おまわりさんと招き猫3
やさしい手紙と雪の町
植原翠
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刊行日 2023/11/20 | 掲載終了日 2023/11/10
ハッシュタグ:#おまわりさんと招き猫③ #NetGalleyJP
内容紹介
町に、人に、福を招く。
そんな「しゃべる猫」と海辺の町のおまわりさんの、やさしくてふしぎな「あやかし」物語。
待望の第3弾!
☆ ☆ ☆
【ゲラを読まれる方へ大切なお願い】
・校了前のデータを元に作成しています。刊行時には内容が異なる場合があります。
・レビューなどでのネタバレ行為はネットギャリーのみならず、外部サイトやSNS等の多くの方が目にする場でもお控えください。
・自分には合わない作品だった場合、今後のためにも建設的なご意見をよろしくお願いします。
※今作は作者のご厚意によって提供いただいた校了前の大切なゲラを公開をしています。
※今作にこれから出会うであろう多くの読者のためにも、ご理解の上、素敵なレビューによる応援とご協力のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。
☆ ☆ ☆
【あらすじ】
海辺の町・かつぶし町のちいさな交番にいる、おまわりさんの小槇くんと、「しゃべる猫」のおもちさんのもとにある日、2通の手紙が届く。
小槇くん宛の手紙を届けてくれたのは、郵便配達のお兄さん。
そして、おもちさん宛のそれを届けてくれたのは……一羽の鳩!?
「お手紙のやりとりをするのは、なにも人間だけではないのですにゃ」
言葉があってもなくても、伝えたい想いはきっと届く。
人気爆発! 癒しの「あやかし」物語、ついに第3弾登場‼
【目次】
郵便屋さんと伝書鳩
お祭り鬼ごっこ
大きなお魚
白うねりのうどんちゃん
霊峰の守護者
トリの日
私、きれい?
ひとりぼっちの寂しがり屋
雪のかつぶし町
秘密の手紙と招き猫
番外編・ジェド・マロースと雪娘
◆著者について
植原翠(うえはら・すい)
静岡県出身。2016年『LIMIT』にてAmazonPOD大賞受賞。既刊に『喫茶「猫の木」』シリーズ、『手作り雑貨ゆうつづ堂』シリーズ(ともにマイナビ出版ファン文庫)、『神様の身代金』(ポプラ文庫ピュアフル)などがある。本作は『おまわりさんと招き猫』シリーズ第3弾となる。
◆イラストレーターについて
ショウイチ(しょういち)背景グラフィッカー。
漫画家のアシスタントを経て講談社ヤングマガジンちばてつや賞で優秀新人賞受賞。『京都府警あやかし課の事件簿』(PHP文芸文庫)等書籍装画多数担当。
出版社からの備考・コメント
◎拡材や新刊配本のお申込みにつきましては、
【マイクロマガジン社 販売営業部】までお問い合わせいただけますと幸いです。
件名に「ことのは文庫 11月新刊の注文」と明記の上、
「番線 or 番線情報」「書店名」「ご発注者様名」をご記載いただき
【hanbai-bceigyou@microgroup.co.jp】までメールにてご連絡くださいませ。
※受注状況によってはご希望数より調整が入る可能性がございます。予めご了承ください。
※価格は予価です。
◎こちらの新刊タイトルのお申し込み締め切りは2023年10月16日迄承っております。
おすすめコメント
◆町にそっと溶け込み、折々に姿をあらわす不思議な「あやかし」や「幽霊」たちと、
そこに住まう人間たちが触れ合ったために起こる事件を、
しゃべる猫のおもちさんと、町のおまわりさんが解決する、心温まる「あやかしファンタジー」です。
◆マスコットキャラ「おもちさん」はおやつが大好きなもちもちボティで、
ちょっとだけツンデレ感のある、かわいい(けれど謎の多い)あやかし。
その存在にたまらなく癒されること間違いなし!
◆舞台のモデルは「静岡」。静岡出身・在住作家ならではの視線で描かれる、
リアリティとファンタジーの融合した、ちょっとふしぎで心優しい世界が魅力です。
販促プラン
あなたの【おすすめコメント】大募集!!
拡材に使わせていただきます!
①応援レビューを拡材(帯またはPOP)やECサイトに使用させていただきます!
期間内にいただい応援レビューを、拡材に使用させていただく場合があります。
掲載文字数に制限がありますので、一部抜粋の上、整理した文面になります。
書籍オビに採用された方にはサイン本を1冊進呈します。
※掲載時には事前にご連絡・確認をいたします。
※サイン本の発送は国内に限らせていただきます。
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《拡材用の応援レビュー募集期間》
~2023年10月10日(火)午前10時
②応援レビューを特設サイトで紹介します!
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※レビュアー様のお名前も併せて掲載させていただきたい場合は、事前にご連絡いたします。
《特設サイト応援レビュー募集期間》
~2023年10月10日(火)午前10時
作品の拡材や指定配本をご希望の書店様は、
恐れ入りますが『マイクロマガジン社 販売部』まで直接お問合せをお願い致します。
出版情報
発行形態 | 文庫・新書 |
ISBN | 9784867164914 |
本体価格 | ¥710 (JPY) |
ページ数 | 256 |
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NetGalley会員レビュー
幸せを呼ぶ招き猫みたいなしゃべることができる猫、おもちさんと交番勤務の小槇くんとあやかしたちの温かく和やかな日常。読んでいると、かつぶし町にいるような、のんびりとゆったり時間が過ぎていきます。そんなかつぶし町の今回は秋から冬。手紙がモチーフになっていて、小槇くんの大切な存在からお返事が返ってくるのが嬉しくなりました。うどんちゃんのところは笑いました。「トリ」の日は、あ、〇〇ちゃんがやってきた!と少し身構えてみたり。あわてんぼうのおじいちゃん、ほんわかしますね。
おもちさんと小槇くんがお散歩しているように見えるかつぶし町は、今日も平和です。幸せとはこういう愛しい日常のことかもしれませんね。
ワガママボディのしゃべる猫「おもちさん」と、真面目おまわりさん小槇くんが、長閑な町で起こるちょっとした不思議を解決する、ハートフルファンタジー第3弾。
金銭や容姿の問題など少し重い話から、ひたすら和む日常のひとコマまで、彩り豊かな11話が今回もテンポよく紡がれていて、とても心地好く読める作品。
デフォルトで不思議と共存してる町ならではの「町民の怪異への順応性の高さ」にくすりと笑うと同時に、多様性が求められているリアルな今を考えさせられた。
「郵便屋さんと伝書鳩」が、前作に続きおまわりさん小槇くんのルーツを匂わせていて、そこの謎にまた惹かれた。
「常に猫背、背伸びはしない」
怠惰なもちもち癒しボディから時々放たれる核心を突いた言葉に、疲れた心が溶かされる癒しの一冊。
第3弾、心待ちにしていました!
おまわりさんの小槇くんと、「しゃべる猫」のおもちさんは
町に起こったファンタジックな事件、お騒がせな事件も平和的に解決へと導いてくれます。
何気ない交番内でのやりとりも温かで、パトロール中は町のみんなから愛されていて、
そんなコンビがいたら本当にいいな〜と思います。
おもちさん、食べ過ぎに気をつけて末永く活躍してくださいね。
「かつぶし町」永住希望者より
なんてほんわか、のんびりなのでしょう!!
こんなに優しい気分になる本はなかなか無いのでは?!
かつぶし町の魅力満載ガイドブックを読んだのかな?と思うぐらい、かつぶし町に行きたくなりました。おもちさんと小槇くんを中心にあったかい町内の方々、個性的なお客様、全部をひっくるめて大好きになりました。
1話1話が読みやすい長さなので、ちょっと肩の力抜いて読書したい方や長編が苦手な方にもオススメの1冊です。
そして食べ物たくさんでお腹も空いてくる!
おもちさんあんまり食べすぎちゃダメですよ。
あふれんばかりの癒し。
おなじみかつぶし交番での、準新米お巡りさんとちょっと不思議でふくよかな猫の交流第3弾。
前作、前々作と比べ、より妖しさ、不思議さ、おもちさん寄りが増していますが、優しさは変わらず穏やかな気持ちになります。妖しさの中の妖しさを強調するのではなく、その中に秘されている真意を顕すことで穏やかさに導いているよう。また昔から連綿と継がれている妖しさもあれば、ブームともいえる昭和世代には嬉しいあの妖しさまで。
伝えたいことを表わす大切さまで教えてくれる温かい物語第3弾。
待望の「心ほっこりの幸せおすそ分け小説」の第3巻。
小槇がかつぶし交番に来て2年目。1作ごとに心がほんわかする話が連なって、思わずかつぶし町に住んでみたくなる。
それにしても、[福猫]おもちさんの人気は相変わらず凄い。どこにいても、声を掛けられ大切にされ、願い事を言われてる。食欲と能天気で生きてるように見えるおもちさん。でも、その奥にある本当の想いや、思慮深く情深いことを小槇は知っている。そして、そのおもちさんが住むかつぶし町は、様々な存在を受け入れ、優しく結びつけ、暖かく見守っている。今回の物語を繋げていく『鳩郵便』がいることが、2人が住むこの町の在り方のいい例だろう。文字でなくても、宛名や住所がなくても、現在でさえなくても、鳩がいつかは届けてくれる。そんな、想いと優しさに溢れた町。だからこそ小槇はおもちさんと共に、時には導かれながら不可思議に触れていく中で、この町と人と在るもの達を更に好きになっていくのだろう。
今回も、様々な存在が関わるエピソードが連なっていく。おもちさんは勿論、おあげちゃんやヒーロー三兄弟らまでが集った賑やかなハロウィン。心や願いについて考えさせられた、うどんちゃんや口裂け女とのやり取り。などなど。
そして冬が来た。ワクワクする来年が待っている。第4巻、今から待ち望んでいます。
不思議なことが起きてもそれが日常の風景となっているかつぶし町。そのかつぶし町の交番にいるおまわりさんの「小槇くん」としゃべる猫の「おもちさん」その一人と一匹にまた会いたくて第3弾とても楽しみにしていました。
かつぶし町はいつも春のような優しい日差しが降り注いでいるイメージがありましたが、今作は秋から冬にかけてお話は進んでいきます。
あわてんぼうのおじいさんと、おもちさんが届けてくれるこの冬最高の癒しの物語です。
おもちさんの言葉やもちもちボディの温もりに、身も心も優しくほぐされて、私も伝えたい思いを言葉にして久しぶりに手紙を書きたくなりました。
太りすぎに注意してほしいと思いながらも、おもちさんに「トリ」って言われたら、可愛くていくつでもおやつをあげてしまいそうです。
第4弾も楽しみにしています。
かつぶし町から素敵なお手紙を届けていただきました。
今回もまた、普通の人間じゃない存在の気配にはらはらとさせられましたが、真面目で気の優しい小槇くんのおかげで温かな気持ちで読み終わることができました。小さな子供に見える存在にもコンプレックスを抱えた知人に似た姿の誰かにも気落ちした中年男性にも探し物をする異国の女の子にも、親身になってくれる小槇くんは、もう立派な地域の頼れるお巡りさんですよね。今回は、かっこいい姿も披露してくれましたし。
あぁ、でも小槇くんが最初にゆだねた一通は……はたして届いたのでしょうか? 最後に届いた一通も……温かくも意味深な気が……。
これからも小槇くんのかつぶし町での優しい日々が続きますように。
海辺にあるかつぶし町のおまわりさん小槇くんとしゃべる猫のおもちさんの不思議で温かい物語、待望の第三巻!!
今回も心の奥底にある温かい感情をノックしてくれるようなエピソードがいっぱいでした。
どれも普段の生活では意識をしないような、それでいてみんなの心にあるような優しさを思い出させてくれます。
みんなが持っているものだからこそ、どこか懐かしみを感じるものでもあり、ひとつひとつのエピソードがジンと心に染み渡ってきます。
いつもより少し自分がやさしくなろうと思える作品です。
さて、今回のテーマは『お手紙』。そして季節のイベントとしてハロウィンとクリスマス!
冒頭にも書きましたが、3巻でも植原節が至る所に!!
特に今回は、『手紙は過去に書いたものが未来の人に届くもの。』
この考え方が特になるほどな!と思いました!
一見すると確かにその通りなんだけど、作中のエピソードと合わせることでとっても意味のある一文になってきます。
そして、今回の自分的ベストエピソードはマツボックリでした!
おもちさんずっと持ってるなーーーーって思ってた!
ほっこりほっこり!!
うどんちゃんエピソードはまっっっぅたく分からなかった!
いつもは読んでいくうちになにか分かることが多いんですが今回は全くでした笑
お水の件の最後の『気持ちよく深く眠って目覚めすっきりのパワー』だったり、笹倉さんのサンタさんエピソードだったり、クスッと笑わせてくれるところもいっぱいあって大満足でした!!
素敵な作品をありがとうございました。
発売日を楽しみにしています!
かつぶし町の交番にに一番長く住んでいるおもちさんが家出しました。くさいくさいものがやってきたからです。小槇くんや笹倉さんは、図鑑をみたりして、どんな生き物なのか一生懸命さがします。おもちさんにも尋ねますが、うどんちゃんはいったいなにもの?
鳩さん郵便も始まり、にぎやかになったかつぶし町ですが、なにやら物騒な事件も起ります。してはいけないことは、してはいけないのです。誰かの怒りに触れてさんざんな目に合うのは自らがおかしたことのせい。
じぶんのお尻は自分でふくのです。
こんかいも、面白さや不気味さのなかに、しっかりと教訓がはいっています。
じっくり読んで、自分の姿勢をただしましょう。
おもちさんに癒されます。
どんな不思議な出来事も、おもちさんがいるから安心。そして、小槇君も頼もしくなって、このコンビがいるから、幸せな未来が見えます。
現実にファンタジーがほどよく混ざっているので、かつぶし町にもたどりつけそうで、探してみたくなります。
ゆったりした時間が流れるかつぶし町に、住めたような気分になれました。
言葉を話す猫、おもちさんのいる交番。こういう言葉を話す動物とかって世間的には話さないけど、主人公にはしゃべる、とかが多い気がするけど、おもちさんが「話す猫」なのは町の皆が知っている。そんな町だから妖しが出てもあまり不思議がられない。そんな交番の小槙さんとおもちさんを中心に妖?不思議なものたちが色々事件を起こすけど、なんだかのんびりした空気の流れているそんな町の物語です。
おもちさん、小槙君、大好きです。こちらまでほのぼのした気持ちになれます。不思議なことが起きる町でも、普通にありかなと違和感なく受け入れられて、自分もかつおぶし町で暮らせる気になってしまいます。疲れている人、荒んだ気持ちの人に、特にこのシリーズはお勧めだと思います。
とある港町・かつぶし町。そこのかつぶし交番にはおまわりさんの小槇くんと、しゃべる猫・おもちさんが町の平和を見守っている。しゃべる猫も普通に受け入れ、穏やかで優しい町人達。住みやすい場所だからか、人以外の者も頻繁にやってくる。変わった郵便屋さんや、お面の三兄弟、大きなお魚や、臭い蛇(?)などなど。様々な事件がおきても小槇くんの優しさと、おもちさんの愛らしさが事件を解決してしまう。そんな町には美味しいものも沢山あって、実在しているなら今すぐにでも引っ越したい。暖かく、幸せな気持ちになる。
まじめな小槇くんとおしゃべりおもちさんのコントのようなおしゃべりに癒されます。やさしい街のやさしいお話第三弾!とてもこころがあたたかくなりました。これからも街を守ってね、おもちさん・・・と小槇くん!?