トラウマのタイガ、こわい夢から逃れる

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こころをまもる絵本 第1巻
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刊行日 2025/02/26 | 掲載終了日 2024/11/20

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内容紹介

不安なことがあるときは、この本を開いてみよう。

トラウマやパニックについて症状・メカニズム・考え方・自分でできるケアを紹介します。

不安なことがあるときは、この本を開いてみよう。

トラウマやパニックについて症状・メカニズム・考え方・自分でできるケアを紹介します。


出版社からの備考・コメント

本書籍は刊行前のものです。内容・仕様等に変更がございます。ご了承ください。

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出版情報

発行形態 ハードカバー
ISBN 9784772615716
本体価格 ¥2,200 (JPY)
ページ数 40

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NetGalley会員レビュー

トラウマっていうのは子供にとっては言われてもすぐに理解できる種類じゃないかもしれない。
少々のことならばこれって当たり前なこと、と重たいものもするっとやり過ごしてしまう強さを持っている子供もいる。
だけれど、何らかの恵まれないハンデをしょったところにいたり喪失があって、
何のことかわからなくなって困っている子供も今の時代沢山いると思う。
その子達の所へ、夢が繰り返されてつらいことも変えていける方法もあるって、
同じような夢にうなされる体験をしているのが自分だけでなくそういうのを乗り越えてきた人もいるって、
触れてわかることができる本っていうのは、つらい気持ちで困っている子供にとって必要ですよね。

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10才の子どもが1人読みできるように書かれた、トラウマに対応するための本。
絵が可愛く、言葉選びも優しく、とても読みやすい。
引き金の「自然災害」や「死別」を見るにつけ、これは震災時にあったら重宝されただろうなと。
保健室とか、一人で人目を気にせず手に取れる環境にあれば助けになると思う。
シリーズ化されていて、違う心の困りごとへの対応方法も知れるようなのでシリーズ全て読んでみたい。

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「トラウマ」とは、事件や事故、自然災害、親しい人との突然の別れ、こころや体への虐待などによってこころや体の安全・安定が覆されるような事態のこと。だとすれば、トラウマに囚われてしまった人がひとりでこの本を読んでも、十分な効果は期待できないし、きっと、ちゃんと読めないのではないでしょうか。
では、この精神医療の療法書とでも言えるこの絵本は、「いつ」「誰が」読むのが一番望ましいのかと思うとき、それは、きっと、まだこころが健康なとき。こころがまだトラウマにとらわれず、自由な思考が持てるとき。心も体も理性もがまだ、ちゃんと元気なときに、すべての人が手に取ることが何より効果的なのではないかと思うのです。
こころが、危機に瀕したとき、トラウマが忍び込んでくることは、「誰にでもおこること」、「あたりまえのこと」なのだとまず、頭で理解しておくことが非常に大切なのでしょう。もちろん、そう知っていることで、すべてがうまくいくわけはないでしょう。けれど、トラウマに囚われ、自分も「こわい夢」を見始めたとき、「決して自分だけのことじゃないんだ」って、少なくとも、極度の孤独からは救ってくれるよすがになるのではないかと思うのです。
ただ、一口にトラウマと言っても、症状は多岐にわたります。再体験、回避、自責、超覚醒、パニック、解離、イライラ、アディクション・・・知らないと自分に起こっている心身の不調和が、トラウマのもたらすものだと気づかないかもしれません。だからこそ、元気な今、できるだけ多くの人が早く、読んでおきたい絵本です。この絵本では、本当に小さな子供から読めるようにルビも丁寧にふられています。どうか、未来の自分を、未来の身近な大切な人を、守ってあげてほしい・・・そうこの絵本は、大江美佐里さんは願っているようです。ありがとうございます。

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トラウマは心の傷。いろいろな要因で引き起こされるけれど、小さな子どもには、自分が今置かれている状態をきちんと把握できなくて、ただただ不安や焦慮に押しつぶされるような気持ちかもしれない。トラウマを解消するにはやり方があると知り、これは大人にも有効だなと思いました。気持ちを押し殺して、我慢を続ければ体にもメンタルにも悪影響を来します。
気持ちのカードを並べて、自分の今の状態を探ってみるのはいい方法だと思いました。ぴったりではなくても、そこから紐づけることができるかもしれない。誰にも言えない時にこのような本によって、心を落ち着けること、その一助になればいいですね!

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子供向けの本だが、大人にもわかりやすくて、知らないことを知ることができる本だった。
こういう本って、大人のほうが「自分は強いから大丈夫。心の病は弱いからなるものだ」と思いがち。かえって、子供のほうが先入観なく受け入れられるものかもしれない。
私にもトラウマがあり、何度も同じような悪夢を繰り返し見ていた時期があった。この本に書かれている「悪い夢を見たときは、誰か助けてくれそうなヒーローを思い浮かべる」という方法を読んだとき、「そうすればよかったのか」と目から鱗だった。私はひたすら、夢を見ないよう、怖い気持ちに蓋をしていたから。
絵柄がかわいく、文章が子供向けで優しいので、読みやすかった。

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