帆船軍艦の殺人
岡本好貴
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刊行日 2023/10/09 | 掲載終了日 2023/10/09
ハッシュタグ:#帆船軍艦の殺人 #NetGalleyJP
内容紹介
十八世紀末、フランスと交戦状態にある英国海軍は常に兵士不足だった。強制的徴募された靴職人ネビルの乗り込んだ戦列艦ハルバート号は順調に北海まで航海を続けていたが、新月の夜に衆人環視下の甲板で水兵が何者かに殺害される。逃げ場のない帆船の中で、誰が、なぜ、そしてどうやって殺したのか。続けて起きるj不可能犯罪、そしてフランス軍との苛烈な戦闘、さらに反乱分子が船内に終結し……謎また謎、危機また危機の展開で贈る第三三回鮎川哲也賞受賞作。
出版社からの備考・コメント
初回指定ご希望の書店様は東京創元社営業部までご連絡お願いいたします。
初回指定の締切は9/21(木)です。
TEL:03-3268-8231
FAX:03-3268-8230
mail:sales@tsogen.co.jp
※初回希望数は非公開コメントにご記入いただいても結構です。
書店員様へ
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出版情報
発行形態 | ハードカバー |
ISBN | 9784488025670 |
本体価格 | ¥1,800 (JPY) |
ページ数 | 336 |
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NetGalley会員レビュー
強制的に乗せられた軍艦。意に添わぬ状況に不満を抱いても、働かなければ厳しい罰が待っている。なんとか生きて帰ろうと新人水兵たちが思い始めた頃に、事件は起こる。死と隣り合わせの軍艦で、なぜ殺人が起こったのか?
海に囲まれ逃げられないとはいえ、船には数百人が乗っている。誰が、なぜ、どうやって?艦長の命令を受けて、謎の解明が始まる。
靴職人のネビルは、強制的に家族と引き離されて水兵となり絶望するが、同郷の仲間や、同じ食卓を囲む同僚に影響されて、少しずつ軍艦に慣れていく。読者もネビルと同じ視点で、過酷な水兵の暮らしを想像できる。ルールを破ったものには厳しいが、死者の遺品を水兵たちが買って遺族へお金を贈るといった慣習も面白い。
犯人と疑われたネビルは、果たして無事に生きて故郷に帰れるのか?