それでも会社は辞めません

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刊行日 2023/10/06 | 掲載終了日 2024/01/05

ハッシュタグ:#それでも会社は辞めません #NetGalleyJP


内容紹介

ビジネスの世界に精通した著者が

従来と真逆の価値観で描く、

決してかっこよくないヒーローたちの物語。


●あらすじ

人材派遣会社で働く初芽は、営業部での成績がふるわず上司から叱責される日々。ついに、会社中の使えない社員が集められたという噂のAI推進部へ異動になった。パワハラ、セクハラの横行する理不尽に耐えるのは、生産性の低い無能な社員だから?「逃げたらいい」と「逃げ場なんてない」の狭間で揺れ動く初芽だが――。輝かない人々に当たる心温まるスポットライトは、これまでと同じ世界を新しい見え方へと変えてくれる。


●著者プロフィール

和田裕美 (わだひろみ)

小説家・ビジネス書作家。京都出身。『世界No.2営業ウーマンの「売れる営業」に変わる本』を上梓しデビュー。『成約率98%の秘訣』『人に好かれる話し方』『和田裕美の営業手帳』など著書の累計は230万部を超える。自身の生い立ちをモチーフにした小説『タカラモノ』(『ママの人生』を改題)は大きな反響を呼び、舞台化に。

ビジネスの世界に精通した著者が

従来と真逆の価値観で描く、

決してかっこよくないヒーローたちの物語。


●あらすじ

人材派遣会社で働く初芽は、営業部での成績がふるわず上司から叱責される日々。ついに、会社中の使えない社員が集められたという噂のAI推進部へ異動になった。パワハラ、セクハラの横行する理不尽に耐えるのは、生産性の低い無能な社員だから?「逃げたらいい」と「逃げ場なんてない」の狭間で揺れ動く初芽だが――...


出版社からの備考・コメント

※発売前作品のため、読書メーターやブクログなど外部書評サイトで発売前にレビューを投稿することはお控えください。
※書影は仮のものです。
※ゲラは校了の前のデータにつき、修正が入る可能性がございます。

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出版情報

発行形態 文庫・新書
ISBN 9784575526981
本体価格 ¥760 (JPY)
ページ数 352

閲覧オプション

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NetGalley会員レビュー

人材派遣会社のパンダスタッフで働く福田初芽は、新卒で入社して7ヶ月で戦力外通告を受けてしまう。異動先はAI推進部と称した雑用係だった……。
全7話で構成された連作短篇集。AI推進部に所属するメンバーのそれぞれが理不尽な仕打ちに抗う姿を描く。初芽は全話に登場し、ある重要な役割を担っていく。
「AI推進部=AIにとって替わられる人たちの部署」だそうで、事実上の退職勧奨に等しい。こんなところに押し込められ、雑用やハードな案件をさせられる日々はつらく苦しい。そんな内容をずっと読まされるのかと暗澹としたが杞憂だった。初芽のいい意味での鈍感さが周りを明るくし、非道な上司たちに反抗する力をつけていく。そして最終章で明かされる秘密には胸がすく思いがした。

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初めての作家さん。
人材派遣会社で人に寄り添い過ぎたが故に閑職に追いやられた初芽。

そんな初芽にまつわるお話が繰り広げられ人に寄り添うことの意義なんかも会社の方針や利益とは相反するものがある(というか普通にやったら懲戒処分ものじゃないかとも思うようなことも…)もののなんとなくこれもアリかなぁ…と思わせたところで部署解散の危機。

そしたらあーねーと言いたくなるような大団円。会社的にこれが良いのかはやっぱり疑問。何を言っても営利団体である会社と理想とか求める姿のギャップは拭い去れない。

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田舎から都会へ出て来て人材派遣会社で働く初芽は、営業部で結果を残せず上司から嫌味を言われ叱責される毎日の果てに、会社中の使えない不良社員を集めたAI推進部へ異動となる。自分を恥じ嫌な上司から顔を背けて暗く生きていた彼女だったが、会社帰りに寄った飼育魚を売る店の青年と知り合う事で目覚めて「よし、どんなことがあっても会社は辞めないぞ!」と一大決心をして心を強く持って新たな気持ちで心機一転堂々と会社と人生に立ち向ってゆく。とにかく今現在お悩みを抱えておられる方に強い元気と勇気を与え頑張ろうと発奮させてくれます。また効率だけが仕事の全てではないとあなたの価値観をも一変させてくれる素晴らしい作品ですので細部は私の文章力のいたらなさと説明不足ながら、とにかく文句なしで万人にお奨めできる今時のお仕事小説の傑作ですよ!

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退職を促すようなパワハラが日常化するような環境に置かれているメンバーたち。そんな環境下で心理的に追い詰められながらも、観賞魚のお店で思わぬ気づきを得たり、偽装事件に意外な打開策を見出したり、引きずっていた過去の出来事を乗り越えたり、データ流出を疑われた契約者に会いにいったり、それぞれに諦めかけていた彼らの気持ちを奮い立たせるような転機があって、その上でAI推進部の本当の意味が最後の最後で明らかにされる結末はなかなか良かったです。

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著者の和田裕美さんといえば私の中ではビジネスマナー等のビジネス書を手がける作家というイメージで現に何冊か読ませていただきましたが、本書は一転ビジネス書の内容を小説仕立てにした新境地で新鮮です。どの話も「あるある」話で共感できます。主人公の初芽さんのキャラがとてもステキが身近で背中を押して欲しいくらいです。

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人材派遣会社に勤める初芽は真面目な性格の新入社員。ある出来事が元になってAI推進部という名の追い出し部屋に異動させられ、数々の理不尽な体験をする。
みじめな職場環境に置かれた初芽は心が挫けそうになるが、やがて社外に心のやすらぐ場所を見つけて職場から逃げ出すのを思いとどまる。無理難題を押し付けられても、けなげな行動する初芽に共感を覚える。AI推進部でいっしょに勤める人々の心温まる振る舞いにも拍手を送りたい。人生で理不尽な出来事に見舞われても、最後まで希望を捨てずに明るく生きたいという気持ちになる作品です。

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不能と烙印を押された社員が行く墓場のような場所、人材派遣会社の中のAI推進部。
新人の初芽は入社3ヶ月で飛ばされる。
元上司には嫌みや人格を否定する言葉を投げかけられる。そんなとき熱帯魚を販売する大森と出会う。章ごとに主人公が移っていきどうしてこの部署に来たのか、どんなふうに考えているのか明らかになっていく。それぞれを客観的にも主観的にも捉えられて身近に感じられる。
人の能力や会社との相性を見てあてがう仕事。素早くマッチングさせて収益を得ることだけが全てではない。見えないところに成果があり、人間関係の構築や本質がある。
わたしなら上っ面だけ見る営業課の人でなく推進課の方に担当してもらいたいと思う。でもそれは中身が見えたからであって外側からだと仕事が出来る人に任せてしまうかもしれない。本質を見分けるのは難しい。
辞めされられる為の部署なのにいい人達。存分に親近感を感じてしまい最終的にどうなってしまうのかとても不安になる。
最後は読んでのお楽しみ。楽しい読書時間でした。

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