星旅少年4

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刊行日 2023/07/12 | 掲載終了日 未設定

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内容紹介

果てなき旅を続ける“眠らない少年”303の心に少しずつ変化が訪れる。澄み渡る青い夜を旅するようなSFファンタジー漫画、待望の第4巻。

「トビアスの木」の毒によってほとんどの住民が眠ってしまった「まどろみの星」。これは「まどろみの星」を旅して、残された文化を記憶・保存するプラネタリウム・ゴースト・トラベル社の星旅人・登録ナンバー303の物語。眠らない少年303の謎の一端が明かされた前巻。トビから身体が戻り、旅を続ける303の心情に少しずつ変化が訪れる。303と関わるPGT社の505ことジリ、スミヒト、ピピ3人の休日。塔屋に泊まれる珍しいホテル、気まぐれに進む無人バス、旅する303と星の人々との一夜の邂逅etc.を収録した待望の第4巻。「WEBマンガ総選挙2023」ノミネート、今、漫画好きの間で大注目の作品です。

episode.18 郵便灯
episode.19 きょうだい
episode.20 カイトナイト
episode.21 塔屋ホテル
episode.22 無人迷子バス
episode.23 帰還
extra episode ピピとククの残業


<著者プロフィール>
坂月さかな:イラストレーター・漫画家。「ある宇宙の旅の記憶」をテーマに、孤独で静謐な世界を優しい筆致で描く。『令和元年のゲーム・キッズ』(星海社)装画、『水の聖歌隊』(書肆侃侃房)装画、『少女終末旅行 公式アンソロジーコミック 2』(KADOKAWA)寄稿。2021年4月『坂月さかな作品集 プラネタリウム・ゴースト・トラベル』を小社より刊行。

果てなき旅を続ける“眠らない少年”303の心に少しずつ変化が訪れる。澄み渡る青い夜を旅するようなSFファンタジー漫画、待望の第4巻。

「トビアスの木」の毒によってほとんどの住民が眠ってしまった「まどろみの星」。これは「まどろみの星」を旅して、残された文化を記憶・保存するプラネタリウム・ゴースト・トラベル社の星旅人・登録ナンバー303の物語。眠らない少年303の謎の一端が明かされた前巻。トビから身...


出版情報

発行形態 ソフトカバー
ISBN 9784756258830
本体価格 ¥1,100 (JPY)
ページ数 220

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NetGalley会員レビュー

「無人迷子バス」で出会ったあの子は、家出をしてきたって言ってたけど、ちゃんと覚悟ができてなかったみたい。だから、靴下を買って帰るのかな?大事な人がいなくなって、初めてわかった、その人の優しさと、自分のふがいなさ。これも経験だよ。何でもやってみることだよ。

 この物語を読んでいると、いつも涼しい風が吹いているような気がする。だから凧がうまくあがるのかな?

 花火をしたり、星を眺めたり、たまにしか通らない列車を眺めたり、屋台でおいしいものを食べたり、303のような旅をわたしもしてみたい。

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期待どおりだった。背景、小物、設定、全て好き!
それは前作から変わらず期待どおり。それだけじゃなく、登場人物達の心の動き方が、小さな仕草や表情から伝わってきて読んでいてキュンとしてしまう。特に手紙を通しての303と505の表情がかわいい。ツンデレの505がコロコロと気持ちが揺れ動いて、読んでいるこっちまでニヤニヤしてしまう。また、設定や小物にいちいち癒される。実在したら楽しいだろうな。
一箱書店の家主に申し込むことにしたので、今回このシリーズを展開したいと思ってます。店頭用の見本誌などもしあれば欲しいなと思ったのですが、どちらに頼んだら良いのでしょうか?

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絵が綺麗。最初の手紙の話しがじんわりくる。手紙って隣にいない人と手を繋げるツールだと言う配達人の優しさがぐっときた。幼馴染のところに集結する二人の見えない繋がりのようなものや、塔の宿に泊まった人の最後のおにぎりのオチとか心があったかくなるエピソードが多かった。

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星旅少年4冊目。
この人の絵が好きです。
小物や建物、町の様子など、いいなあと思う。
星ぼしの間を旅できるけど、なんとなくレトロな雰囲気も。
今回はナゾはあまりなく、旅先での様子を堪能できる巻だった。
何度も読み返したくなる作品。

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今回は「まどろみの星」は一つも出てこない。303が旅先で触れ合った人達と「どんな関係」を築いていったかが描かれていく。どんなに優しくても、303が自分の心の周りに築いている堅固な壁に僅かながらも変化が?
さあ、また303の調査の旅が再開する。

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綿毛便、流星インク、ひんやり紙やお菓子柄の便箋。なんて素敵なものがあり得るのだろう。

今回はこんな感じで、303の「まどろみの星」巡りは一休み。出会う人とのやり取りが中心。温和で思いやりがあり、ちょっとだけ意地が悪げな303。その303が前巻の事で変わった。
今まで「まどろみの星」巡りで交わる人に対しては、どんなに優しい態度をとっても、自分との関係性を明確にはしなかった。そのいい例が、303の書く手紙は、宛先が特定できず返信ができない綿毛便だっこと。
それが今回は、初めて宛先を書いた手紙を出した。フィーの言った「隣にいない人と手をつなげるから『手』紙と呼ぶ」と言う言葉に心動かされて。また、塔屋ホテルで一晩だけの通話相手を、ニッコリと友達と認めたり。そして、帰ってきても505がいる管制室になかなか寄れないでいると、それをノキに指摘されると笑いながらも素直にそれを認めてしまう様。303は確かに変わったし、これからも変わっていく。

そんな303はまた「まどろみの星」巡りに出るのだろう。今まで自分の心の周りに頑なに張り巡らしていた分厚い壁を緩め、少しではあるけど他人の心を自分の心に招き入れることができるようになった303。かれはそこでどの様なやり取りをするのだろう。それが更に彼をどうに変えていくことになるのだろう。
これからが更に楽しみになってきた。

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