かもめジムの恋愛
大前粟生
この作品は、現在アーカイブされています。
ぜひ本作品をお好きな書店で注文、または購入してください。
出版社がKindle閲覧可に設定した作品は、KindleまたはKindleアプリで作品を読むことができます。
1
KindleまたはKindleアプリで作品を閲覧するには、あなたのAmazonアカウントにkindle@netgalley.comを認証させてください。Kindleでの閲覧方法については、こちらをご覧ください。
2
Amazonアカウントに登録されているKindleのメールアドレスを、こちらにご入力ください。
刊行日 2024/09/11 | 掲載終了日 2024/09/11
ハッシュタグ:#かもめジムの恋愛 #NetGalleyJP
内容紹介
女子高生の恋バナ相手は70代のおじいさん
北鴎町にある「かもめジム」はバブル期に建てられた7階建ての大型ジム。今では利用客が減り、経営難が続く一方で、会員の八割を占める高齢者たちの出会いの場となっていた。
ジムの受付でアルバイトをする17歳の柏夢は、70代男性・西原さんから会員の三田園さんという男性が好きだと相談を受ける。「恋なんてオレの人生でこれが最後」という西原さんを応援する夢も、次第に自身の恋を打ち明けはじめ、共通の悩みである“恋愛”を通して56歳差の友情が始まるが!?
30代半ばで結婚に焦りながらも推し活に勤しむサオリさん。会員になる気ゼロでも毎日愚痴を吐きに来るおばあさん・橋本さん。アイドルをやめてボディビル選手を目指すかえちゃん。憧れの先輩を追って野球部を辞め、吹奏楽部に入った道重くん……。
世代や性別を超えて、交わるはずのなかった人たちの人生が交差する群像小説。
おすすめコメント
『ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい』(河出書房新社)や『きみだからさびしい』(文藝春秋)など話題作を次々に発表してきた気鋭の作家・大前粟生さん。本作で描かれる世代も性別もバラバラな人たちの交流を通し、他人のために本気で泣いたり、心配したり、がむしゃらに何かを伝えたり、そういう事が「やさしさ」なのかもしないと、何度もハッとさせられました。気づかぬうちに線引きしている自分の“世界”から一歩踏み出したくなる一作です。何気ないセリフや行動に思わず笑ってしまうシーンも満載なので、ぜひ最後までお楽しみください!
出版情報
発行形態 | ソフトカバー |
ISBN | 9784093867252 |
本体価格 | ¥1,500 (JPY) |
ページ数 | 208 |
関連リンク
閲覧オプション
NetGalley Shelf App (PDF)
ダウンロード (PDF)