ひとりぼっちがたまらなかったら

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刊行日 2023/11/22 | 掲載終了日 2024/06/21

ハッシュタグ:#ひとりぼっちがたまらなかったら #NetGalleyJP


内容紹介

“お嫁さん”を待っていた龍神と“お嫁さん”と勘違いされた少年の短くて長い大切な1日

中学生の紫太郎(したろう)は、見知らぬ神社のベンチで目覚めた。そこに自分のことを「お嫁さん」と呼ぶ龍が現れ……百年もの長い間、お嫁さんを待ち続けている龍神と、「お嫁さん」と勘違いされた記憶が曖昧な訳あり少年の“愛とは何か”を巡るファンタジー&ヒューマンストーリー。

2018年にSNSで発表し話題となった漫画「男子中学生をお嫁にしたい龍の漫画」に大幅な加筆修正を加え、2020年11月より約2年半にわたりパイコミックスでWeb連載された本作がこのほど完結。いよいよ単行本になりました。龍神と少年の“愛とは何か”を巡る物語を、ぜひ結末まで見届けてください。描き下ろし後日譚「初雪の朝、晴れた鏡」36ページも収録。

“お嫁さん”を待っていた龍神と“お嫁さん”と勘違いされた少年の短くて長い大切な1日

中学生の紫太郎(したろう)は、見知らぬ神社のベンチで目覚めた。そこに自分のことを「お嫁さん」と呼ぶ龍が現れ……百年もの長い間、お嫁さんを待ち続けている龍神と、「お嫁さん」と勘違いされた記憶が曖昧な訳あり少年の“愛とは何か”を巡るファンタジー&ヒューマンストーリー。

2018年にSNSで発表し話題となった漫画「男...


出版情報

ISBN 9784756258311
本体価格 ¥1,200 (JPY)

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NetGalley会員レビュー

可愛らしい絵柄に惹かれて読みました。
でも、可愛いだけじゃなかった!
NetGallyでは途中までの公開でしたが、続きが気になって仕方ありません!
紫太郎のなくなった記憶とは?
なぜ池に落ちてしまったのか?
そして何より、龍神様と紫太郎がどんな関係を紡いでいくのか…静かに見守りたくなるお話です。

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かわいい、かわいい、かわいい!
愛を知りたい龍神がキュートすぎるし、男子だから嫁じゃないと思いながらも龍神が大事な紫太郎も、龍神が大好きすぎる朱羽も、みんな良きです。
やさしいのに、神様だから世間のことには疎くてズレまくってる龍神ヤマブキが幸せになれるのか、見届けたいです。

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優しくふんわりとしたタッチのイラストが、作品の雰囲気にぴったりでした!
記憶がなかったり体に傷があったりな謎な主人公の紫太郎と、お嫁さんをずっと待っている優しくて泣き虫な龍神様。
はじめは戸惑っていた紫太郎も、龍神様の優しさに触れて、距離が縮まっていく様子がすごくよかったです。
途中で出会う高校生達との銭湯やおでんも、心がポカポカと温まりました。
これからはもう、ひとりぼっちじゃない。紫太郎も龍神様も。そう思えるラストでした。
素敵な作品をありがとうございました!

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崇め奉られているが、純真で世間知らずでダメダメな龍神の山吹。片目がない(のを自覚していなかった)中学生で、記憶がない紫太郎。
そのやり取りする時の表情の豊かなこと、豊かなこと。その時の気持ちがそのまま現れてる二人。それだけで、互いの心の近さが伝わってくる。対する朱羽の抑えがちなそれが、その想いを伝えてくる。
生物学的に二重に(種が違うし性が同じ)なのに紫太郎を嫁にしたい伊吹。それは、自然の化身たる龍神。人々に公平に恵みを与えるもの。でも、季節としてすぐに過ぎ去っていくもの。寂しい存在。だからこそ伊吹は、「決まった相手」と「長く続く」繋がりである『愛』を欲したのだろう。
そして、その憧れの『愛』のひとつの現れを皆の中で体験できた伊吹。
これから3人はどうなるのか。また、紫太郎はなぜここにいるのか。
出版されたら、最後まで見届けたい。

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記憶喪失の少年と龍のお互いを思いやる気持ちが微笑ましくて、暖かい気持ちになるお話です。しかし、少年の出自がチラホラと垣間見える中で、どれだけ辛い思いをしてきたのだろうと悲しくなるお話でもあります。ラストが幸せな結末でありますように…。

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記憶が曖昧な主人公の少年と、愛を知りたい純粋な龍神様というなんとも不思議な関係が丁寧な絵柄で描かれていて魅力的なコミックです。
ファンタジーと現代が融合した世界観と個性ある登場人物達が読み手を惹きつけます。
2巻以降どのようにストーリーが進んでいくのか、とても気になる作品です。

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不思議な龍と『お嫁さん』候補?の話。龍は愛を知りたい、孤独を知っているから。
そこへやってきた主人公。彼自身にも何か秘密がありそうだけれども、それは今後判明していくのでしょう。

何よりも好感が持てたのは、主人公が龍の気持ちに寄り添えるやさしさを持っていること。
それから性別などは問題にしていないこと。
心が通じ合うってどういうこと?という根源的な問題をテーマとしていること。
皆が自分のことだけではなく、龍やその他周りのことを考えて行動していること。

読んでいて、心がホカホカしてくるマンガです。

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