夏井いつきと深める 季節のことば辞典
夏井いつき・監修
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刊行日 2023/12/08 | 掲載終了日 2024/06/10
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内容紹介
「季節のことば」には、歴史や生活、人々の営みがぎゅっと詰まっている
いわば学校の図書室のための『歳時記』。
学校の授業でも役立つよう厳選された季語を、見出し語として約500語収録している。
夏井いつき先生ご監修だから、とにかく丁寧でやさしい。
【目次】
夏井いつき先生巻頭インタビュー「たったひとことで心のなかに豊かなイメージを生み出すことば」
春のことば
夏のことば
秋のことば
冬のことば
付録Ⅰ「日本の暦」
付録Ⅱ「季節の手紙を書こう」
付録Ⅲ「俳句を作ろう」
【本書の特長】
★夏井いつき先生の監修だから、親しみやすくわかりやすい
★厳選された季語を、見出し語として約500語収録
★見開き完結の紙面構成で、パッと見てわかる
★短く心地よいテンポの解説文で、頭にすっと入る
★豪華イラストレーターの絵で、情景が目に浮かぶ
★必読! 夏井いつき先生のインタビューや名句の鑑賞文
★語彙力、表現力、読解力、観察力……俳句で育てられる力
【監修:夏井 いつき(なつい・いつき)】
俳人。8年間の中学校国語教諭を経て、俳人へ転身。俳句集団「いつき組」組長。創作活動に加え、俳句の授業〈句会ライブ〉、「俳句甲子園」の創設にも携わるなど幅広く活動中。TBS系「プレバト!!」俳句コーナー出演などメディアでも活躍。2015年より初代俳都松山大使。
[主な著書]
『句集 伊月集 鶴』(朝日出版社)
『夏井いつきの世界一わかりやすい俳句の授業』(PHP研究所)
『夏井いつきのおうちde俳句』(朝日出版社)
『瓢簞から人生』(小学館)
『夏井いつきの365日季語手帖』(レゾンクリエイト)
……など著書多数。
出版社からの備考・コメント
―― そんなことを思っているあなたにこそ、この本の中身を一度ご覧いただきたいと思っております。
学校図書館向けの書籍として製作しましたが、大人の皆さまにもおすすめしたい一冊です。きっと明日から、日常生活で目にうつる世界が変わります。
気に入っていただけたら、ぜひ実際の書籍もお手にとっていただけますと幸いです。本書の繊細なイラストの表現をご覧いただきつつ、身近な方々と共に会話のタネとしてご活用いただけたら、これ以上の喜びはございません。
おすすめコメント
日本の文化や歴史に触れる楽しさを知ることができる一冊
学校の図書室にぴったりの『歳時記』を作りたい!
そんな思いからできあがったのが、『夏井いつきと深める 季節のことば辞典』です。
四季のある美しい日本に住んでいる皆さんに、ぜひ知っておいてもらいたい「季節のことば」をぎゅっと一冊に集めました。
気軽にペラペラめくっていくだけで、身の回りにある「季節のことば」に出逢い、俳句についても知ることができる一冊を目指しました。
俳句を作ってみたいあなたにとっても、今はまだ俳句に興味のないあなたにとっても、この本が、皆さんの生活の中にあふれている「季語」に気付くきっかけとなることを願っています。
夏井いつき
(以上、「はじめに」より一部抜粋)
出版情報
発行形態 | ハードカバー |
ISBN | 9784055014069 |
本体価格 | ¥4,500 (JPY) |
ページ数 | 80 |
閲覧オプション
NetGalley会員レビュー
夏井先生の監修ということもありますが、改めて日本の暦について勉強になりました。
そして、「夏井いつきが読む季節の名句」では、俳人の句が紹介されていますが
松井芭蕉氏の句「秋深き隣は何をする人ぞ」に心酔してしまいました。
五七五の短い音でありながら、様々な想像力が広がって気持ちが良かったです。
季節ごとに分けて、見開きで20数個の季語が載っていて、一覧性がある。小学生から中学生くらいの初心者がイラストに惹かれて気軽に手に取り、「しらたま美味しいよね〜。」「くらげって季語なの?!」と楽しく見ることだろう。俳句の題材にする季節だけが決まっていて、何を詠もうかなという時に参考になる。
一方、俳句を作る側・指導する側から見ると、まず、季語のすぐ隣に例句があった方が使いやすいと思う。どの子も、どう句の形にすればいいかで最初はつまずくので。また、どの季節の季語かが索引を見た時点で分かるとありがたい。欲をいえば、その季語の説明はどのようなイメージをもつかというところまで説明してくれると歳時記としての意義があると思う。季語のもつイメージについては、夏井先生の最も大事にするところなので、夏井先生監修であるにも関わらずそれを省いたことについて、夏井先生の同意がどのようになされたのか経緯は気になるところだ。
もちろん、これらの要素を全て入れると気軽に手に取れないからできるだけ簡易に、という制作意図があっての本だと思う。この本を手にとって「俳句面白いんじゃね?」と思い、次のもう一冊を手に取る子が現れてくれることを願う。
俳人・夏井いつきさんが「学校の図書館にぴったりな『歳時記』を」と作られた本。日本ならではの生活、文化、歴史があり、それらから生まれた言葉が季語。季語は覚えなくていい。けれどその語に「こんな情報があったのか!」と改めて知った。各ページの左側にはフムフムと読みたくなるコラムつき。背景や文字は統一されたカラー、写真やイラスト付きで新しいイメージ。生徒が手に取りやすい!学校にあるカラーの歳時記は写真や色が古めかしくなってきているので、図書館に入れたい。プレバトでは辛口な夏井さんですが、とても優しい語り口。中学校の国語教師の経験があったそうです。
「学校の図書室にぴったりの『歳時記』を作りたい!」とあるように、児童の目に引きやすい表紙や挿絵に、厳選された言葉並びが素晴らしい本です。また、「学校の図書室に」という御心込めて制作されたというのも、学校司書としては嬉しい限りです。
「歳時記は見ているだけで楽しい」と言われますが、本当にそのとおりだと思います。子どもたちにもそれが伝わるよう、挿絵などで工夫されています。
夏井先生監修の、小中学生にも読みやすい歳時記が発行されるとは思っていなかったので、とても嬉しいです。
イラストと写真がとても美しく、ことばからのイメージがふくらみやすいと思います。
思いがけず選書会で実際に手にして見ることができたのですが、思ったよりも本のサイズが大きくて驚きました。
このサイズだと見応えもあるし、見開きで置いても見やすいので授業にも使いやすいと思いました。