能力で人を分けなくなる日
いのちと価値のあいだ
最首 悟
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刊行日 2024/03/25 | 掲載終了日 未設定
ハッシュタグ:#能力で人を分けなくなる日 #NetGalleyJP
内容紹介
正解のない問いを考え、多様な他者と生きる
シリーズ「あいだで考える」
不確かな時代を共に生きていくために必要な
「自ら考える力」
「他者と対話する力」
「遠い世界を想像する力」
を養う多様な視点を提供する、
10代以上すべての人のための人文書のシリーズ。
*
本書は、著者の三女で重度の知的障害者である星子さんとの暮らしや、津久井やまゆり園事件の犯人「植松青年」との手紙のやりとり、また1977年から通い続けた水俣の地と水俣病などについて、10代の3人の若者を相手に語った記録である。能力主義と優生思想、人とのかかわり、個・自立・責任、差別、脳死、人の生死といのち……などをめぐって話しあい、いのちに価値づけはできるのか、「共に生きる」とはどういうことかを考える。(装画:中井敦子)
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出版社からの備考・コメント
四六判変型並製
出版情報
ISBN | 9784422360164 |
本体価格 | ¥1,400 (JPY) |
ページ数 | 160 |
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NetGalley会員レビュー
この本を読み終えないにも関わらず、フィードバックせずにはいられませんでした。
自分自身、家族に「自分にもしも何かあったときは脳死判定を受け入れて。できれば、眼以外は余すことなく誰かの役に立てて」と言ってきたのです。62ページ最首さんの「脳がだめになったなった人間は死亡とみなしていい」」の件で、自分がどれだけ浅い考えであったか、突きつけられたような気持ちになりました。
脳死を受け入れるか、否かは個人の考えもあり尊重されるべきで、正しいか否かのジャッジは誰にも下せることではないでしょう。しかし、どこまで深く考えたかという過程はとても大切だと思います。本書は心から生徒にも読んでほしいし、大人も読んでほしいと思います。個人的に常にやや厳しめの評価をするのですが、本書に関しては躊躇なく☆5つを付けます。