#ハッシュタグストーリー
麻布競馬場/柿原朋哉/カツセマサヒコ/木爾チレン
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刊行日 2024/02/19 | 掲載終了日 2024/06/06
ハッシュタグ:#ハッシュタグストーリー #NetGalleyJP
内容紹介
心に刺さるSNSのいい話
インスタ、X、ユーチューブ、
タイムラインを流れる日々に疲れてしまっても、あなたを救う物語がある
新時代の小説家が贈る全編新作アンソロジー!
#ネットミームと私……麻布競馬場
#いにしえーしょんず……柿原朋哉
#ウルトラサッドアンドグレイトデストロイクラブ……カツセマサヒコ
#ファインダー越しの私世界……木爾チレン
[プロフィール]
●麻布競馬場(あざんぶけいばじょう)
1991年生まれ、慶應義塾大学卒業。2022年、X(旧Twitter)に投稿し話題を呼んだショートストーリーをまとめた『この部屋から東京タワーは永遠に見えない』で小説家デビュー。
●柿原朋哉(かきはら ともや)
1994年兵庫県洲本市生まれ。立命館大学を中退し、映像制作会社「株式会社ハクシ」を設立。また、二人組YouTuber「パオパオチャンネル」のぶんけいとして活動したのち、2022年、『匿名』で小説家デビュー。
●カツセマサヒコ
1986年東京都生まれ。一般企業勤務を経て、2014年よりライターとして活動を開始。20年、『明け方の若者たち』で小説家デビュー、同作は映画化される。21年、ロックバンドindigo la Endとのコラボレーション小説『夜行秘密』を刊行。TOKYO FM「NIGHT DIVER」のパーソナリティも務める。
●木爾チレン(きな ちれん)
1987年生まれ、京都府出身。2009年、大学在学中に執筆した短編小説「溶けたらしぼんだ。」で「第9回 女による女のためのR-18文学賞」優秀賞を受賞。12年に『静電気と、未夜子の無意識。』でデビュー。21年『みんな蛍を殺したかった』が大ヒット。他の著書に『私はだんだん氷になった』『神に愛されていた』などがある。
出版社からの備考・コメント
※書影は仮のものです。
※ゲラは校了の前のデータにつき、修正が入る可能性がございます。
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出版情報
発行形態 | ソフトカバー |
ISBN | 9784575247183 |
本体価格 | ¥1,400 (JPY) |
ページ数 | 216 |
閲覧オプション
NetGalley会員レビュー
面白かったです。
とても読みやすくて、人生のいっときの焦燥感や哀しみが描かれていて、でも今振り返ったら自分を形成する一つの大切な記憶なんですよね。「#」って、検索すれば過去の投稿を振り返ることができるし、それによって過去の記憶や熱、香りを蘇らせることができますもんね。
本当にとても良かったです。
特に私は柿原さんの「#いにしえーしょんず」が好きです。文章が面白いですし、ユーモアがよいです!最高でした。
何も考えずに読めて、ふふっと笑えて、それでいて懐かしさに切なくなって…わりと古のオタクである私にぴったりの一冊でした。
どの作品も面白かったのですが、まずは「#ネットミームと私」に度肝を抜かれましたね…!
ネット上で親の顔より見たあの謎写真の裏側に、そんな背景があったなんて!あまりの想像力に脱帽しました。
そして「#いにしぇーしょんず」では主人公の心情がわかりすぎて、なんかいろいろと刺さる刺さる…でも、日々アップデートされていく社会に置いてきぼり感を味わっていたのは、私だけじゃないんだなぁと励まされました。それにアップデートも悪くないな、って明るい気持ちになれました。
どの作品も読みやすくて、さっぱりしてて良いですね!
あとは「シャフト角度」がわかる自分がやっぱりオタクだなと…。
古傷に効くような、そして面白い一冊でした!ありがとうございました!
こういった複数作家のアンソロジーは、大体好みじゃない作品とすっごい良い!と思える作品が別れる事が多いけど、この本は「好き!」→「めっちゃ良い!」→「うわー!好き!!」→「何これ!すごい好みの話!」という感じで全編楽しめた。
タイトルから若者向きの軽〜い話かと想像していたけど、それぞれ違った味わい深さがあってどの話も面白かった。
私も何かあったら「ウルトラサッドアンドグレイトデストロイドクラブ」の呪文を唱えよう