スパイシーカレー魯珈ストーリー

小さな大行列店ができるまで

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刊行日 2024/03/26 | 掲載終了日 2024/03/25

ハッシュタグ:#スパイシーカレー魯珈ストーリー #NetGalleyJP


内容紹介

東京都内屈指の繁盛店のカリスマ女性店主であり、

大ヒットレシピ本「魯珈のスパイスカレー本」の著者でもある

齋藤絵理が、これまでの歩みと人気の秘密を惜しみなく語り尽くす!

2016年大久保にオープンし、瞬く間に都内有数の行列店に上り詰めたスパイシーカレー専門店〈魯珈〉。

スパイスカレーと台湾料理の「魯肉飯」のあいがけを看板メニューに掲げ、毎回工夫を凝らした週替りメニューで人気を集める。

昨年6月に店舗移転した後もますますエネルギッシュにワンオペで店を切り盛りする女性店主が繁盛店の裏話やノウハウを惜しみなく語り尽くします!

南インドカレーの名店「エリックサウス」での修行時代

挫折を超えての独立

物件選びやメニューへのこだわり

企業コラボの舞台裏

カレー一筋のストイックな日々

東京都内屈指の繁盛店のカリスマ女性店主であり、

大ヒットレシピ本「魯珈のスパイスカレー本」の著者でもある

齋藤絵理が、これまでの歩みと人気の秘密を惜しみなく語り尽くす!

2016年大久保にオープンし、瞬く間に都内有数の行列店に上り詰めたスパイシーカレー専門店〈魯珈〉。

スパイスカレーと台湾料理の「魯肉飯」のあいがけを看板メニューに掲げ、毎回工夫を凝らした週替りメニューで人気を集める。

昨年6月に店舗...


おすすめコメント

帯コメントはゴスペラーズ黒沢 薫さん

ーーー

これは飽くなきパッションと、探究心と好奇心と食欲とを持ちあわせ、どこまでも人懐っこくてやさしい1人の女性がカレーと共に駆け抜けた青春物語であり、令和の細腕繁盛記!

読んだ後は魯珈のスパイシーなカレーを食べた後のようにスッキリ。

そして活力がどんどん溢れてくる。

さあ、読むべし!

黒沢 薫(ゴスペラーズ)

ーーー

帯コメントはゴスペラーズ黒沢 薫さん

ーーー

これは飽くなきパッションと、探究心と好奇心と食欲とを持ちあわせ、どこまでも人懐っこくてやさしい1人の女性がカレーと共に駆け抜けた青春物語であり、令和の細腕繁盛記!

読んだ後は魯珈のスパイシーなカレーを食べた後のようにスッキリ。

そして活力がどんどん溢れてくる。

さあ、読むべし!

黒沢 薫(ゴスペラーズ)

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出版情報

発行形態 ソフトカバー
ISBN 9784910511696
本体価格 ¥1,500 (JPY)
ページ数 192

閲覧オプション

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NetGalley会員レビュー

全体的に語り口調でで書かれている。レシピ動画などでなんとなく語り口調スを知っているうえで読むと内容が入って来やすく本を読んだというよりは講演を聞いたような気がする。そんなこともあり一気読みしてしまった。

また各所の分析において、(例えばスパイスカレー流行の経緯の分析)明晰な頭脳をお持ちだなと感じた。料理は論理みたいなところがあると思うので(段取りとかそういう点で)頭の整理ができている人なのかなと感銘を受けた。
お店に行ったことはなくコラボ商品しか食べたことはないのだけれど、コラボ商品についても詳しく開発の経緯など記されていて興味深い。

前段ではなぜカレーが好きになったのかから始まり独立するまでのアレコレが書かれていて、まっすぐスッと来たわけじゃないんだなと。
また後半ではこれから開業したい人への実地のアドバイスのような雰囲気もありその辺もまた興味深かった。

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スパイスカレーがすごく好きというわけではないが、近くに勤めていたこともあって八重洲の「エリックサウス」にはよく行っていた。いつも行列ができているが、店の回転が早く、それほど待つことはない。しかもカレー自体がコクがあって美味しい、そしてボリュームの割に高くもない。
そこで働いていたのが、この本の齋藤絵里だ。
この本はおそらく話したことをまとめたもののようだが、興味深いのは大人気となった大久保の店の開店までの経緯、そしてコラボ案件がどのように展開していくのかを事細かに記している点だ。
大久保の店があるのは、新宿から大久保に抜ける道沿いで、よくその前を通る。移転したが、その店もすぐ近くのビルだ。朝に予約帳に名前を書き、時間に訪れるというシステムなのでちょっと面倒で店は訪れたことがない。ならば、すぐに入れるちょっと先の牛すじカレーの「小さなカレー屋」に行ってしまう。
話題になったセブンイレブンのコラボ商品も、子供は「抜群にうまい」と毎回食べているが、私は食べていない。
そう、残念ながら私は「カレー弱者」にして「魯珈弱者」にすぎない。
しかしこの本を読んで、作者のスパイスカレーへのとてつもない愛を感じた。店では定番商品を提供するだけでなく、週替わりの新作カレーを提供する。常連の客に毎週のように新しい発見をして楽しんでもらうためだ。
「情熱大陸」でもその奮闘を見たが、大学を卒業後にダンサーとして活躍、フィットネストレーナーを経て、エリックカレー、エリックサウスで働くという人生は波乱の日々。しかしエリックサウス立ち上げ時に経験が自身の店の立ち上げに役立ち、エリックサウスの稲田俊輔のアドバイスで週替わりカレーの提供を始めたというのも幸運だった。ゼロサムで言うならば、苦労した分、きちんと報われたということだ。
その後はまさにシンデレラストーリー。そこに「情熱大陸」が大きな推進の役割を果たし、さらにコロナ時代の企業とのコラボ商品需要がよりブームをブーストさせる。ワンオペの店での提供には限界があり、その希少性も魯珈の価値をさらに増していく。

スパイスカレー好きの大学生の子供はよくスパイスからカレーを作る。これがけっこううまい。インドでは毎日日常的に作っているのだから、それほど作り方が大変なわけでもない。でも丁寧に作らないと、途端に雑味がでくる。そのあたりがスパイスカレーの面白いところだ。
グルメという視点からも、経営という視点からも、そして自己啓発としてもおすすめの一冊。
なんだかスパイスカレーを食べた時のように元気の出てくる一冊だ。

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「お客さまとのコミュニケーションを大事にすべし」という強い信念を持ち、常にカレーを探求し続ける斎藤絵理さん。
エリックサウスでの経験はもちろん、仕事に一生を捧げることができるのか?と問いなどお店を経営するための指南も含まれています。

世の中のカレーに魅了された方の人生を拝受できたことで、私のカレー愛は一層深まったことは言うまでもありません。

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魯珈には、ずいぶん前に行った。大久保の小さいお店で、その頃にかなり並んでいて、1時間くらい待って入店しただろうか。スパイスの香りにあふれ、とても美味しかったのを覚えている。その店長の話。いかにカレーに取り憑かれたか、いかにお店をはじめたか。側から見ると無謀とも思える開店と一人だけでやるオペレーション。これを読むと、しっかりした準備とめちゃくちゃ熱い思いがあることが分かる。これくらいの思いがなきゃ繁盛店は生まれないのだろう。企業とのコラボの裏話や店を出そうと思っている人へのメッセージもあり、じっくり味わえる本になっている。また、魯珈のカレーが食べたくなってきた。

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