推理の時間です
法月綸太郎/方丈貴恵/我孫子武丸/田中啓文/北山猛邦/伊吹亜門
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刊行日 2024/01/16 | 掲載終了日 2023/12/31
ハッシュタグ:#推理の時間です #NetGalleyJP
内容紹介
// W H O?誰が //
// W H Y?どうして //
// H O W?どうやって――殺したのか。 //
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法月綸太郎/方丈貴恵/我孫子武丸/田中啓文/北山猛邦/伊吹亜門
ミステリー作家6名による読者への挑戦状
難攻不落の傑作揃い!
いつもとは違うミステリー体験をお楽しみください!
// W H O?誰が //
// W H Y?どうして //
// H O W?どうやって――殺したのか。 //
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法月綸太郎/方丈貴恵/我孫子武丸/田中啓文/北山猛邦/伊吹亜門
ミステリー作家6名による読者への挑戦状
難攻不落の傑作揃い!
いつもとは違うミステリー体験をお楽しみください!
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出版情報
ISBN | 9784065342107 |
本体価格 | ¥1,700 (JPY) |
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NetGalley会員レビュー
この本の企画から唸ってしまった。「リアル版読者への挑戦状」、それだけでも凄いのに、更にフーダニット、ホワイダニット、ハウダニットの2編ずつの豪華な構成。前書きでの法月先生の文を読んで、きっとそうだったんだろうなぁと、ご苦労の程を想像してしまった。
そして、交換殺人などの様々な事件が、現代だけでなく幕末やフィンランドを舞台として、更には列車砲が出てきて呆気にとられる中、1人1作で描かれていく。
ヒントは全て作中に開示してあり、これから謎解き、というところで6編ともきちんと終了。本当に「いいところで」終わっている。だから、読みながらチェックしてきたことを思い出し、誰が? 何故に? どうやって? を自分なりに推理しようとする。確かにどの短編も「引っかかる」部分はあるのだが、それが他の記述とうまくつながらない。だから、スルーしてしまったところにもきっとヒントがあるはず、と、どれも2度読みをしてしまった。
でも結局、ホワイダニットの一つだけは前半(きっかけ)はわかったものの、〈実行〉に直接結びついた事柄までは見抜けなかった。
最初に法月先生が書いておられるように、すべてのヒントがきちんと入っている短編ばかりだった。これだけの作品を、互いを意識しながら書き上げるのは、それぞれの先生方が大変な苦労をしたと思う。それだけに、6人のミステリー作家の方々に拍手を送りたい。
また、1つも完全正解できなかった自分は、探偵に向いていないと改めて自覚するとともに、ミステリーの面白さに新たに目覚めさせられた。
この本に感謝。
「読者への挑戦状」とフレーズにはいつもワクワクして読み始めるのですが…まぁ解決できた試しがないですね。今回もどのお話も難攻不落で早々に推理を諦め解決編をじっくり読んで、なるほどーと全て感心してしまいました。ちゃんとヒントが提示されてるのになんでスルーしちゃうのかなぁって思うのもまた楽しい読書体験です。「犯人当て」ならなんとなく思考を巡らせることはできても動機や方法となるともう完全にお手上げです。それでもちゃんと納得させてくれる解決編に大満足でした
ちゃんと正解できたら最高ですが、ヒントのたった一部でも違和感を感じることができて、あ!やっぱりそこはそうだよねって感じることができたら嬉しい。やっぱりミステリが大好きです
フーダニット・ホワイダニット・ハウダニット。
1冊でこの3つが楽しめるなんて、ミステリー好きにはたまらないですね。
しかも全部「読者への挑戦」がついているなんて!
推理作家の皆さんの、それぞれの技巧と作風が楽しめるのも良いです。
「読者への挑戦」までで、推理の手掛かりはすべて書かれているので、じっくり推理を組み立ててから解決編を読むも良し。全然わからない時は、すぐに解決を読んでなるほど!と納得するも良し。
さあ皆さん、推理の時間です!
問題編と解決編にきっちり分かれた本作。
問題編に手がかりはすべて書かれていると思ったら、すべてが伏線のようで、何もかも怪しい!
わかりそうでわからない、つながりそうでつながりきれない、事件の真相。
解決編を読むまでに数日おいて考えましたが…こうだ!と確信するには至らず。
解決編を読んで、あんなに何回も読んだのに気づかなかった…!と愕然としました。
くやしいけど、、、おもしろかったです!
6人の著名作家による緻密なストーリーテリング、時代や舞台の多様性なども大変魅力的な本作。
ヒントや伏線が見事に散りばめられており、鋭い読者であればヒントを辿って真相に辿り着けるかも。
先生方の技巧と作風が巧妙に組み合わさり繋がっており、ミステリー好きは大満足することでしょう。読者への挑戦とともに、推理の醍醐味に目覚めさせられること間違いありません。ミステリーが好きな方にぜひおすすめの一冊です。
6名のミステリ作家による、ミステリの鉄板ジャンル、フーダニット、ホワイダニット、ハウダニットを、体験型ゲームのように存分に味わえる、新感覚ミステリ短編問題集。
一つずつ解決していく短編集ではなく、先に提示された問題編と、後に明かされる解決編に分かれた、「読者への挑戦状」という形に胸が躍った。試験勉強している時のような感覚で、自力で解きたい思いと、ちょっとだけ答えを覗いてしまおうか、という誘惑との間で起こる葛藤もまた楽しむ事が出来た。
事件の内容も、追及の仕方も、トリックも、見事にすべて毛色の違う物語で、敢えてそれもヒントになっているのかと推察したり、一瞬たりとも退屈を感じさせない圧巻の構成。
謎が解ければ優越感を、解けそうで解けなければ最上級のもどかしさを、一切わからなければひたすら感激を、どう転ぼうと満足しか待ってない至高のミステリ。
問題編と解決編に分かれているのが他のミステリー小説とは違って新しくてワクワクしました。問題編を読んでいると早く解決編を読みたくてうずうずします。問題編に手がかりが隠れていますが、わかりそうでわからない!自分が推理した考えとは全然違ったりしてとても楽しかったです。
紙版では解決編が袋とじになっているとのことなのでよりワクワクして楽しめると思います。
一昔前、若い頃にワクワクして読んだ高揚感が蘇りました。最近、読者にじっくりと委ねる前提のミステリ、なかなかないですよね。設定も幅広く、推理小説の3つの要素がそれぞれに設えられ、最高に楽しい1冊でした。問題編と解決編が離れているのが、早く読みたくて少しもどかしかったかな。作家さんが作品を構築し、また別の作家さんがプロ技で真理を巧みに導く構造がミステリオタクにはたまりませんでした!
この作品で自分で推理をすると言う楽しさを感じる事が出来ると思いました。
と言っても私は「問題編」を読んで即「解答編」を読んでしまった不届き者ですが…。
それでもフーダニット、ホワイダニット、ハウダニットについて改めて理解が深まったような気がしています。
今回書かれた作家さまの、他の作品も読みたくなりました。
袋綴じをどのタイミングで開けるのか、それも楽しい一冊ですね。
一話自体が短いので集中して読めるし何度も読める。
第一章が犯人あてで、第二章は動機あて、第三章は殺人方法。
犯人宛てはなんとなく山勘とかでもどうにかなりそうだけれどどんどん難しくなっていく。
幼稚園児の子が目撃者だった話はえーーーっとなりました。面白かったです。
なかなか当てるのは難しかったけれどとても楽しめました!!
推理は全敗でしたが、やはり挑戦!と言われるとやってやるぞ!という気で読めるので楽しい。どういうことだ、わからない……からの解決編でそういうことだったのかー!までが、悔しさもありましたが気持ちよく楽しめました。フー、ホワイ、ハウ、それぞれ2作ずつ読めるのも良かったです。ミステリ好きにはたまらない一冊。
ホワイダニットとハウダニットに特化した5編を収録した短編集。
5人の作家がそれぞれのシチュエーションで『読者への挑戦状』を叩きつける!
あなたは真実にたどり着くことができるか!?
ストーリーある"ウミガメのスープ"のような作品でゲーム感覚で面白く読めました。
私自身は推理が全くできません。
ですが、このぐらいの情報量でさあ、解き明かしてみな!とくるのが丁度良い塩梅でしたね。
現代以外に戦中や時代ものなんかも入っていて、シチュエーションもバラエティ豊富で面白かったです。
長いミステリが苦手な人にオススメだと思います。
一日一話ぐらいのちょうど良さです。