ズィーラーン国伝Ⅰ 神霊の血族
ローズアン・A・ブラウン(著)/ 三辺律子(訳)
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刊行日 2024/07/26 | 掲載終了日 2024/10/15
ハッシュタグ:#ズィーラーン国伝Ⅰ神霊の血族 #NetGalleyJP
内容紹介
悲劇の王女カリーナと、絶望のふちに立つ難民マリク。 出会うはずのないふたりが神霊の謀略によって出会い、惹かれはじめたとき、望みを果たすためにはお互いの命が必要だということに気づく――。
ズィーラーンは、ソルスタシアをひかえて、熱気にみちていた。「彗星が空に現れ、七日間、輝きつづけるとき、今の世が終わり、新しい世が始まる」。それが50年に1度おとずれるソルスタシアだ。七日のあいだに、それぞれの守護神を代表する七人の勇者たちが三つの試練に挑み、勝利した勇者の神が、次の世を統べることになる。
戦いに疲弊した故郷を逃れた難民マリクは、新しい生活を求めて豊かな都市国家であるズィーラーンにやってきた。人々が浮足立つ今が街に入り込む好機だ。ところが秘めた過去の因縁によって復讐に燃える神霊・イディアが、街に入る手助けをした代償として、一緒にいた妹を連れ去ってしまう。イディアが妹を解放する条件としてマリクに要求したのは、女王の娘、カリーナ王女の命を奪うこと。
一方、宮殿では異変が起きていた。女王が暗殺されたのだ。宮廷が反乱の機運が高まるなか、カリーナは母の意志を継ぎ、ソルスタシアを遂行しようと決意する。そして、哀しみのなか、たぐいまれな統治者であった母を、古代の魔法で復活させようと心に誓う。そのために必要なのは、「王の心臓」。カリーナはソルスタシアの勝者の褒美は「わたしとの結婚だ!」と宣言する。母亡き今、カリーナ自身が女王、すなわち、カリーナの結婚相手は王となるのだ。 マリクはイディアの言葉で、自分が魔法の力を秘めていることに気づく。そして、目覚めはじめた力を使って、ソルスタシアの試練に挑む勇者のひとりとなる。それが、カリーナ王女に近づく唯一の手段だった――。
ふたりは大切な人をとりもどすことができるのか?イディアの正体とは?そして、芽生えはじめたお互いへの想いの行方は?大型ファンタジーシリーズが上下巻同時発売でスタート!
ガーナ出身の著者が、西アフリカの民話を下敷きに描く、まったく新しいハイファンタジーの誕生!
石川県能美市の辰口中学校などで英語指導助手として活躍した著者、話題のデビュー作!
出版社からの備考・コメント
★表紙はイメージです。(変更されることもあります。予めご了承ください)
★本文は、一部抜粋(第一章・第二章・第三章I冒頭)です。
★表紙はイメージです。(変更されることもあります。予めご了承ください)
おすすめコメント
★ローズアン・A・ブラウン(ガーナで生まれ、3歳の時にアメリカに移住。メリーランド大学でジャーナリズムを学ぶ。)
★西アフリカの民話を下敷きに描く、まったく新しいハイファンタジーの誕生!デビューとなる本作がニューヨーク・タイムズでベストセラーとなる。
★著者は、2020/10/31 — 2019年まで石川県能美市の中学校でALTをしていた。
★ローズアン・A・ブラウン(ガーナで生まれ、3歳の時にアメリカに移住。メリーランド大学でジャーナリズムを学ぶ。)
★西アフリカの民話を下敷きに描く、まったく新しいハイファンタジーの誕生!デビューとなる本作がニューヨーク・タイムズでベストセラーとなる。
★著者は、2020/10/31 — 2019年まで石川県能美市の中学校でALTをしていた。
出版情報
発行形態 | ハードカバー |
ISBN | 9784566024816 |
本体価格 | ¥1,600 (JPY) |
ページ数 | 360 |
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NetGalley会員レビュー
世界一の都ズィーラーン。妹を失ったエシュラの民タリクと、女王ハイーザを暗殺された娘カリーナ。2人は神霊イディアにより運命の道を歩き始める。
西アフリカの民話をもとにしたハイファンタジーの開幕。
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ソルスタシアの祭りを控えた世界一の都ズィーラーン。当然の如く語られる異世界の様子は、物語に実在感を与えてくる。
ある意図を持ってズィーラーンに侵入してきた禁忌の民エシュラのマリク、ハイーザ女王の「生き残った方」の王女カリーナ。この2人をはじめとする人々の生き生きした様、それぞれの持つしっかりした意志の現れは、その実在感があるから。
だからこそ、これからの展開が気になる。心霊イディアの意図は? 2人を否応なく巻き込んでいく運命とは?
公開された分だけでも、それぞれの背負ったものの大きさが充分感じられた。更にこれから迫ってるく運命の気配も。
この後に描かれていく、2人の生き様とこの世界の行く末を読んでみたい。そう切に思った。
おもしろくなりそうではあるのですが、
如何せん試し読み部分が短すぎて判断できません。
(一章ずつが短いので試し読み分量も短い)
だいぶいろいろ広げたものを回収できるか。
きちんと世界観を貫き通せているか。
もう少し読まないとわからないというのが正直なところ。
ただ訳者が三辺さんなので期待はできそう、と思います。