「誰でもよいあなた」へ 投壜通信
伊藤潤一郎
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刊行日 2023/10/24 | 掲載終了日 2023/10/23
ハッシュタグ:#誰でもよいあなたへ投壜通信 #NetGalleyJP
内容紹介
「見知らぬあなた」を待つ言葉として、壜につめて海のかなたに投じられる「投壜通信」。
そのモチーフから発して語られる、さまざまな哲学的、文学的な思索を、
エッセイとして書き綴った10章。
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著者の伊藤潤一郎さんは、ジャン=リュック・ナンシーの研究で注目されるフランス現代思想の研究者で、無類の本好きでもあります。
本書に登場するのは、ナンシー、ツェラン、ベケット、リクール、クレマン、デリダ、石原吉郎、ヘーゲル、青柳瑞穂、藤原辰史、宇佐見りん、九鬼周造、会津八一、ベンヤミン、石沢麻依、カルヴィーノ……など。文学作品を語る中にも、例えば人称や言葉についての、思想研究者としての探究があり、思想と文学をつないで言葉を紡ぐエッセイ集です。
少し風変りなメインタイトル『「誰でもよいあなた」へ』は、「誰でもかまわない」という意味ではもちろんありません。手紙を詰めた壜を海原に投じるとき、書き手は「誰かは知り得ないが、どこかにいるあなた」へ届くと信じている。自分が名宛人でなくても自分宛のように受け取れる言葉や、時空を隔てた「あなた」とわたしの関係は、確実に存在しうる。そんな世界への肯定と希望を込めたタイトルです。
《 目次 》
1. 「あなた」を待ちながら
2. 庭付きの言葉
3. 岸辺のアーカイヴ
4. 私にとっての赤
5. 一人の幅で迎えられる言葉
6. 記憶と発酵
7. 断片と耳
8. 誇張せよ、つねに
9. あてこまない言葉
10. 「あなた」とともに
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著者/伊藤潤一郎(いとう・じゅんいちろう)
1989年生、千葉県出身。哲学者。新潟県立大学国際地域学部講師。著書に、『ジャン゠リュック・ナンシーと不定の二人称』(人文書院、2022年)。訳書に、ナンシー『アイデンティティ――断片、率直さ』(水声社、2021年)、ナンシー『あまりに人間的なウイルス――COVID-19の哲学』(勁草書房、2021年)など。
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出版情報
ISBN | 9784065333372 |
本体価格 | ¥1,700 (JPY) |