ぼくは不眠症。
眠れる夜を迎えるまでの20年
土井貴仁【原著】 寺島ヒロ【イラスト】岡島義【解説】
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刊行日 2023/10/11 | 掲載終了日 2023/10/10
ハッシュタグ:#ぼくは不眠症 #NetGalleyJP
内容紹介
眠りたくても「眠れない」ぼくは、
小学生のときから“ブルーマンデー”。
毎朝起きられないので、「朝、学校へ行く」に苦戦する学生時代。
解決の糸口をつかめないぼくだったが、24歳のある日、不眠症の認知行動療法に出会う。
約20年におよぶ不眠体験と克服方法、そして「睡眠コンサルタント」になるまでをマンガで紹介します。
あなたにも、自分にあった眠りが訪れますように。
眠りたくても「眠れない」ぼくは、
小学生のときから“ブルーマンデー”。
毎朝起きられないので、「朝、学校へ行く」に苦戦する学生時代。
解決の糸口をつかめないぼくだったが、24歳のある日、不眠症の認知行動療法に出会う。
約20年におよぶ不眠体験と克服方法、そして「睡眠コンサルタント」になるまでをマンガで紹介します。
あなたにも、自分にあった眠りが訪れますように。
出版情報
発行形態 | ソフトカバー |
ISBN | 9784772615440 |
本体価格 | ¥2 (JPY) |
ページ数 | 168 |
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NetGalley会員レビュー
"眠れなくても布団に入って横になっていれば疲れはとれる"、子どものときに眠れなかった人はおそらく大人から繰り返し言われてきた言葉、これが不眠を悪化させるのだという説明に、驚きと「やっぱりそうだったのか!」と腑に落ちる思いがした。
著者が子どものときから眠れずに苦しんできた体験は、自分自身が眠れず焦ったり、疲弊したりした苦しい思いと重なる部分も大きかった。
子ども時代に子どもの不眠を理解し、ケアしてくれる大人が近くにいることの大切さも強く感じた。大人だけでなく、不眠に悩んでいる子どもやその家族にもぜひ手にとってもらいたい1冊だと感じた。
小学3年生の息子が、最近寝付けないというので、親としてどう接すれば良いのかを知りたくて読んでみた。
「眠れなくても布団に入って横になっていれば疲れはとれる」
これ、自分も信じていたけど、不眠をもたらす習慣のひとつだということに衝撃を受けた。
根拠のない噂を真に受けるのはやめよう…。
具体的な解決方法は文量としては少ないけれど、不眠症に悩む当事者の気持ちや、それを家族がどう接していたかを読み取れたのが良かった。
特に、高校を辞めると言う大きな決断をした著者の選択を、反対せずに見守るご家族の姿勢は、見習おうと思う。
コラム「本当に必要な家族・周りのサポート」も熟読した。
また、一番自分の症状を知っているのは、不眠症の当事者である。ということを忘れないでいよう。
一言で「眠れない」と言っても、さまざまなケースがあるんだなと勉強になりました。
子供の頃から眠れず、そのために生活に様々な支障が出た著者の体験から「不眠ってこういうこと」と説明しています。
著者の体験を漫画で。
不眠を理解するためのポイントを専門医が説明しているので理解が深まります。
特に、著者がどのようにして不眠症を克服したのかは参考になるし、
今悩んでいる方の救いになるのではないでしょうか?
眠りの悩みがあった著者が睡眠コンサルタントとして活動しているのも感動しました。
思っている以上に人間の心や脳は繊細。
その繊細さを弱さと勘違いしないで、違いと認めるところから始まるのかなとしみじみと思いました。
社会生活では「みんなと同じことができない=ダメだ」となってしまいがち。
生きづらさを感じている方は、もしかしたら著者のように睡眠がなんらかの影響を与えているのかも?
一読の価値はあるのではないでしょうか。