気がつけば40年間無職だった。
もしくは潔癖引きこもり女子の極私的物語
難波ふみ
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刊行日 2024/03/04 | 掲載終了日 2024/03/03
ハッシュタグ:#気がつけば40年間無職だった #NetGalleyJP
内容紹介
シリーズ第3弾はまさかの〝ノン〟お仕事ノンフィクション
生まれてからこれまでの40年間、一度も働いたことがないという女性の物語。
なぜ、40年間一度も働くことができなかったのか?
なぜ、それでも生きてこられたのか?
彼女の切実なる人生とは?
潔癖が過ぎるがゆえに自分の部屋に入ることができない、
強迫性障害を患う女性の艱難辛苦、ほとばしる生き様!
いじめ、不登校、潔癖症、父からの虐待……。
父「学校に行くと言え!」
母「死にたい? 一緒に死のうか?」
私「最終的に父を殺さなければいけない」
この家族、何が起きるか予測不能!!!!!!
●14歳のころ、地下鉄の駅でパニック→柱に頭を打ちつけ暴れる
●初体験はスリランカ人
●父が自己破産して家との強制別離
●平山夢明の『独白するユニバーサル横メルカトル』と出会う
●30歳年上の男性と援助交際?
●仲良しの姉にも精神障害が
●気になる我が家の家計簿公開
●脳梗塞で倒れる父……
全編ツッコミどころありすぎ!
貧困や介護が引き起こす親族間殺人だけでなく、インターネット社会化によって〝家族のカタチ〟が崩壊しつつある昨今、核家族すらままならない現代において、家族の在り方とはなんなのか? を提起する祈りのノンフィクション!
著者・難波ふみは、本書を出版することで、初めて〝印税〟という名の初任給を手にすることになる!
おすすめコメント
生まれてからこれまで(バイト含め)一度も働いたことがない無職女性!
潔癖が過ぎるがゆえに自分の部屋に入ることができない、強迫性障害を患う女性の艱難辛苦、ほとばしる生き様!
生まれてからこれまで(バイト含め)一度も働いたことがない無職女性!
潔癖が過ぎるがゆえに自分の部屋に入ることができない、強迫性障害を患う女性の艱難辛苦、ほとばしる生き様!
販促プラン
新聞広告出稿予定あり
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出版情報
発行形態 | ソフトカバー |
ISBN | 9784991299728 |
本体価格 | ¥1,500 (JPY) |
ページ数 | 248 |
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NetGalley会員レビュー
人の人生って、ほんと色々あるものだ。
ごく普通の家庭に生まれた女性が、家庭や学校でうまくやっていけず、そこに心身の不調が重なる。味方になってくれる家族や友達は徐々に減っていく。やがて誰にも頼れなくなる。父親の仕事の失敗で引っ越しを余儀なくされ、世界はますます狭くなっていく。なぜかスリランカ人を恋人にし、独特な世界観を持つ平岡夢明に魅了され、定時制高校に通う。
もうこのあたりでお腹いっぱいになってしまうほどドラマティックな人生だ。
この後も援交っぽいことをしていたり、働こうとするが就労不可と診断されたり、そうこうしているうちに家庭の最も近くで味方してくれていた姉も心を壊し、父にはさらなる悲劇が訪れる。
この本の救いは、そんなヘビーな自分の人生を、そこまで絶望的に描いていないこと。淡々と、しかも客観的に描いてくれているので、そこまで絶望感を感じない。
このような話を読むことができるのも「気がつけば○○ノンフィクション賞」というユニークな原稿募集を展開した企画のおかげ。このような企画を実現したひとり出版社、これからも注目していきたい。
「面倒くさいは狂いの始まり」
一度も働いた経験をもたない彼女の自伝である。
中学での不登校からの引きこもり。
スリランカ人の初彼氏、31歳での高校進学、精神疾患による年金受給。
普通に憧れる彼女の人生の軌跡。