ガチャガチャの経済学

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刊行日 2023/09/15 | 掲載終了日 2024/05/29

ハッシュタグ:#ガチャガチャの経済学 #NetGalleyJP


内容紹介

現在第4次ブーム到来中!コロナ禍でも市場は610億円(2022年)に拡大!

各方面から大注目のガチャガチャ(カプセルトイ)ビジネス初の解説書。

著者が「マツコの知らない世界」に出演!

 ガチャガチャ市場が急速に拡大している。元々は子ども向けの安価な玩具だったのが、現在は大人の女性をターゲットにした商品が市場をけん引する。毎月発売される新アイテムは300種類以上、専門店や専門コーナーが急増し、ファミレスや回転寿司チェーンにも導入されるなど、チャネル(販路)としてだけでなく、集客手段としても注目されている。

 ガチャガチャ市場が急拡大している背景には、大人を満足させる高品質、コレクター心理を巧みに突いた多彩でユニークな商品展開、何が出るかわかからないエンタメ性など、様々な点が挙げられる。さらに近年は、企業とのコラボや町おこしの手段としても注目されている。ガチャガチャにはこれからのマーケティング戦略を考える上でのヒントが多数含まれていると言える。

 本書はガチャガチャビジネスに約30年携わり、「ガチャガチャはメディアだ」との持論を持つ小野尾勝彦氏が、一般には知られていない業界の歴史や最新事情を紹介するとともに、ガチャガチャビジネスが拡大した背景を基に、今後のビジネスやマーケティングのヒントを語る。近年大注目されながら、その全貌があまり知られていないガチャガチャビジネスに関する初の解説書!

【目次】

第1章 市場規模は610億円へ!コロナ禍でも急成長したガチャガチャビジネス

第2章 誰がつくって、誰が売っている? 知られざるガチャガチャビジネスのしくみ

第3章 フロントランナーに聞く、ガチャガチャビジネスで成功する方法

第4章 「カプセルレス」「キャッシュレス」も登場! 進化を続けるガチャガチャビジネス最新トレンド

巻末対談 「ガチャガチャが日本を救う! ~ガチャガチャに学ぶ今後のビジネスヒント~」 (経済アナリスト・森永卓郎氏)


現在第4次ブーム到来中!コロナ禍でも市場は610億円(2022年)に拡大!

各方面から大注目のガチャガチャ(カプセルトイ)ビジネス初の解説書。

著者が「マツコの知らない世界」に出演!

 ガチャガチャ市場が急速に拡大している。元々は子ども向けの安価な玩具だったのが、現在は大人の女性をターゲットにした商品が市場をけん引する。毎月発売される新アイテムは300種類以上、専門店や専門コーナーが急増し、...


出版情報

発行形態 ソフトカバー
ISBN 9784833424943
本体価格 ¥1,700 (JPY)
ページ数 168

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NetGalley会員レビュー

これは面白い。最近ガチャガチャが街中に増えてきたなあと思ってはいたが、その背景やビジネスの仕組みなどがわかりやすく解説されていて、なるほどと腑に落ちた。
「何が出るかわからない」「手で回す」というところがキモであり、「コト消費」であるということを改めて認識した。メーカーと販売者だけでなく、オペレーター(商品開発者)が重要な役割を果たしていることなど、ヒット商品誕生の裏舞台について知ることができて楽しかった。
本のつくりも、カラー写真ありインタビューあり、雑誌のようなテンポで読めるように工夫されていて、写真にうつっている関係者の笑顔も好印象。とてもよく出来た本だ。
読後、ガチャガチャ専門店に足を運んでみたくなる一冊。

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本書を読んでまず感じたのはガチャガチャの世界は奥が深いなあということ。「たかがガチャガチャ。されどガチャガチャ」というところか。
 ガチャガチャは子供が夢中になり、100円とか200円の小遣いを握りしめてやっているという先入観があったが、今の中心価格は300円であるというし、大人の女性に人気があるらしい。
 クールジャパンといえば、真っ先にアニメが挙げられるのだろうが、ガチャにも十分その価値があると思った。

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街のいたるところに設置されているガチャガチャについて、ビジネスの視点から考察する斬新な本です。
ガチャガチャのメインの客層が大人の女性だということは本書で初めて知りました。コップのフチ子も男性に支持されたものだと思い込んでいたので、読み進めるうちにガチャガチャ愛好家のイメージがガラッと変わり面白かったです。
ガチャガチャでの消費行動は「コト消費」であるという説明が分かりやすく、区役所にあったガチャガチャ募金箱が楽しくて、何度も回してしまった自分の行動を思い出しました。(中身は区のゆるキャラの缶バッチでした)
巻末対談を読み終えたところへ、小学生の娘がガチャガチャで買ったと言う「帰ってきた!!肉リング リターンズ!!!」を持ってきて見せてくれました。リアルな生肉デザインの指輪を嵌めて友達と盛り上がったそうです。本書で商品の開発に携わる方たちのインタビューを読むと皆とても楽しそうで、この仕事が大好きなのが伝わってきました。売る人も買う人も小さなカプセルを手に笑顔になれる素敵な仕事だなと思いました。キャッシュレス決済での自由な価格設定やNFT販売など今後の展開も楽しみです。

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いま急速に販路を拡大しつつあるガチャガチャ。その歴史とこれからの展望。
店舗を運営している人ならば、ガチャガチャの設置をいちどは検討したことがあるはず。
なぜガチャガチャがこれほど勢力を増やしてるのか?
いま勢いのある産業を知り、導入を促す参考書の一冊としてどうぞ。

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ガチャガチャが熱い。
ある局のバラエティ番組でも紹介したが、MCの芸人が熱中していた。街ブラロケに行っても、ガチャガチャのある店を見つけると必ず立ち寄るようになってしまったほど。
「ガチャ」がバンダイの登録商標だったりしてちょっと面倒だが、とにかく人気なので、色々な番組で扱う。一般名称は「カプセルトイ」だ。機械はバンダイでも中は違う会社の場合もあり、そのあたりは複雑なので、テレビでは必ず「カプセルトイ」と呼ぶのが常識だ。
この本ではカプセルトイの歴史、業界現況、人など多方面から紹介していて、大変勉強になった。番組で紹介した「ギャルのおった折り鶴」にも言及していて懐かしかった。
テレビは通り過ぎる番組の中で色々なものを紹介していく。しかし深く知ると、その裏に色々な知見が詰まっている。だからといってそれがまた番組にフィードバックできるとは限らないが、知るということは単純に面白いことだと感じる。

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ガチャを嫌いな人なんていない。ガチャには夢が詰まっている。
みんな大好きなガチャがなぜそんなにも人を惹きつけるのか、なぜ市場を広げているのか論理的に解説されている。
売るために明確な戦略があって、客層など様々な分析がされていることが、この本を読むとわかる。
ガチャという魅惑的なアイテムを通して経済学が学べるなんて面白い。
やっぱりガチャは最強だ。

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読売新聞の地方版(千葉県)で紹介されていて興味を持った。著者はガチャガチャ元年とされる1965年生まれで、ぼくとタメ年なのもいい。
本文中で紹介されていた昔のガチャガチャは記憶にはあるけれどぼくは買ったことがない。一番ハマったのはスーパーカーブームの頃の消しゴム車かな。あ、初代ガンダムも結構集めたな。最近はガチャガチャがそこにあってもスルーしていた。それでもコップのフチ子は知っていた。
それはともかく、知らない業界の裏側を覗けるこうした本は大好きで、とても楽しく読んだ。ショッピングモールのスペースに大量のガチャガチャが陳列されている理由も理解できた。
……久しぶりに回してみようかな。

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日本に一時帰国するとイオンなどのショッピングモールでついつい見てしまう、ガチャガチャの森。
教え子たちも日本に帰ると絶対に行くそうです。
意外にもターゲット層が20から50代の女性なことにびっくりしました。私もど真ん中!
弟もドラえもんシリーズを集めていて、ドラえもんの頭がカプセルになっているというようなことを言っていて、面白いなあと思いました。
私は断然押す系が好きで、ファミレスの呼ぶベルとか、本文にもあったバスの降りますチャイムも持っています。前はペットボトルの蓋につけるものも可愛くて買ったのですが、こちらに帰ってきたら蓋の大きさが合わずがっかりした覚えがあります。あとはコロナ禍の時に出た消毒薬のミニチュア版とかも可愛くて回しました。うちの玄関に置いてあります。小さすぎて誰も気が付かないけど。
ガチャガチャを作っている会社や販売しているところも沢山あり、ここ何年かでものすごく盛り上がってきてるなあと感じます。キン消しとか懐かしかったです。そういえばあれもガチャガチャでしたね。私は興味がなかったものの男の子の間ではとても流行っていました。
ガチャガチャについてへえ!なるほどと思うことが多く、読んでいて楽しかったです。

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