大奥の御幽筆3

約束の花火

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大奥の御幽筆 第3巻
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刊行日 2024/08/21 | 掲載終了日 2024/08/10

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内容紹介

☆ ☆ ☆
ことのは文庫✕魔法のiらんど
『泣ける文芸小説コンテスト』入賞作!

大奥にも友情があり、青春がある。
大奥を舞台に女中たちの友情を綴る、
彷徨える亡霊の魂を救う感涙の歴史ファンタジー第3弾!

A story about the friendship of maids set in Ooku.
The third tear-jerking historical fantasy that saves the souls of wandering ghosts!

Ooku was the harem of the Tokugawa shogun.
O means grand and oku means women’s quarters.

The only male admitted to the ooku was the shogun.
The Ooku ladies included the shogun’s mother, legal wife, concubines, and maids.

☆ ☆ ☆

【ゲラを読まれる方へ大切なお願い】

・校了前のデータを元に作成しています。刊行時には内容が異なる場合があります。
・レビューなどでのネタバレ行為はネットギャリーのみならず、外部サイトやSNS等の多くの方が目にする場でもお控えください。
・自分には合わない作品だった場合、今後のためにも建設的なご意見をよろしくお願いします。
※今作は作者のご厚意によって提供いただいた校了前の大切なゲラを公開をしています。
※今作にこれから出会うであろう多くの読者のためにも、ご理解の上、素敵なレビューによる応援とご協力のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。

☆ ☆ ☆

【内容紹介】

大奥で唯一のお役目である「御幽筆」として亡霊騒ぎを調査する里沙のもとへ、
毎晩うなされる友を心配する女中から依頼が持ち込まれる。
さっそく亡霊の仕業ではないかと調査を始める里沙。だがその傍らにはあらたな亡霊の姿が……。
人と亡霊、生者と死者。
けして交わることのないそれぞれの想いが、霊視の力で綴られた里沙の手紙によって交錯する時、
彼女は親友のお松に隠されたある想いを知ることになる――。

【目次】

序章
第一章 謎の亡霊
第二章 二人の御末
第三章 黒い影
第四章 優しい嘘
第五章 光をくれた人
終章 約束の花火

【contents】

Prologue
Chapter 1: Mysterious Ghost
Chapter 2: The Osue of the two
Chapter 3: Black Shadow
Chapter 4: Kind Lies
Chapter 5: The person who gave me hope
Final chapter: Promised fireworks

◆著者について
菊川あすか(きくかわ・あすか)
東京都在住。2017年スターツ出版から『君が涙を忘れる日まで。』でデビュー。
その後の著作に……
『雨上がりの空に君を見つける』(スターツ出版文庫)※重版!
『この声が、きみに届くなら』(集英社オレンジ文庫)
『君がくれた最後のピース』(実業之日本社)
……などがある。

江戸時代好きがきっかけで大奥の物語を書き、「泣ける文芸小説コンテスト」に応募し、受賞に至る。
共感度の高い等身大のキャラクター、心救われる感動ストーリーが人気。

◆イラストレーターについて
春野薫久(はるの・たく)
2019年よりフリーランスのイラストレーターとして活動。
主な仕事は書籍の装画やゲームのキャラクターの制作、モチーフは人物が中心。
和風と着物が大好き。
今作のカバーイラストの着物の柄はすべて春野先生によるデザインのもの。
(柄のデザインは作品の特設サイトで見れます)

☆ ☆ ☆
ことのは文庫✕魔法のiらんど
『泣ける文芸小説コンテスト』入賞作!

大奥にも友情があり、青春がある。
大奥を舞台に女中たちの友情を綴る、
彷徨える亡霊の魂を救う感涙の歴史ファンタジー第3弾!

A story about the friendship of maids set in Ooku.
The third tear-jerking historical fantasy that saves t...


出版社からの備考・コメント

【書店員様へご案内】
拡材や新刊配本のお申込みを非公開コメントにて承っております。
◎ご希望の書店員様は「番線 or 番線情報」「書店名」「ご発注者様名」をご記載の上、
非公開コメントにてお問合せください。
◎こちらの新刊タイトルのお申し込み締め切りは2024年7月12日(金)迄承っております。

※締め切り後のご注文につきましては、
【マイクロマガジン社 販売営業部】までお問い合わせいただけますと幸いです。
※受注状況によってはご希望数より調整が入る可能性がございます。予めご了承ください。
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ご注文をお受けできない場合がございます。必ずご注文と併せてレビュー投稿をお願いいたします。
※弊社営業担当よりご登録のメールアドレスや店舗様へご連絡させていただく場合がございます。

【書店員様へご案内】
拡材や新刊配本のお申込みを非公開コメントにて承っております。
◎ご希望の書店員様は「番線 or 番線情報」「書店名」「ご発注者様名」をご記載の上、
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※締め切り後のご注文につきましては、
【マイクロマガジン社 販売営業部】までお問い合わ...


おすすめコメント

ことのは文庫✕魔法のiらんど『泣ける文芸小説コンテスト』とは!?

2021年11月~2022年3月まで開催された「泣ける文芸」をテーマにしたコンテスト。

◎感情を揺さぶられて、思いっきり泣ける作品
◎思いっきり泣いた後、気づいたら心が軽くなって前向きになれる作品

などをテーマに多くの作品がエントリー。
今作は、作品名『奥の恋文』で応募され、見事入賞となった江戸の大奥を舞台とする作品です。

【審査員の選評】(一部抜粋)
時代劇というと考証の面で読みにくいものになりがちですが、この作品は違いました。
「大奥」という舞台をまるで「後宮モノ」とでも言うべき軽やかな読み味で最後まで楽ませてくれました。
里沙の視えるがゆえの悩みや葛藤は王道の展開ですが、視えるからこそ何をさせるかのアイデアが秀逸で、
それにより感動を生むことに成功しています。

【受賞者コメント】 (一部抜粋)
この作品を書く前の私は、自分が何を書けばいいのか、どうすれば読んで下さる方の心に残る作品が書けるのかとても悩んでいました。
そんな時にコンテストのことを知り、余計なことを考えて悩むより自分が書きたいことや伝えたいことをそのまま執筆しようと決め、
『奥の恋文』という作品が生まれました。
私は江戸時代が好きなので大奥を舞台に選びましたが、
江戸時代でも令和でもそこに生きる人々の苦悩はきっと共通するところがあるのではないかなと思いながら書きました。
主人公は普通の人とは違うある力を持っているせいで苦しんできたのですが、奥勤めをすることでどう変わっていくのか、
そして周りの人が主人公と出会うことでどう変わっていくのかを是非見届けていただけたら嬉しいです。                                 (著者:菊川あすか

ことのは文庫✕魔法のiらんど『泣ける文芸小説コンテスト』とは!?

2021年11月~2022年3月まで開催された「泣ける文芸」をテーマにしたコンテスト。

◎感情を揺さぶられて、思いっきり泣ける作品
◎思いっきり泣いた後、気づいたら心が軽くなって前向きになれる作品

などをテーマに多くの作品がエントリー。
今作は、作品名『奥の恋文』で応募され、見事入賞となった江戸の大奥を舞台とする作品です。

【審査員の選...


販促プラン

あなたの【おすすめコメント】大募集!!
拡材に使わせていただきます!

①応援レビューを拡材(帯またはPOP)やECサイトに使用させていただきます!

期間内にいただい応援レビューを、拡材に使用させていただく場合があります。
掲載文字数に制限がありますので、一部抜粋の上、整理した文面になります。

書籍オビに採用された方にはサイン本を1冊進呈します。

※掲載時には事前にご連絡・確認をいたします。
※サイン本の発送は国内に限らせていただきます。
※出版社にメールアドレスを開示設定されていない場合は、送付先の確認のご連絡ができかねますのでご注意ください。

《拡材用の応援レビュー募集期間》
~2024年7月9日(火)午前10時

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期間内にいただいた応援レビューは、刊行時に公開する予定の作品特設サイトのレビュー紹介欄にて掲載する場合がございます。

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《特設サイト応援レビュー募集期間》
~2024年7月9日(火)午前10時

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書籍オビに採用された方にはサイン本を1冊進呈します。

※掲載時には事前にご連絡・確認をいたします。
※サイン本の...



NetGalley会員レビュー

第二巻が不穏な終わりだったので続きが気になっていました。
今作里沙は御末の女中が毎晩うなされるということで、佐之介とともに就寝後の御末の部屋の周りを見回ることになります。
そこで里沙の前に現れるのは名前を言いたくない幽霊。里沙は彼女をお藤と呼ぶことにします。里沙はお藤の願い通り誰にもその存在を明かすことをしませんでした。
毎晩うなされる女中の初音は子供の頃からの友である夕霧が何者かに取り憑かれ、初音を襲います。いったい夕霧に何が取り憑いたのでしょう。

里沙は御幽筆の仕事を始めてから半年。里沙にとって大切な場所となった大奥を失いたくないからこそ御幽筆という役目への思いが変化していることを佐之介に指摘されます。
“「役にたちたい」という思いが、いつの間にか「役に立たなければならない」という使命感にかわってしまっていた” そう気づいた里沙は苦しんでいる者たちに寄り添い、真実を見つけようと気持ちを切り替えていきます。仕事に慣れた頃に本来の目的を見失い使命感に変わってしまった経験を私もしたことがあります。佐之介のような助言をしてくれる人がいてほしかった!と心の底から思いました。やはり佐之介が里沙を見守り続けているからこそこの助言ができたのでしょうね。二人の関係性の深まりを感じました。

幽霊である佐之介には触れられない里沙。でも佐之介は常に里沙に寄り添い言葉をかけます。佐之介の「心に優しさがある者は皆揃って嘘が下手だな。それに皆、大切な誰かを思っている」この言葉が心に沁みました。初音も夕霧も、藤もお松も、そして佐之介と里沙も、優しすぎるがゆえに嘘が下手です。大切な人を悲しませたくないという思いからの優しい嘘がいくつもありました。最後の手紙には大切な人への下手な嘘もありながら感謝や届けたい思いがが込められていて涙が溢れました。

このシリーズ大好きなので佐之介が少しずつ記憶を取り戻していき、いつまで里沙の側にいてくれるのだろうと心配になります。里沙の言えない思いが伝わりとても切なくなりました。たとえ幽霊でも触れられなくても、佐之介がずっと里沙の側にいてほしいです。この先どうなっていくのだろうと早くも続編を読みたくてたまりません。
佐之介と里沙だけでなく、大切な人とともに過ごす人たちが、別れの日までどうか笑っていられますように。

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御幽筆シリーズ第3巻
里沙は大奥で亡霊と会い、同時に不可解な事件を調べ始める。友を持てなかった里沙は、2組の無二の親友の様を目の当たりにし、友の大切さを伝えるため御幽筆として筆を持つ。
一方、大奥の底に住まう闇のうごめきは、次第にそれを強めていた。

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里沙が今まで持つことができなかった相手。それは「友」。初音と夕霧、松と鈴、この2組の無二の親友を目の当たりにしたことは、里沙に大きな成長をもたらしたことだろう。そして、自分にも「友」と呼べる相手ができていたことに、近いうちに必ず気づくはず。そう、松、という存在に。

二度と会いまみえることのできない2人の心を繋げるために、里沙は三たび御幽筆として筆を持つ。更に今回は二通の文。人と思いを残す亡霊を大切にしていく、里沙の姿勢は更に深まっていく。

そんな彼女の働きがあったこそ、2組の親友は偶然同じ約束だった、〈一緒に花火を見る〉ことさえも叶えることができたのだろう。

そんな、人知れず、真摯な態度で人と人ならざる者の橋渡しを続ける里沙も、左之助への想いを深めていく。しかし、決して結ばれることのない2人。さらに左之助の記憶が戻るにつれ、別れが近づいてくる。それだけでなく、左之助自身が自らに不穏な思いを。これから先、どうなっていくのか?増していくこの不安。

その一方で、王奥の底でうごめく闇がだんだんと見えてくる。松の手助けを得られるようになったとは言え、まだまだ力不足の左之助。彼と共に里沙はそれに立ち向かえるのか?

次巻が待ち遠しい。

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待ってました!第三弾!!
なに?この大奥には底抜けに優しいひとしかいないんですか??ってくらい、登場人物達の優しさが光る今作。大切だからこそ、お互いを思いすれ違ってしまう。大切な友のためと口を閉ざしてしまったり、自ら離れてしまったり…そして、そこにつけ込むように忍び寄る謎の僧侶。記憶が少しずつ戻ってきている佐之介さんとも関係があるようで、またしても続きが気になって仕方ないです。
また、今作では明るくて優しいお松さんの過去のお話もあって、ますますお松さんのらことが好きになってしまいました。
今回も、亡霊を映す特別な瞳を持つお里沙が、苦しんでいる人や亡霊に寄り添っていく様子に心を打たれつつ、佐之介さんへの想いにも切ない気持ちでいっぱいになりました。
最後の花火はもう…涙で見えませんでした…!
みんなみんな、幸せになってほしい…!!
だんだんと大奥の黒い部分もみえてきてしまい、次回はどうなってしまうか心配ですが…続きを楽しみに待っています!
いつも楽しませてくださって、ありがとうございます!これからも応援しています!

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今回の依頼は何も聞かないで欲しい、という難解なもの。それでもこの幽霊には名前も告げられない事情があるのだと気持ちを汲み取ってあげるお里沙は優しいです。佐之介さんのことも自分の気持ちより成仏できることの方を祈っている。幽霊だってこの安心感のある佐之介さんと一緒にいたい、というのは我儘なんでしょうか……。夕霧さんと初音さん、お松さんとお鈴さん。彼女たちの相手への想い、労り、絆……、いっぱい詰まった友情がとても美しいです。事件が解決したあとで見上げる花火は最高に綺麗で心に響いていると思います。

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大奥の亡霊騒ぎに関わる御幽筆として今回里沙が関わることになったのは、大奥で働く女中の中でも最下位の御末で幼馴染の二人。
毎晩うなされ、首に圧迫痕が残っているという不思議な現象を調べながら、同時に誰にも話していないもう一人の亡霊の死因を調査していく。
いつも頼りにしている亡霊の佐乃介に支えられ、亡霊である彼の成仏を願いながらも別れたくないという気持ちも抱いてしまう里沙。
亡霊騒ぎに関わる二組の友情を見て、これまで友がいなかった里沙は何を思うのか。
少しずつ記憶を思い出していく佐乃介はどうなっていくのか。

ますます続きが気になる三巻目もまた、うるっとしてしまう良い話。
大奥らしい悪意の根も感じられるんだけど、メインに描かれているのが優しさだから、別れという寂しさがあっても救いを感じられるのかもしれない。
本編には関わってこなかった冒頭の話は佐乃介の失われた記憶に関係することなのかな?
佐乃介の記憶は少しずつ不穏さを孕んでいるので、続きが気になりつつ、読むのが怖い、という気持ちにもなる。
この知りたいけど怖い、という気持ちは、きっと里沙が抱く佐乃介に聞きたいけど聞けないに近いものなんだろうな。
主人公に共感しながら読めるのもこの作品が読みやすくて親しみやすい要因の一つだと思う。
また四巻目を楽しみにお待ちしています。

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一巻の雪、二巻の桜を経て、今回の舞台は花火。花火には慰霊と悪霊退散を祈願した歴史があると聞いたことがあるので、里沙の活躍が花火とどう結びついていくのかワクワクしながら読みました。
御末の亡霊騒ぎの依頼と同時進行で、野村や松にも明かせない別の亡霊の調査も進めるマルチタスクな里沙がすごい。人の心配をするあまり、無理をしすぎるのではないかと心配になってしまいました。しかし、野村の「難なくやってのけていると思われるよう振る舞うのが、御年寄という立場」「自分の部屋方のことくらい、すべて把握していて当然」という言葉が力強く、野村に見守られているから里沙は大丈夫、と安心して読むことができました。
夕霧と初音、松と鈴の2組の友のすれ違いを一挙に解決したものの、怪しい僧侶の黒い影は未だ全貌を現さず、きな臭い雰囲気のままなので、弥が上にも次巻への期待が高まります。冒頭の不穏な場面が、佐之助や僧侶の過去とどんな関係があるのか気になって仕方がないです。

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3巻楽しみにお待ちしておりました!!!
今作は姉妹のように思いあう『友』とのお話。
相手を大切に思うがゆえに伝えられない真実がある。
すれ違った気持ちや交わした約束の為、里沙の寄り添う姿や優しさを感じて、私の心にも灯りがともるようでした。全ての思いが繋がった時、せつない気持ちと共に溢れる涙が止まりませんでした。
大奥で渦巻く嫉妬や情念など黒い部分も見え隠れし、続編もとても楽しみです。

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大奥の秘密のお役目である「御幽筆」の里沙が、ボディーガードの亡霊・佐之介や親友のお松たちと共に、彷徨える霊の魂と生者の心残りを浄化する時代ファンタジー第3弾。

毎夜魘される女中の調査と、友好的ではあるが何も語ってくれない謎の多い亡霊と、前作からちらつく更に謎の多い黒い影と―――今まで以上に盛りだくさん。
大奥を舞台にした作品では珍しい「友情」がテーマの今作だが、「友情」を悪戯に強調するエピソードがあまりないのが印象的だった。特別な事も当たり前にやってのけてしまう優しい心の持ち主ばかりで、丁寧な日々の積み重ねが信頼と絆を構築していく、静かな強さを感じる描写が深く心に響いた。
「大奥」特有のドロドロした人間関係の駆け引きから、相手を想うあまりの自己犠牲まで、180度異なる感情のぶつかり合いが際立つ作品。

佐之介の記憶の回復と、怪しい影の今後の動きと、佐之介と里沙の関係性と、気になる点がありすぎて続きが待ち切れない。
佐之介とお松の新しい試みがまた見れるのか、凛々しいお松の勇姿にも期待。

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これからの展開が気になりすぎます。
もう、あの2人の関係がどうなっちゃうの!
じんわり過去が判明していく…やばそうな匂い
色々、難しいのは分かるけど幸せになって欲しいです。

余談ですが、作中の和菓子が美味しそう。
どこかにあるのかしら

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今回はシスターフッドがテーマかな?
女性の友情、硬い結びつきにとても感動した。
かと思えば大奥に渦巻いている闇。まだまだはっきりとわからない大奥の闇。お里沙はどう立ち向かうのだろう。多分関わらないというのは難しいのではないだろうか。
佐之介の過去もそろそろ知りたいなー

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