アザラシのアニュー

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刊行日 2023/12/20 | 掲載終了日 未設定

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内容紹介

第70回青少年読書感想文全国コンクール
課題図書 小学校低学年の部

海にうかぶ氷の上で、アザラシのあかちゃんがうまれました。おかあさんとあかちゃんは、鼻をちかづけあって、おたがいのにおいをしっかりとおぼえます。おかあさんはあかちゃんに、アニューという名前をつけました。アニューは、おかあさんのおちちをのんで、すくすくそだちます。ある日、おかあさんがうみにでかけてしまうと……。

第70回青少年読書感想文全国コンクール
課題図書 小学校低学年の部

海にうかぶ氷の上で、アザラシのあかちゃんがうまれました。おかあさんとあかちゃんは、鼻をちかづけあって、おたがいのにおいをしっかりとおぼえます。おかあさんはあかちゃんに、アニューという名前をつけました。アニューは、おかあさんのおちちをのんで、すくすくそだちます。ある日、おかあさんがうみにでかけてしまうと……。


出版社からの備考・コメント

<著者紹介>あずみ虫:1975年神奈川県生まれ。絵本作家、イラストレーター。安西水丸氏に師事。アルミ板をカッティングする技法で作品を制作。2010年講談社出版文化さしえ賞受賞。絵本『わたしのこねこ』(福音館書店)で産経児童出版文化賞美術賞を受賞。写真家・星野道夫氏への憧れと野生動物への関心から、2018年よりアラスカに通い始め、現在はアラスカと日本を行き来しながら、作品を制作している。

<著者紹介>あずみ虫:1975年神奈川県生まれ。絵本作家、イラストレーター。安西水丸氏に師事。アルミ板をカッティングする技法で作品を制作。2010年講談社出版文化さしえ賞受賞。絵本『わたしのこねこ』(福音館書店)で産経児童出版文化賞美術賞を受賞。写真家・星野道夫氏への憧れと野生動物への関心から、2018年よりアラスカに通い始め、現在はアラスカと日本を行き来しながら、作品を制作している。


おすすめコメント

アラスカに滞在し、絵本を制作するあずみ虫が、野生動物の子どもが懸命に成長する姿を描いた、大ぼうけんの物語!アザラシの成長を丁寧におったストーリーと親しみやすいイラストで、動物への興味の入り口となる絵本です。巻末には、アザラシの生態を解説した図鑑ページも収録。監修協力:村田浩一(よこはま動物園ズーラシア園長)

アラスカに滞在し、絵本を制作するあずみ虫が、野生動物の子どもが懸命に成長する姿を描いた、大ぼうけんの物語!アザラシの成長を丁寧におったストーリーと親しみやすいイラストで、動物への興味の入り口となる絵本です。巻末には、アザラシの生態を解説した図鑑ページも収録。監修協力:村田浩一(よこはま動物園ズーラシア園長)


出版情報

発行形態 ハードカバー
ISBN 9784494015931
本体価格 ¥1,500 (JPY)
ページ数 41

閲覧オプション

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NetGalley会員レビュー

アンデルセンのみにくいアヒルの子を思いおこさせる。おかあさんと離れ、ドキドキの冒険が始まり、最後はハッピーエンド。大人が安心して読み聞かせでき、自分でも読み返してみようと思う絵本です。最後にアザラシについての知識がわかるページもわかりやすい。作者のあとがきも、良し。

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彩色したオリジナルの紙を切り貼りして画面構成する手法は、レオ=レオ二やエリック・カールを彷彿とさせる。14ページの海の場面は、まさに『スイミー』へのオマージュ。教育出版小学1年生下の今江 祥智『うみへの ながい たび 』を読んだ子どもたちは、お母さんと2頭でも大変だと思っていたのに、アザラシは1頭で旅するの!?とびっくりするだろう。大人としては、科学絵本とフィクションのどちらにも徹底しないストーリーや絵柄がややとっつきにくい。#読書感想文コンクール2024#NetGalley

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タテゴトアザラシの赤ちゃんが生まれて大きくなるまでの感情移入ができる。
今の自分を鑑みて、大きくなるまでにどんなことがあったかを思い出してみるのと、
このアニューが大きくなるまでに危ないことや不安なことがあって乗り越えた。
そういう共感をもとに、子供たちもこの本を読んで共感して自身を感謝できるといいなあと思います。

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ほわほわっとした温かみのある絵がまず目に入り、ほっこり系のお話なのかな、と思って読み進めました。
最初はその通り、おかあさんとの触れあいから始まっていくのですが、そこは野生の生き物、突然ハードモード人生(アザラシ生?)がはじまります。
がんばれ、がんばれとハラハラしながら読み進めるこどもの姿が目に浮かぶようです。
最後はアザラシの生態についての補足コーナーもあり、知的好奇心を喚起することができる作品でもあ?と思います。

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アザラシの赤ちゃんは白い毛が可愛いと思ってましたが、白い毛の内は、遠くへ行けないんですね。毛が生えかえるようになって始めて、オキアミ等食べることができて、周りの世界も見えるようになるとは自然界は厳しいですね。

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ほのぼのとした絵のおかげもあり、すんなりアニュー目線になれました。子どもたちもすぐに
絵本の世界に入っていけそうですね。
また、タテゴトアザラシの生態や北の海に住む動物たちについてもきちんと知れる良い本だと思います。

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アザラシの赤ちゃんのかわいいこと。作者さんの思いがたくさんつまっていて、読み進めていくのがもったいなかったほどです。
ハラハラドキドキするシーンもあり、別れの後のすてきな出会いもあり、すごく充実した絵本でした。シャチこわかった~。
あとがきや巻末の説明がとても丁寧で、読み聞かせのときに補足することもできるので助かりますね。
読ませていただきありがとうございました。

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タテゴトアザラシの赤ちゃんアニューは産まれてから、お母さんのおっぱいをたくさんもらい、泳ぐ練習をします。でも、2週間後、お母さんは北極へ旅立ってしまいます。「白い毛が灰色に生え変わったら、いらっしゃい」という言葉を残して…。その後魚を取る練習をし、毛が灰色に抜け替わった頃、アニューは北極を目指します。シャチに食べられそうになったり、ツノメドリに会ったり。アニューは無事に北極に行くことができるのでしょうか?巻末にはタテゴトアザラシのひみつも載っていて、これを読めばタテゴトアザラシ博士になれるかも!?

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課題図書ということで読みました。絵が可愛くて、アザラシの子供が独り立ちをする姿可愛いなと読みました。温暖化にも触れていて良いと思いました。結論がどうだった?と子供。確かに気になりました。
学校で読み聞かせしたいと思います。

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アザラシのアニューが生まれて、ママと匂いを嗅ぎあうところから始まる物語です。ママとは2週間でお別れ。そこからは一人で生きていくなんて、アザラシの子育ては短いんですね。きれいな海の生き物を見たり、魚の食べ方を覚えたり、シャチに襲われそうになったりと冒険をするアニュー。かわいかったアニューが姿を変え、強くなっていく過程が描かれています。あとがきには、温暖化の影響で、アザラシが生き延びるために必要な海氷が減っていると書かれていました。生態系を維持するために、できることを探したいですね。

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可愛いタテゴトアザラシのアニューの成長に寄り添っていくことで、読み手の心を豊かにしていく。それと共に、これからの地球の在り方を考えさせるきっかけとなる、そんな未来にむけての絵本。

あまり知る機会のない生き物を知り、その不思議に触れ、驚きを覚えることは、生き物を大切にするまず第一歩だと思う。
タテゴトアザラシのアニューが生まれ、母親と過ごし、さらに一人旅をするこの物語。最初は可愛いアニューが、頑張り、新たな世界で様々な生き物と触れ合い、危機を切り抜けた末に安住の地に辿り着く様子は、読む子どもをわくわくさせるだろう。
更に、タテゴトアザラシについてのわかりやすい解説を読むことで、これは単なる絵本ではなく、実在する生き物の生きる様子についての物語なのだと知ってほしい。そう願った。
そして出来うれば、〈あとがき〉を大人が読み聞かせしてあげて欲しい。生きる素晴らしさだけでなく、タテゴトアザラシを巡る現状を伝え、これら生き物達がずっとくらしていける世界になることを共に願って欲しい。心からそう感じた。

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タテゴトアザラシのアニューが生まれてから、あたらしいばしょにたどりつくまでのおはなし。アニューのぼうけんを通して、ちきゅうおんだん化のことや、やせい生物のかこくなせいかつを身近に感じることができます。かわいいアニューをしぜんにおうえんしたくなるえほん。

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タテゴトアザラシのアニューが、生まれてから独り立ちして北極に向かい、他のタテゴトアザラシに出会うまでのお話。
アニューの表情が豊かでかわいらしいです。
アニューが北極に向かって泳ぎ出したところの海が、とても鮮やかで目をひきます。
あとがきを読むと、著者と同様、温暖化を何とかしなくては、という思いが湧いてくると思います。
アニューの冒険物語を読んだ後、もっとタテゴトアザラシについて知りたいと思った読者のために、巻末の「タテゴトアザラシってどんなどうぶつ?」という詳しい説明が用意してあり、抜かりないと思いました。

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第70回青少年読書感想文全国コンクール
小学校低学年の部 課題図書

タテゴトアザラシのおやこの話
生態にそった内容で、初めて知ることばかり。
特に4週間後に、母親が子どもを残し北極海へ先に旅立ってしまったときには、アニューと同じ気持ちになり、ただただ心細く感じた。
そこから勇気を持ち、自分で自分のエサをとりながら北に向かっておよいでいくアニユーを応援するしかない。

シャチに襲われたきょうふから、仲間と出会えたよろこびは、読み手もホッとひといき。

巻末のタテゴトアザラシの説明もおもしろく、ぜひ水族館でタテゴトの模様を見てみたいと思った。

お父さんの存在はどのようになっているのか?など、もっとタテゴトアザラシのことを知りたい気持ちにもなれた。
素直に読める絵本。

#NetGallyJP

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知らなかったアザラシの生態がよくわかる文体で絵で書かれていて、とても親しみを持って読むことができる。この絵本から、環境問題に興味をもつきっかけになるとよいと思う。なにしろ絵がかわいいので子どもたちは、自然に手にとるのではないかしら?

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生き物の生態を理解することができる絵本。
タテゴトアザラシについてよく知ることができます。
たった2週間で親離れ、独り立ちして広い海に出ていくアニュー。親子愛あり、ピンチあり。
アニューが可愛くて健気に描かれています。
動物好きな子に良いかも。

あとがきを解説してあげられたら、SDGsも絡めることができそう。温暖化はアザラシの住む場所を奪ってしまう。

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おかあさんにおわかれを言われ、残されたアニューを見て胸がキュンとなりました。アザラシの世界は厳しいなって。
物語風に書いてありながらアザラシの生態がよくわかるようになっていて、たくさん学びがありました。アザラシの置かれた環境が危なくなっていることも。
アニューは最後に北極でおかあさんと出会え…(読んでのお楽しみです)

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