月花美人

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刊行日 2024/07/26 | 掲載終了日 2024/07/24

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内容紹介

女人を穢れから救うため、義父さまは時代と戦ったのです――

菜澄藩の郷士・望月鞘音は、姪の若葉との生活を少しでも楽にしようと、傷の治療に使う〈サヤネ紙〉を作っていたが、幼馴染の紙問屋・我孫子壮介から改良を頼まれる。町の女医者・佐倉虎峰の依頼だというが、目的を明かさないので訝しく思うと、それは「月役(月経)」の処置に使うためであった。自分の仕事を汚らわしい用途に使われた、武士の名を貶められた、と激怒する鞘音だったが、時を同じくして初潮を迎えた若葉が「穢れ」だと村の子供に虐められたことを知る。女性の苦境を目の当たりにした鞘音は迷いつつ、壮介や虎峰と協力し、「シモで口に糊する」と誹られながらも改良した完成品〈月花美人〉を売り出そうとするが――。己に恥じない生き方を問う、感動の医療時代小説!

女人を穢れから救うため、義父さまは時代と戦ったのです――

菜澄藩の郷士・望月鞘音は、姪の若葉との生活を少しでも楽にしようと、傷の治療に使う〈サヤネ紙〉を作っていたが、幼馴染の紙問屋・我孫子壮介から改良を頼まれる。町の女医者・佐倉虎峰の依頼だというが、目的を明かさないので訝しく思うと、それは「月役(月経)」の処置に使うためであった。自分の仕事を汚らわしい用途に使われた、武士の名を貶められた、と激怒...


おすすめコメント

☆担当編集者コメント☆

大注目の歴史時代作家・滝沢志郎さんが新作の題材に取り上げたのは、歴史の中の「月経」です。

日本では平安時代より、月経および女性を禁忌とする「月経禁忌」の風習があり、それは長い間、全国各地で根強く残りました。それが当たり前の時代でした。

本作は、江戸時代後期の架空の藩を舞台に、生理用品の開発を通し、そんな時代に立ち向かった者たちの奮闘記です。生理用品と社会という非常に現代的なテーマながら、親子や仲間との絆、一人の人間の成長が、とても丁寧に描かれます。さらに、笑いあり、涙あり、剣劇あり、恋愛模様あり、エンタメとしても素晴らしい出来となりました。

主人公の侍・鞘音は、分からないことは分からないなりに必死に学ぼうとします。時に迷い、自問自答しながらも、己に恥じぬ生き方をすべく、進むべき道を選び取ります。その姿はきっと、多くの読者の共感を得られることと思います。

本当に、一人でも多くの方に読んでほしい作品です。是非、皆様に応援していただければ幸甚です。

何卒宜しくお願い致します!

☆担当編集者コメント☆

大注目の歴史時代作家・滝沢志郎さんが新作の題材に取り上げたのは、歴史の中の「月経」です。

日本では平安時代より、月経および女性を禁忌とする「月経禁忌」の風習があり、それは長い間、全国各地で根強く残りました。それが当たり前の時代でした。

本作は、江戸時代後期の架空の藩を舞台に、生理用品の開発を通し、そんな時代に立ち向かった者たちの奮闘記です。生理用品と社会という非常に現代的...


出版情報

発行形態 ソフトカバー
ISBN 9784041148648
本体価格 ¥1,950 (JPY)
ページ数 320

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