失われたものたちの国

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刊行日 2024/06/28 | 掲載終了日 2024/06/28

ハッシュタグ:#失われたものたちの国 #NetGalleyJP


内容紹介

ロンドンに暮らすセレスは、ひとりで8歳の娘を育てていたが、ある日、娘が交通事故で昏睡状態となってしまう。医師の勧めで、セレスは田舎にあるケア施設に娘を移すことにする。その施設の敷地には、『失われたものたちの本』という物語を書いた作家の古い屋敷があった。娘の看病を続けるセレスが限界を迎えた日、彼女は何者かに呼び寄せられるようにして屋敷の屋根裏部屋に入り込み、さまざまな本が呼びかけてくる声を聴いた。そして突然現れた怪物に襲われ、屋敷から逃げ出すが、気がついたら知らない場所に迷い込んでいた。そこは魔女や人狼、巨人たちが存在する、美しくも残酷な世界だった。セレスは元の世界に戻れるのか? 異世界冒険譚『失われたものたちの本』続編!

ロンドンに暮らすセレスは、ひとりで8歳の娘を育てていたが、ある日、娘が交通事故で昏睡状態となってしまう。医師の勧めで、セレスは田舎にあるケア施設に娘を移すことにする。その施設の敷地には、『失われたものたちの本』という物語を書いた作家の古い屋敷があった。娘の看病を続けるセレスが限界を迎えた日、彼女は何者かに呼び寄せられるようにして屋敷の屋根裏部屋に入り込み、さまざまな本が呼びかけてくる声を聴いた。そ...


出版社からの備考・コメント

【ネットギャリーをご利用の方へ大切なお願い】
・多くのレビューをお待ちしておりますが、物語の核心をつくような、所謂「ネタバレ」はお控えください。
・ネタバレ行為はネットギャリーのみならず、読書メーター、ブクログ、Twitter 等の多くの方が目にする場でも同様にお控えいただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
・本作は校了前の大切なゲラデータを著訳者よりご提供いただいた上で公開をしています。本作の刊行を楽しみにお待ちいただいている、多くの読者のためにも、ご理解、ご協力のほど何卒よろしくお願い申し上げます。

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・本作は校了前の大切なゲラデータを著訳者よりご提供いただいた上で公開をしていま...


おすすめコメント

編集者コメント:

本書『失われたものたちの国』は、12歳の少年の異世界冒険譚『失われたものたちの本』の続編です。主人公が違うのでこの本からでも問題なく読むことができます。同時に、ふたつの本を合わせて読むことで、さまざまな魅力がさらに増していきます。『失われたものたちの国』の主人公は32歳のセレスという女性です。彼女は大人の心や知識を持ったまま、外見だけ16歳の姿に変わって異世界に迷い込んでしまいます。そこで出会った木こりと一緒に、元の世界へ戻るべく旅をすることになります。恐ろしい登場人物たちとの対決や、予想もつかない展開に、とにかく読む手が止まらなくなります。おとぎ話の魅力や恐ろしさを知る子どもや若い読者はもちろん、かつて夢中になっておとぎ話を読んだ大人も楽しめる作品となっています。

編集者コメント:

本書『失われたものたちの国』は、12歳の少年の異世界冒険譚『失われたものたちの本』の続編です。主人公が違うのでこの本からでも問題なく読むことができます。同時に、ふたつの本を合わせて読むことで、さまざまな魅力がさらに増していきます。『失われたものたちの国』の主人公は32歳のセレスという女性です。彼女は大人の心や知識を持ったまま、外見だけ16歳の姿に変わって異世界に迷い込んでしまいます...


出版情報

発行形態 ソフトカバー
ISBN 9784488011376
本体価格 ¥2,700 (JPY)
ページ数 512

閲覧オプション

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NetGalley会員レビュー

『失われたものたちの本』の続編だ!と、飛びつきました。やっぱり大好きです。物語には恐ろしいものや、悲しいものもたくさんありますが、ハッピーエンドが好きです。それは私たちの人生と一緒なんだと思います。人生において苦痛は避けられず、でも人生は人それぞれの物語だで、そのラストは希望を持ち続ける限り、心に正義を持っている限り自分でいくらでも変えられると思いました。旅する中でいろいろな種族が登場し、時に相いれず時に仲間となっていくお話は大人の童話、ファンタジーとしても楽しく読めますが、私はこの物語には生きていく上で全ての大切なことが書かれている人生の指南書でもあると思います。

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主人公セレスが誘い込まれた異世界と現実世界が交錯し、読み進むにつれて謎が増す作品である。しかも、語り口がまるでおとぎ話のように感じられた。交通事故によって昏睡状態になった娘を母のセレスはより良いケアを受けさせるために田舎の施設に転院させる。転院先に隣接する古い屋敷の中でセレスはいつの間にか不思議な世界に迷い込み旅を続ける。随所に挿入された話がストリー展開に微妙に関係していた。異世界の旅で出会う人物や魔物の振舞いはファンタジーの世界でもあり、悲惨な境遇でも希望を失わないという教訓を与える素晴らしい作品でもあった。

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前作は未読。
ファンタジーの主人公は、なんとなく少年や少女だと決めつけがあったので、主人公が三十代の母親というのが新鮮に感じました。
今の世界情勢を映している描写もあり、私自身もこっちの世界とあっちの世界をどちらも体験しているような気持ちになりました。

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