愛される人はなぜ神社に行くのか？

人はとっておきの情報を知ると人に言いたくなるか、自分だけのものにしておきたいか。
恐らく本書を読んだ人は後者ではなかろうか。それこそ、愛される人となると思う。

神社はパワースポットと言われているが、その謂れのみならず、参拝の方法やモテる人の真実、巷の話題となっている旧ジャニーズ事務所にまつわる話を丁寧に書かれた内容となっている。

一番驚いたのは、神社に入る際の右回りと左回りがあること。
神社以外にもあちこち散策して観察すると、なるほどと新たな発見があっておもしろい。

ちょうど初詣の時期でもあり、良いタイミングで拝読した。

神社とお寺の違いから、参拝方法、祀られている神様によって違う真言にもふれながら、マナーを守ってお参りする術が分かります。
身近な、また最近の例も含みながらの解説、筆者の人柄あふれる文体、興味深かったです。神社に行く際に、ふと思い出すそんなお話もあり、参考になりました。

1日に何ヶ所も神社をまわってもいいのか？など神社巡りで個人的に気になっていた疑問を解決できて良かったです。縁結びなど女性が興味持ちそうなテーマも多く扱っていたのは良かったが、一部ゴシップを例に挙げていた箇所や著者が男性であるところは好む人が分かれるのかなと思った。

昭和初期以前の男社会は愛してくれる一人の英雄のために、
多くの愛されたい男性が忠実に尽くしたとかの例のように
愛されるより愛する人になるようにとか、
神仏の教えをシンプルに科学的に合理的に広めたいという
作者のフラットな気さくな考えを主観的にすっと得られる本です。

神社がやお寺が好きな人は、第三者的な視点の神様仏様が、
私（自分）の中にある客観性と得体のしれない守護と仲良く
という視点で受動的な本が多いけれど、この本はビジネス的で現世利益のため、
自分が主観的能動的により良い人間になろうとする人に向いている本と思います。

神社っていうと、 私が今鎌倉には住んでいるのですが、神社ですとか、お寺とかといったところがありまして、 結構ご利益があるっていうのも結構あるんですけれども、さて、どういうふうに神社に行けばいいのか。作法はあるにはあるのですが、なぜ神社に行くのか。
ちょっとスピリチュアルなところもあるのですが、こういったものもある取り上げて、（神社に）行きたいなという風に思います。
中身見ていくと、結構恋愛っていったところが結構多いかなと思います。恋活ですとか、婚活といったところ。仕事も恋愛の1つという風にも言われるかもしれませんが、 仕事にも役立つっていう術もあれば、最高のこういった、特に どういったご利益があるのかといった神社ですとか、参拝の作法をQ&A方式で出したりっていったところも結構あるんで、どちらかというとスピリチュアルな部分でありつつも、 ちょっとしたマナーの部分も入っているっていうところで、ちょっと面白いかなという風に思いましたね。
こういう神社に行く方もあまり行かなくて、ちょっと作法とか、どういったご利益があるのかっていったところも知りたいっていう方であれば、ぜひぜひ読んでみた方がいいかなという風に思ってます。

へえー、面白い。
神社（ときにはお寺も）にまつわるアレコレが、よくわかる。
参拝に方法などありませんというのは非常に心強い。
今回はお寺の方に興味がわきました！
自分の神社やお寺を見つけて、ご縁を結びたい。
まずは、ご挨拶に行ってみます。