家やその町の偉人たちにも興味が向く。成長して、その教えを1つずつ着実に取り入れていっている姿にも感心する。周りの大切な人たちとのつながりもいい。子どもたちにもぜひ読んでほしい1冊。
p93、11行目に文字抜けあり。
「じゃあ私は〜行きたいと㋙ろがたくさんある」
→こ という文字が抜けているようです。
恥ずかしながらこの本を読むまで福沢諭吉さんの生い立ちや詳しい功績などを知らなかったのですが、作品を読み終えた後には、すっかりファンになっていました。働くということ、生きるということの本質的な部分を伝わりやすく教えてくださったり、お札の顔交代式のようにくすっと笑えるような場面もあったり。私のように自己啓発本をあまり手にとらないタイプにもピッタリな一冊だと思います。
ライトな文体で読みやすい。福沢諭吉の故郷、大分県中津市を舞台に、ちょっと頼りない主人公は「諭吉さん」との小さな旅の中でひとが生きる上での学ぶことの大切さを教わって行きます。「自由」の本当の意味を改めて考えさせられました。目から鱗の一冊でした。
人として生きていくにあたり、大切なことを学ばせてくれる本
「いつも笑顔を忘れず、上機嫌で生きよ」 というところから紹介すると
「人はみな、他人との関わりの中で生きている。人から好かれるか、嫌われるかで人生は大きく変わると言っていいだろう。だからこそ人に嫌な印象を与えないためには、最低限、自分の表情と話し方には気を使うべきなのだ。」…
「人の表情というのは、家でたとえれば玄関のようなものだ」…
「君がこれからいろんな人と交流を持ち、多くの人が集まってもらうには、まずはこの玄関をきれいにし、門戸を開け、人が近寄りやすい雰囲気をつくることだ。玄関が散らかっている家には運が寄り付かない」(P289)
わかりやすくないでしょうか?
社会人20年以上経過した私も、ドキッとしました。
玄関のような笑顔でいるだろうか?と。
他にも、はっと気づいたり、そうだったのかと、いろいろあります。