戦国快盗 嵐丸 今川家を狙え
山本巧次
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刊行日 2024/06/14 | 掲載終了日 2024/06/20
ハッシュタグ:#戦国快盗嵐丸今川家を狙え #NetGalleyJP
内容紹介
//『八丁堀のおゆう』『入舟長屋のおみわ』著者の新シリーズ、
痛快時代小説、スタート!!//
女にゃ弱いが腕は立つ。
狙うは一攫千金!
嵐丸に破れぬ屋根はない。
一匹狼の盗賊・嵐丸は
桶狭間での敗戦後も賑わいが続く駿府にいた。
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武家屋敷に侵入し、隠し金山の地図を目にした嵐丸は濡れ手に泡のぼろ儲けをもくろむが、腐れ縁で美貌の女盗賊・麻耶が計画に絡んでくる。さらに怪しい牢人・沢木も登場し、各自の思惑が交錯。
騙し騙され、三つ巴のお宝争奪戦が始まった──。
文庫書下ろし痛快時代小説!!
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著者/山本巧次(やまもと・こうじ)
1960年和歌山県生まれ。中央大学法学部卒業。2015年『大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう』が第13回「このミステリーがすごい!」大賞隠し玉となりデビュー。同作はシリーズ化され、人気を博している。'18年『阪堺電車177号の追憶』で第6回大阪ほんま本大賞受賞。他の著書に「入舟長屋のおみわ」シリーズ、「まやかしうらない処」シリーズなどがある。
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出版情報
ISBN | 9784065357705 |
本体価格 | ¥700 (JPY) |
閲覧オプション
NetGalley会員レビュー
嵐丸が今川家を狙うというタイトルから、どのように?と首を捻って読み始めました。
すると腐れ縁のようになった麻耶と侍として取り立てられたい沢木を一時仲間にして、松平、木下、織田、そして武田と戦国時代の名だたる武将たちの思惑を手伝いつつも、金山の謎に迫る。
冒険のような旅を嵐丸とともに楽しめる一冊です。
怪盗嵐丸が、戦国時代を舞台に大活躍。
ルパン三世における峰不二子のような
美貌だけど味方とも言い切れない、
ついたり離れたり、騙したりの女盗賊 麻耶や
腕っぷしの立つ牢人・沢木 と共に
今川の隠し金山を目指す中、
各自の思惑が入り乱れ
どんでん返しに次ぐどんでん返し。
展開の速さにあっという間に読めてしまいます。
麻耶と嵐丸はこの先何か進展があるのか?
正直、あまり戦国武将については詳しくないので
大名の家臣たちが実在の人物なのかどうなのか分からず
歴史好きの人はひょっとしたらもっと楽しめるのかも。
一匹狼の盗賊・嵐丸が狙うは絵図に描かれた金山。元盗賊仲間の美女と牢人の男も加わり、手探りのお宝争奪戦の旅が幕を開ける。痛快な欺き合いが光る、時代小説新シリーズ。
正直、序盤は流されがちな主人公と他2人の身勝手さに苛立ちが勝って入り込めない部分があったが、中盤での新たな展開と、終盤での意外なキャラの登場で作品への印象がガラリと変わった。要所要所の重要な局面での嵐丸たちの決断を見ると、序盤の性質も頷けて、逆に面白くも感じられた。
細かな展開の意外性と、著者特有の観点で命を吹き込まれた史実の人物の立ち回りが特に印象的。
今後にも期待の歴史好きを唸らせる新シリーズ。