ブラッドマーク

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刊行日 2024/05/15 | 掲載終了日 2024/05/15

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内容紹介


野球選手に、禁断の疑惑。

探偵ジョーに、メジャー球団から依頼が。
獲得を目指す有望選手を調査してほしいという。

やがて、スポーツ賭博の疑いが浮上し……。

「大人の男」の美学が詰まったハードボイルド!

-----------------------

弟子も独立し、探偵ジョーは引退を考え始めていた。
そんな中、メジャー球団から依頼が舞い込む。

獲得を目指す有望選手が抱えるトラブルを、調査してほしいという。

尾行中、ジョーの目の前で誘拐が発生。
さらに、スポーツ賭博の疑惑が浮上し……。

-----------------------

著者/堂場瞬一(どうば・しゅんいち)
1963年茨城県生まれ。2000年、『8年』で第13回小説すばる新人賞受賞。警察小説、スポーツ小説など多彩なジャンルで意欲的に作品を発表し続けている。著書に「刑事・鳴沢了」「警視庁失踪課・高城賢吾」「警視庁追跡捜査係」「アナザーフェイス」「刑事の挑戦・一之瀬拓真」「捜査一課・澤村慶司」「ラストライン」「警視庁犯罪被害者支援課」などのシリーズ作品のほか、『八月からの手紙』『傷』『誤断』『黄金の時』『Killers』『社長室の冬』『バビロンの秘文字』(上・下)『犬の報酬』『絶望の歌を唄え』『砂の家』『ネタ元』『動乱の刑事』『宴の前』『帰還』『凍結捜査』『決断の刻』『チーム3』『空の声』『ダブル・トライ』など多数。


野球選手に、禁断の疑惑。

探偵ジョーに、メジャー球団から依頼が。
獲得を目指す有望選手を調査してほしいという。

やがて、スポーツ賭博の疑いが浮上し……。

「大人の男」の美学が詰まったハードボイルド!

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弟子も独立し、探偵ジョーは引退を考え始めていた。
そんな中、メジャー球団から依頼が舞い込む。

獲得を目指す有望選手が抱えるトラブルを、調査してほしいという。

尾...


出版社からの備考・コメント

★校了前の仮データを元に作成しています。刊行時には内容が若干異なる場合がありますがご了承ください。

発売前の大切なゲラをご提供させていただいております。弊社では、下記のような方からのリクエストをお待ちしております。
○発売に向けて、一緒に作品と著者を応援していただける方
○NetGalleyへレビューを書いてくださる方
○自分には合わない内容だった際、どういったところが合わなかったかなど、建設的なご意見をくださる方

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★校了前の仮データを元に作成しています。刊行時には内容が若干異なる場合がありますがご了承ください。

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○発売に向けて、一緒に作品と著者を応援していただける方
○NetGalleyへレビューを書いてくださる方
○自分には合わない内容だった際、どういったところが合わなかったかなど、...


おすすめコメント

<<<<<<<<<<<<<<<
『ピットフォール』『ラットトラップ』に続く
シリーズ3作目ですが、今作からでもお楽しみいただけます!
[文庫書下ろしです]

関連リンクから前2作の試し読みもできますので
是非ご確認ください!
>>>>>>>>>>>>>>>

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『ピットフォール』『ラットトラップ』に続く
シリーズ3作目ですが、今作からでもお楽しみいただけます!
[文庫書下ろしです]

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是非ご確認ください!
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販促プラン


読み終わりましたら是非NetGalleyへレビューをご投稿ください!
著者・担当編集者ともに楽しみにお待ちしております。
また、適したメディアやお持ちのSNSにもレビューを投稿いただき、多くの方に本を拡げていただけますと嬉しく幸いです。

※発売前作品のため、ネタバレになるレビューはくれぐれもお控えくださいませ※

ご協力の程、何卒宜しくお願いいたします。

★★★
作品の拡材や指定配本をご希望の書店様は
恐れ入りますが<講談社 出版営業局>まで直接お問合せをお願いいたします。       

★★


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★★★
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NetGalley会員レビュー

シリーズ最初の「ピットフォール」は発表された時に読んでいる。その後に第2作目が発表されているが未読。そしてシリーズ第3作だ。
ニューヨークを舞台に1959年の私立探偵ものを展開している。パルプ雑誌やペーパーバックで発表されるような典型的なハードボイルドを日本人作家が書く。素敵な試みだ。
バードボイルドでは、ダシール・ハメットにしてもレイモンド・チャンドラーにしても、ストーリーはそんなに凝っていない。サム・スペードやコンティネンタル・オプ、フィリップ・マーロウのキャラクターや描写で読ませている伝統的な古典文学手法。雰囲気の文学であり、様式美の文学でもある。
そこに果敢に挑んでいて、しかもけっこう気持ちよく読ませてくれる。
かつてのアメリカン・ハードボイルドへのオマージュとも読めるし、フォロアーとも読めるが、できるならばこの作品をアメリカに逆輸入してヒットさせるみたいなところまで行き着くと気持ちいい。けれどもそれはなかなか難しいのかなあ。
韓国映画が最初からグローバル展開を目指して作られているように、エンタテインメント文芸にもグローバル展開を目指す作品があってもいいのかもと感じた。

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これって大谷のあの騒動を意識して書かれていますよね。野球選手が賭博で借金、それが元で仲良しの娘が誘拐される。それにしても米国の賭博は何でもありなんですね。そこに社会の病巣みたいなものを感じます。賭博で娘の養育費を払うプロ野球選手ってどうなんだと思ってしまいます。レイモンド・チャンドラの小説に出てくるフィリップ・マーロウみたいな名探偵が体当たりで事件を解決します。スピード感がありなかなか面白かった。

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『ピットフォール』、『ラットトラップ』に続くシリーズ三作目ということなのですが、
二作ともに未読で今作が初読みでしたが特に前二作読んでいないとダメだという事はなく、
55歳の探偵がヤンキースがドジャースのマイナーにいる捕手を獲得するために身元調査の
依頼を受けて身辺を調べるが、スポーツ賭博をしているらしいということを知る。
多額の未返済金回収を巡って胴元との抗争に巻き込まれた探偵とニューヨーク市警とFBIが
入り乱れて事件解決の為に丁々発止のやりとりが行われる。
こういう話は日本を舞台にして描くと絵空事の話になるので、自分には土地勘のない外国での
話なるのも致し方なく探偵物のハードボイルドとしてはおもしろく読ませて頂きました。
前二作も読んでみたいと思うほどテンポよく話が進んでいきます。

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少し前に話題になったあの事件を彷彿させる。
あ――! もう少し早く出版していたらと、残念な気持ちが抑えられません。
堂場先生、ものすごく巧いです(上から目線すみません)。
米国の作家さんが書いた小説を翻訳した作品? と錯覚するほど見事です。
カタカナの名前は混乱して…と読書メーター界隈でよく出る自虐ネタですが、
その点も堂場先生は混乱を避けて読みやすくしていただいて、
ファンの声が届いているのですね、嬉しいです。

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著者にしては珍しい海外が舞台のハードボイルド作品であるが、相変わらずリズムが良く、ワクワクしながら読んでしまう。特に本作は、主人公の探偵ジョーにあのヤンキースから依頼が舞い込むという、いきなり堂馬ワールド炸裂のストーリーで私だけでなく著者のファンでかつMLBファンには堪らない展開。それにしても海外ハードボイルドはなぜか、文体までチャンドラーのようになるところはさすがです!『ピットフォール』『ラットトラップ』に続く探偵ジョーものもこのままシリーズ化するのだろうか。楽しみで仕方ない。

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前2作を読んでいないので、人物関係を理解出来るか不安もありながらも読み進めた。未読でも全く問題なく読むことが出来た。
野球選手とスポーツ賭博。最近ニュースになったあの事件を思い出させるが、舞台は1970年代。
探偵ジョーがメジャー球団から、獲得を目指す選手のトラブルを調査してほしいと依頼が舞い込むところから始まる。
まるで当時書かれた本の翻訳された小説を読んでいるようだった。
メジャーリーグに詳しいわけではないので、選手に注釈がついているのもが嬉しい。また当時の映画やバンドにも注釈がつけられているので、若い世代の人も調べながら読まなくても良さそうだ。

プロ野球選手として禁断の野球賭博は行われていたのか?探偵ジョーはいかに真相に辿り着くのか?
前作二作未読でも十分楽しめた。でも弟子をどう育てたのかを知るためにぜひ前作も読んでみたいと思う。
55歳の探偵ジョーの悲哀も感じながらも、ラスト1ページの言葉には痺れた。

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探偵ジョー(50代)を主人公とするハードボイルド第3弾
1作目は以前読んでいて、
2作目は未読だったので並行して読みつつの今作。
各作品間にそれなりの年月が経っていて、
主人公も引退を考える年になって
10年前、2作目で見習いだったリズが事務所を開いていたり
彼らの変化も読みどころの一つだとは思いつつ
それを無視していきなりの3冊目でも大丈夫そう。
マーロウの「タフでなければ~」を思い起こしつつ
無理しすぎで、自分の周りにいたらきっと迷惑なんだけど
でも、かっこいいなぁ…
なんとなく10年刻みなようなので、次作はさすがに無理?
それとも、まだまだ頑張れるのか、気になります。

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『これってあの事件がモチーフですよね…』

アメリカを舞台にしたハードボイルド小説。主人公はニューヨークに事務所を構える55歳の中年探偵。1人のプロ野球選手(マイナーリーガー)の身元調査から繰り広げられるヒューマンドラマであり、ミステリというよりもサスペンスに近い。

本作は野球好きの方、特にメジャーリーグ(MLB)に興味のある方にとって大いに楽しめる内容になっている。野球そのもののルールというよりも、マイナーリーグの選手がメジャーリーグに昇格する難しさなど、アメリカ野球界に対する前提知識があればより深く物語に没入できるだろう。

そして読み終えた方はピンとくると思うが、この物語は2024年に世界中を騒がせた野球界のあの事件がモチーフになっていることは言うまでもない。そういう意味でも非常にホットな作品だ。

こちらの作品は「ピットフォール」「ラットトラップ」に続くシリーズ3作目とのことであるが、前作が未読でもまったく違和感なく読み進めることができた。ニューヨーク、ロサンゼルス、ニューオーリンズと米国各所を旅しているかのような爽快感を味わってほしい。

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あらすじを読んだ時に、大谷選手と水原一平さんの件を彷彿とさせる話だなあと思った。
しかし流石に話題になった時にはもう構想もあり書いていたのではと思ったのでむしろ預言書かな?と。

読んでみるとなんだかアメリカ人の人が書いたのかな?と思うような情景や言葉のチョイス。
勢いもあり誘拐事件あたりからグンとスピードアップしながら読めました。

最終的にやっぱり水原一平さんのことが頭に浮かびながら読み進めていき、水原一平さんもこうやって胴元にやばい感じで追い詰められたら自分のして来たことの恐ろしさがわかるかもしれないなんて思ってしまいました。

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私立探偵ジョー・スナイダーシリーズ3部作の最終作との事で前2作は未読ですが支障なく面白く読みました。1959年35歳、69年45歳、79年55歳とアメリカの異なる世界を描くハードボイルド・ミステリーの今回のテーマはMLBでヤンキースから他球団のマイナー選手の調査依頼を依頼されたジョーは誘拐・賭博の絡む事件に巻き込まれます。最近の某大事件を想起させるとは言え内容は全くの別物でした。ジョーの報酬に拘らない真摯な男気と優しい人間性に感動しましたね。65歳の次作も読めればと私は願いますね。

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