コンクールシェフ!

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刊行日 2024/06/14 | 掲載終了日 2024/06/20

ハッシュタグ:#コンクールシェフ #NetGalleyJP


内容紹介


平成の大人気TV番組、『料理の鉄人』に携わった著者による、
白熱のキッチンバトル!


--------------

ぜったいに、諦められない――。

国内最高峰の料理コンクール、ファイナリストの六人がキッチン・コロッセオに集結した。

テーマは『十年ぶりに会う友人との夕食』。
料理は技術か?アイデアか?

プライドをかけて四十五分の闘いを制し、日本一の栄光を摑め!


●  ●  ●  ●  ●

著者/五十嵐貴久(いがらし・たかひさ)
1961年東京都生まれ。成蹊大学文学部卒業。扶桑社での勤務後、2001年『TVJ』で第18回サントリーミステリー大賞の優秀作品賞を、同年『リカ』で第2回ホラーサスペンス大賞を受賞し、翌年デビュー。同作は30万部を超えるベストセラーとなり、テレビドラマ化、映画化された。2007年『シャーロック・ホームズと賢者の石』で第30回日本シャーロック・ホームズ大賞受賞。主な作品に「リカ」シリーズ、「交渉人」シリーズ、「パパとムスメ」シリーズ、「年下の男の子」シリーズ、「星野警部」シリーズ、「吉祥寺探偵物語」シリーズなど。


平成の大人気TV番組、『料理の鉄人』に携わった著者による、
白熱のキッチンバトル!


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ぜったいに、諦められない――。

国内最高峰の料理コンクール、ファイナリストの六人がキッチン・コロッセオに集結した。

テーマは『十年ぶりに会う友人との夕食』。
料理は技術か?アイデアか?

プライドをかけて四十五分の闘いを制し、日本一の栄光を摑め!


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著者/五十嵐貴...


出版社からの備考・コメント

★校了前の仮データを元に作成しています。刊行時には内容が若干異なる場合がありますがご了承ください。

発売前の大切なゲラをご提供させていただいております。弊社では、下記のような方からのリクエストをお待ちしております。
○発売に向けて、一緒に作品と著者を応援していただける方
○NetGalleyへレビューを書いてくださる方
○自分には合わない内容だった際、どういったところが合わなかったかなど、建設的なご意見をくださる方

下記に該当する方のリクエストはお断りさせていただく場合がございます。
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販促プラン


読み終わりましたら是非NetGalleyへレビューをご投稿ください!
著者・担当編集者ともに楽しみにお待ちしております。
また、適したメディアやお持ちのSNSにもレビューを投稿いただき、多くの方に本を拡げていただけますと嬉しく幸いです。

※発売前作品のため、ネタバレになるレビューはくれぐれもお控えくださいませ※

ご協力の程、何卒宜しくお願いいたします。

★★
作品の拡材や指定配本をご希望の書店様は
恐れ入りますが<講談社 出版営業局>まで直接お問合せをお願いいたします。       

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※発売前作品のため、ネタバレになるレビューはくれぐれもお控えくださいませ※

ご協力の程、何卒宜しくお願いいたします。

★★
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恐...


出版情報

ISBN 9784065359600
本体価格 ¥810 (JPY)

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NetGalley会員レビュー

若手育成を目的としたコンクールの決勝に残った6人の料理人。TV番組『料理の鉄人』に携わった著者だからこそ描ける、緊張感と臨場感たっぷりの飯テロエンタメ小説、文庫化。

文章のみで料理を伝える難しさを、前半にしっかりと挑戦者たちのパーソナリティを描く事で補い、後半の調理過程の様子が想像しやすかった。人間性が料理に出る、というのが深く伝わった。
6人の挑戦者だけでなく、アシスタントと審査員もそれぞれキャラがしっかり出ていて、料理に限らず振る舞いなどの捉え方にも違いが出ているのが興味深かった。
決勝前日からの駆け引きなど繊細な人間模様がメインの前半と、本格的な調理と食への思いが詰まった後半。まさに味変、とばかりに前半後半で異なる満足感を得られる一冊。

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一気に読了しました!ほとんど初めて読む著者の作品であり、通勤と昼休みの隙間時間に読むというマイルールから土日曜を挟み2週間くらい要すかなと考えていたのが、途中から先が読みたくてたまらずマイルールを破り一気に読んでしまいました。まず往年の料理番組「料理の鉄人」を思い浮かべましたが、後書を読むと著者がその番組の書籍化に携われていたとか、なるほどその臨場感が作品に生かされているわけですね。アクシデントや小さなミスのリカバリーのリアルさも頷けます。物語はこれで終わらず、アジア大会、世界大会があるようなので続編、続続編が早く読みたいですね。また薫さんと海くんの恋の行方も気になります。

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6人の和洋中の若き料理人がコンクールで争う物語。
著者の方が「料理の達人」に携わった人だったので盛り上げ所を心得られててとてもおもしろかった。
コンクールに参加したシェフの生活環境がそれぞれで、優勝を目指すが一番の目標としてる料理人と、
自分が今できる技術を持って料理を楽しく戴いて欲しいとする料理人。
料理を提供するシェフの思いはどうあるべきかを問うている。
続編も書いて欲しいですね。

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熱き戦いの場面は文章でも伝わるほどでした。特に料理好きなら尚更一気読みしてしまうほどの作品だったと思います。
ただ、私的には『リカ』などのイメージが強い作家さんなのでなかなかのめり込むまでに時間がかかりました。
『リカ』とは違う雰囲気なので新鮮な気持ちで読むことは出来ました。

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五十嵐さんには珍しいテーマかな。

各ジャンルの若手シェフがしのぎを削るコンテスト。
フレンチ、和食、イタリアン、中華…。

ストーリー的には最初から筋道が決まってたように思えるくらいシンプルだったので読みやすい。

各料理人への講評は料理そのものよりそれぞれの心の有り様についての内容が主だったかな。

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料理の鉄人に似た舞台設定だと思っていたら、製作スタッフの方の作品だったんですね。生き生きとした登場人物の個性が一人ひとり際立っていて、章立てもすっきりしていて読みやすかったです。続編として、アジア大会、世界大会への挑戦についても、是非読んでみたい作品です。

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あれっ、この小説読んだことあるなあ。
読み始めてすぐに気がついた。単行本が刊行されたとき「『料理の鉄人』に携わった著者」という惹句に惹かれて読んだのだが、今回もまた同じ。番組は他局だがよく観ていたし、その後、ある番組で「鉄人」の演出、構成作家、フードコーディネーターなどのチームとある番組をご一緒したことがあり、そんなこともあって惹かれたのだろう。
読んだ本だからなあと思いながらもまた読んでしまった。まるでテレビドラマを観ているように光景が目に思い浮かび、非常に読みやすい本だからだ。大きく疑問に思ったり、引っかかったりすることもなく、スルッと読めるのはいいエンタテインメントの必要条件だ。
テレビ中継もされる料理コンテストに挑むプロのシェフたち。一人一人にさまざまな背景と決意があり、激しいバトルの様子に心躍らさる。
番組を通じて色々なシェフの人たちの取材をさせてもらったが、個性豊かな方が多かった。プロボクサー出身という方も複数いたし、全く異質な世界から突然料理に目覚めた方もいた。美しさにこだわるシェフもいれば、混沌にこだわるシェフもいた。皆に共通するのは「食べることが好き」という非常にプリミティブな感情。美味しいもののためには努力を惜しまない。そこが料理人の興味深いところ。

さてと姿勢を正して読む小説もいいが、ちょっと寝っ転がってタブレットで読むエンタテインメント小説もいい。

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著者と料理界の小説が結びつかない。しかしあとがきを読み納得しました。あの伝説の料理人対決。テレビで全国放送することで世の中に認知、人気となる。それの料理人歴十年未満であとは問わない。これで優勝すれば道が開かれトップシェフの仲間入りだ。優勝は目前の戦いが始まる。主人公の女性は己の腕など自信が持てない。タッグを組むアシスタントは大親友は心強い。敵は曲者かつ自信の塊でおそらく自分は最下位だろう。けど諦めないし負けない。料理の神様は微笑むかちゃんと見てくれてるだろうか。緊張感が読み手にも伝わってくる。

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五十嵐さんらしくサクサクと読みやすく、人物描写も良く、6人の若きシェフ、それぞれのキャラクターが目に浮かぶようで楽しい読書でした。
若き料理人たちのためのヤング・ブラッド・グランプリ。
「10年振りに会う友人に振る舞う料理」というテーマもとても良い。
「料理の鉄人」が目の前に浮かんでくる。
助手とのかかわり方も6人それぞれでキャラクターの描写が本当に良かったです。
文庫化で表紙が変わったようですが、個人的には単行本の際の表紙が好きです。

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「料理の鉄人」のような、大勢の観客の目の前で料理を作るコンクール。
ストーリーは至極わかりやすく、構成もわかりやすく、キャラクターもわかりやすいです。
とても素直で読みやすく、よく取材されていて(たぶん)、料理の臨場感がたっぷりでした。
6人の料理人は多すぎるのでは?と思いましたが、飽きそうなタイミングでさらっと流してくれるので、意外にさらりと読めます。
※264ページの「くわい」はフリガナを付けていただかないと読めませんでした。

難を言えば(奇しくも作中の料理の講評と似てしまいますが)あまりにもきれいにまとまっていて意外性が無い点でしょうか。
すべてが想定通りの展開、ラストで、まあそうでしょう、という感想です。
料理好きの中高生が読んだら違った感想を持つかもしれません。

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読んでいると「料理の鉄人」を彷彿とさせる描写がたくさんあって懐かしい気持ち。
実際に、その番組に携わった方の作品ということで、リアリティがあるのですね!
6人の若手料理人たちの人物像が、丁寧に描かれていて、生き生きと伝わってきました。
それもあって文章からでも、彼らの作る料理のイメージが頭の中に鮮明に浮かんできます。
スイスイ読めて面白かったです。
続きもありそうな終わり方で、次も是非期待しています。

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面白い!一気読みでした。
 
 日本最大のコンクール「ヤング・ブラッド・グランプリ(YBG)」記念すべき第10回大会に出場するファイナリスト6人がキッチン・コロッセオに集まった。テーマは「10年ぶりに会う友人との夕食」

エントリー資格は料理人歴10年未満。
フレンチ、中華、ポルトガル、和食、イタリアンの個性的な料理人、アシスタント、審査員、それぞれがこのコンクールに懸けている。

 作家の五十嵐さんは本当にあの「料理の鉄人」に関わっていたのですね。臨場感のあるキッチンの描写はさすがです。レストランとのコラボ付き映像化を希望します。

 出場者の中で興味深かったのはポルトガル料理の海。『蜜蜂と遠雷』の風間塵のように天才肌で、料理を愛する気持ちも純粋なところが印象的でした。

前菜から感動するようなレストランに行きたくなります。

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コンクールシェフというタイトルから、どんな話か想像はできますし、確かにその通りではあるのですが、想像以上に料理の言語化がすばらしく、むしろ料理が苦手な私は読み飛ばしそうになるほどでした。それぞれの料理人の様子見てよく描かれていて、どの人に対しても感情移入できそうなほどある意味分かりやすく、予想を裏切らない安定した話だと思います。

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料理の鉄人、懐かしい。ジャンルを超えた料理バトル。何を基準に判断するのか、ベテランに対抗するには何が必要なのか。ここでは10年未満のキャリアの料理人のみ。実際時折テレビでも見かける設定だが、プライドとか威信にかけるとかでなく、ただひたすら道を極めるというか美味しい料理を提供するために、というスタンスがよかった。

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料理を文字化する。これってものすごく難しいことのはずなのに、この臨場感!

若手料理人のコンクール。しかもテレビで放送されるもの、ときたら(若手ではなかったが)あの番組を思い出す読者はとても
多いことだと思う。
あの手に汗握りながらの、臨場感。画面を通して伝わる音と、感じる匂いなどが、この本からは立ち上がってくる。

そして、それぞれチャレンジャーの性格。事前準備のアプローチも千差万別。
コンクールの料理の場で具現化する、それぞれの性格。6人のそれぞれに唸ってしまう。

一気に読めて、何度も読みたくなる一冊。

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自身の理想とする料理人としての在り方、
ベストと思う料理がコンクールで求められるものと
合致するとは限らない

葛藤を抱えながらも真摯にコンクールに臨む
若き挑戦者たちの熱い戦いは、
「料理の鉄人」のように臨場感にあふれていた
そして何より描写される料理が美味しそう!

ストーリーは王道、サクサク読めて楽しい
夏休みにぴったりな作品でした

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『文字から五感が刺激される臨場感が味わえる』

料理経験10年未満の若手シェフによる日本最高峰の料理コンテスト”YBG”。その決勝が舞台。6人のコンテスタントと各アシスタント、そして審査員たちの多視点で描かれる群像劇である。

コロコロと視点が入れ替わり同時並行的に物語が進んでいくため、テレビのカメラワークを見ているようなスピード感があり読者を楽しませるテンポが良い。まるで会場にいるようなライブ感が楽しめた。

それぞれのコンテスタントが背負う負けられない理由を丁寧に描き、意地と意地がぶつかり合い、料理にかける熱い想いが伝わってきた。ジャンルは違えど恩田陸さんの名作『蜜蜂と遠雷』を読んだときの感情を思い出した。

ラストは少しあっさりしていると感じたが、多くを語りすぎないのもまた良し。皆のその後が気になる余韻も楽しめる。専門的な内容でありながら料理の素人にも情景が思い浮かぶような表現力には感嘆した。和、中華、フレンチ、イタリアン、ポルトガルとジャンルの違う料理を扱うことにも著者の挑戦を感じる。「料理の鉄人」世代ではないが、それでも十分楽しめたので世代の方は胸熱だろう。

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とにかく料理を作っている時も描写が上手く、ものすごく食べたくなりました。
特に中華!
でも1番食べたかったのはイワシのコロッケ。
最近はあまり料理に鉄人的な番組は見ないけれど、あーこんなんあったなあと懐かしく思いました。

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国内最高峰の料理コンクール”YBG”
出場資格はキャリア10年以内
優勝すればシェフとしての実力が認められ、日本だけでなく世界へのチャンスも開ける
ファイナリストは経歴も年齢もジャンルも違う6人
絶対に譲れないキッチンバトルが始まる
料理、人生、友情、対決、群像、成長
あらゆるものがギューッと詰まった一冊
6人それぞれの物語が楽しめる

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