大奥の御幽筆2

永遠に願う恋桜

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刊行日 2023/10/20 | 掲載終了日 2024/02/06

ハッシュタグ:#大奥の御幽筆 #NetGalleyJP


内容紹介

大好評第2巻!
大奥に現れた新たな亡霊は菓子職人!?
亡霊の抱く悲恋の行方に里沙はある行動に出る――。

☆ ☆ ☆

【ゲラを読まれる方へ大切なお願い】

・校了前のデータを元に作成しています。刊行時には内容が異なる場合があります。

・レビューなどでのネタバレ行為はネットギャリーのみならず、外部サイトやSNS等の多くの方が目にする場でもお控えください。

・自分には合わない作品だった場合、今後のためにも建設的なご意見をよろしくお願いします。

※今作は作者のご厚意によって提供いただいた校了前の大切なゲラを公開をしています。

※今作にこれから出会うであろう多くの読者のためにも、ご理解の上、素敵なレビューによる応援とご協力のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。

☆ ☆ ☆

【あらすじ】

侍の亡霊、佐之介とともに御火の番の亡霊騒ぎを解決し、霊視の力が認められた里沙。
その功績により、大奥で亡霊による怪事を解決し、
記録に残す「御幽筆」という特別なお役目を与えられが、
その傍らにはいつも佐之介の姿があった。
男子禁制の大奥で、亡霊とはいえ佐之介とともに行動することに戸惑いを覚える里沙。
しかし、彼女の中で佐之介の存在はどんどん大きくなっていくようで――。

霊視の力を持つ奥女中と
記憶を失った侍の亡霊が織りなす、
感動のお江戸小説!

【目次】

序章
第一章 菓子屋の亡霊
第二章 呪われた側室
第三章 蘇る記憶と怨霊
第四章 桜に込めた願い
終章 恋桜

◆著者について

菊川あすか(きくかわ・あすか)
東京都在住。2017年、スターツ出版から『君が涙を忘れる日まで。』でデビュー。
その後の著作に『はじまりと終わりをつなぐ週末』『たとえ明日、君だけを忘れても』(スターツ出版文庫)、『この声が、君に届くなら』(集英社オレンジ文庫)、『君がくれた最後のピース』(実業之日本社文庫)などがある。
江戸時代好きがきっかけで大奥の物語を書き、泣ける文芸コンテストに応募。
本作はその受賞作の書籍化、第2弾となる。

◆イラストレーターについて

春野薫久(はるの・たく)
2019年よりフリーランスのイラストレーターとして活動。
主な仕事は書籍の装画やゲームのキャラクターの制作、モチーフは人物が中心。
和風と着物が大好き。

大好評第2巻!
大奥に現れた新たな亡霊は菓子職人!?
亡霊の抱く悲恋の行方に里沙はある行動に出る――。

☆ ☆ ☆

【ゲラを読まれる方へ大切なお願い】

・校了前のデータを元に作成しています。刊行時には内容が異なる場合があります。

・レビューなどでのネタバレ行為はネットギャリーのみならず、外部サイトやSNS等の多くの方が目にする場でもお控えください。

・自分には合わない作品だった場合、今後のために...


出版社からの備考・コメント

【書店員様へご案内】

◎拡材や新刊配本のお申込みにつきましては、
【マイクロマガジン社 販売営業部】までお問い合わせいただけますと幸いです。

件名に「ことのは文庫 10月新刊の注文」と明記の上、
「番線 or 番線情報」「書店名」「ご発注者様名」をご記載いただき
【hanbai-bceigyou@microgroup.co.jp】までメールにてご連絡くださいませ。

※受注状況によってはご希望数より調整が入る可能性がございます。予めご了承ください。
※価格は予価です。

◎こちらの新刊タイトルのお申し込み締め切りは2023年9月13日迄承っております。

【書店員様へご案内】

◎拡材や新刊配本のお申込みにつきましては、
【マイクロマガジン社 販売営業部】までお問い合わせいただけますと幸いです。

件名に「ことのは文庫 10月新刊の注文」と明記の上、
「番線 or 番線情報」「書店名」「ご発注者様名」をご記載いただき
【hanbai-bceigyou@microgroup.co.jp】までメールにてご連絡くださいませ。

※受注状...


おすすめコメント

●大の江戸時代ファンの菊川先生による、綿密な時代考証の上で構成された感動のストーリー!

●霊視の力を持つ里沙と亡霊の佐之介、生者と死者というどうしようもなく立場の違う2人が、それでも心を通わせていくジレジレな恋模様に注目!

●スターツ文庫やオレンジ文庫でも作品を発表している著者ならではの、絢爛で華やかな大奥を舞台とした「和風後宮」としての断トツの面白さ!

●大の江戸時代ファンの菊川先生による、綿密な時代考証の上で構成された感動のストーリー!

●霊視の力を持つ里沙と亡霊の佐之介、生者と死者というどうしようもなく立場の違う2人が、それでも心を通わせていくジレジレな恋模様に注目!

●スターツ文庫やオレンジ文庫でも作品を発表している著者ならではの、絢爛で華やかな大奥を舞台とした「和風後宮」としての断トツの面白さ!


販促プラン

あなたの【おすすめコメント】大募集!!
拡材に使わせていただきます!

①応援レビューを拡材(帯またはPOP)やECサイトに使用させていただきます!

期間内にいただい応援レビューを、拡材に使用させていただく場合があります。
掲載文字数に制限がありますので、一部抜粋の上、整理した文面になります。
書籍オビに採用された方にはサイン本を1冊進呈します。

※掲載時には事前にご連絡・確認をいたします。
※サイン本の発送は国内に限らせていただきます。
※出版社にメールアドレスを開示設定されていない場合は、送付先の確認のご連絡ができかねますのでご注意ください。

《拡材用の応援レビュー募集期間》
~2023年9月8日(金)午前10時

②応援レビューを特設サイトで紹介します!

期間内にいただいた応援レビューは、刊行時に公開する予定の作品特設サイトのレビュー紹介欄にて掲載する場合がございます。

※レビュアー様のお名前も併せて掲載させていただきたい場合は、事前にご連絡いたします。

《特設サイト応援レビュー募集期間》
~2023年9月8日(金)午前10時

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恐れ入りますが『マイクロマガジン社 販売部』まで直接お問合せをお願い致します。

あなたの【おすすめコメント】大募集!!
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期間内にいただい応援レビューを、拡材に使用させていただく場合があります。
掲載文字数に制限がありますので、一部抜粋の上、整理した文面になります。
書籍オビに採用された方にはサイン本を1冊進呈します。

※掲載時には事前にご連絡・確認をいたします。
※サイン本の発送...



NetGalley会員レビュー

待ってました…!前作を読んだ時からずっと続編に期待しておりました。お里沙と佐之介さんにまた会うことが出来て、めちゃくちゃ嬉しいです!
「その特別は、いつかきっと誰かを救う」里沙の亡きお祖母様の言葉の通り、今回も里沙の特別な瞳と優しい気持ちで、亡霊も生きている人間も温かく導いていく…!
里沙の優しさ、相手を思いやる気持ちが前作よりもパワーアップしていて、読者の私にも温かい気持ちを与えてくれました。
お里沙と佐之介さんの絆もより一層深まっていて、だからこそ生者と死者である2人の恋の行方を考えると、切なさで胸がいっぱいになります。2人には誰よりも幸せになって欲しい…!
佐之介さんの記憶も少しづつ戻ってきたり、あまりにも怪しい僧侶が登場したり、これから先の展開も目が離せません!また次回作に期待してもいいですよね…?
今作は美味しそうな和菓子がたくさん登場して、味や見た目を想像するのも楽しかったです!
素敵な作品をありがとうございました!

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今回の舞台は和菓子屋さん。練切がとっても美味しそうです。死んでもなお大奥にいる彼女の幸せを願う気持ちに感動させられます。里沙と佐之介さんが桜を見ながら語らうところに猫の茶々丸がさっとやってくる場面にはほのぼのしました。来年も……その想い、淡い恋心が叶うといいですが成仏のことを考えると複雑ですね。最後にでてきた僧が不気味で気になる終わり方でした。

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本当に大切に思える人に出逢えたからこそ、沸き上がる感情がある。想いが叶わなくて交わることはなくても、お互いの幸せを想い合える。なんて素敵なことなのだろうと温かい気持ちになりました。
『想い合う人と必ず一緒になれるとは限らない。側にいられる時間を大切に。』
という言葉がとても心に刺さりました。

少しづつ近づいていく里沙と佐之介、不穏な空気漂わせる僧、今後の展開が早くも気になります!

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霊視能力を認められ大奥の「御幽筆」になった里沙が、ボディーガードの亡霊・佐之介と共に、彷徨える霊を見送る時代ファンタジー第2弾。

前作に続き、命を扱う作品に不可欠な「儚さ」がこれでもかと詰まった続編。
連作短編でさくさくと何件も解決するのではなく、たっぷり一冊使って一人を見送る。閉鎖された「大奥」という空間と亡霊とで一筋縄ではいかない設定が効いて、長さを感じさせず、自然と感情移入できてとても良かった。
いつの時代も複雑な感情を持ち合わせている人間の、純粋さ故の希望と絶望。人の心が生み出す対照的な感情との向き合い方を、ゆっくりと丁寧に教えてくれる作品。

穏やかで温かな空気も前作から引き継がれているが、本作は翳りが足され、広さと深さがぐんと増した。
新たな問題、少しずつ取り戻される佐之介の記憶、里沙の想い、二人の距離感と、本作の亡霊事件とは別件でも見どころ山盛り。美味しそうな和菓子も出てきて満腹の一冊。

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不吉なオープニングから始まる第2巻。
でもそれは、「御幽筆」を任ぜられた里沙と幽霊の左之助の柔らかなやり取りで霧散した。そして、新米(?)幽霊新吉を助ける中で、「御幽筆」という内密のお役目であることと、皆に支えられていると自覚していく里沙が、前巻よりも更に頼もしい。
そして、危ういところを左之助に助けられながらも、側室にかけられた呪いを里沙が調べる中で、点が線となり、更にそれが結びついていく様子に思わず読み入った。そして、とうとう里沙は筆を手に取る。この世ならぬ者と人とを結ぶ、ただ一人の「御幽筆」として。
今回の事で実直一筋の左之助との距離も近づく一方で、別れを運命づけられていることも心得ている里沙。一件が落着した後に互いに掛け合った言葉の裏に込められた想いに、同情して胸が苦しくなった。
でも、その後の大奥御年寄の野村の言葉にこれほど2人が救われるとは。更に、オープニングの場面が、2人の邂逅が運命であると示していたとは。
しかし、2人が歩む先には暗雲が立ち込み始めている…………
次巻、期待。

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大奥で御右筆見習いとして奉公している里沙には密命があり御幽筆としても勤めている。一方、新吉は自身で理由もわからず大奥の中を彷徨っていた・・。
生者と亡者の越えられない壁のせつなさの中で紡がれる謎は、よりせつないながらも明かされるにつれ優しさを伴い温かさを灯していくかのようです。また触れられないと自覚していながらも思わず手を差し出さずにはいられない優しさに救われる想いです。
さらには少しずつにも佐之介の過去も明かされていき、さらなる広がりを見せつつ、不穏さの萌芽も垣間見える第2弾。

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続編楽しみにしていました。
前作を読んだことがなくても楽しめますが、前作もとても泣けて心が救われる物語なのでぜひ読んでほしいです。
霊が見えることで家族からは「呪われた子」と言われた里沙が祖母の「その特別は、いつかきっと誰かを救う」という言葉通りに、大奥の「御幽筆」となり亡霊の真の思いに迫ります。
今回は和菓子職人の新吉が大切な記憶を失くし里沙の前に現れます。
新吉が忘れてしまった記憶は、とても切ないけれど優しさが溢れていました。新吉がこの世に残した思いを利用する人物が登場したりと、すんなりと解決しない展開続きなので、今作もとても面白かったです。
和菓子がとても美味しそうで食べたくなりました。和菓子と温かいお茶を用意してゆっくり味わいながらもう一度読みたいです。

男子禁制の大奥において、佐之助と共に行動する里沙。佐之助への思いが膨らむのを自覚していく様子がとても切なくなり、佐之助の記憶が戻らずに2人が一緒にいられたらいいのにと願ってしまいました。
不穏な人物が登場し、続編は一体どうなってしまうのかと気になって仕方ありません。
今後も楽しみにしています。

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新吉の純粋な思いや願いが大切な人に届くよう願いながら読みました。不穏な怪僧の登場にハラハラしました。今回は良くてもこれからどうなってしまうのか。
里沙と佐之介の大切に思い合ってる素敵な関係がこの先どうなってしまうのか…とても気になる終わり方でした。

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待ってました。
お里沙と佐之助コンビ第2段。
と、言っても佐之助さんは生きてはいないのですが。 
今回は、新吉さんの大切な想い探しです。
大奥に勤めて、里沙の心が強くなっています。
誰かのために、その優しさで動きます。
相手を思いやる大切さ、温かい気持ちになります。
里沙の佐之助さんへの想いも膨らみ。
最後不穏な感じがあります。
次回作を楽しみにまちます。

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雪の舞う前作から季節が巡り、本作は桜が咲き誇る美しい江戸の町が舞台です。
死に分かたれた若い2人が、お互いを思うが故に苦しむ姿が切なく、なんとか幸せになってほしいと願わずにはいられませんでした。大奥の女性たちも、新吉に縁のある町の人たちも皆が優しく素敵なので、突如現れた僧侶の怪しさには里沙や奥女中に何か被害が出るのではないかとざわざわした胸騒ぎを覚えました。不穏な空気はあるものの、佐之介が少しずつ取り戻す記憶には希望があるように思えます。この先の展開を今から楽しみに待ちたいです。
終盤の「この国の女の生き方も、少しずつ変わっていく」という松の言葉が印象に残り、少し元気になれる気がしました。毎日頑張っている女性たちにぜひ届けたい言葉です。
この作品を読み始めた日にタイミング良くふきよせをお土産にいただき、大奥の生活に思いを馳せながら味わいました。作中に登場する和菓子がどれも美味しそうで、日本のお菓子文化の魅力も実感できるストーリーでした。

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亡霊が見えるせいで家族に見捨てられたも同然な境遇でありながら、自分を受け入れてくれた居場所である大奥で亡霊絡みの出来事を解決する御幽筆として、亡霊の佐之介と共に行動する奥女中お里沙の物語第二弾。

前回は亡霊が出てくるのに怖くない、むしろ泣ける心霊ものという意外性があったが、今作もまた怖くない心霊ものを描きながら、生者と亡者という決して相容れない同士の切なさをふんだんに表現していた。
一方でシリーズものとして次作以降へ続くだろう伏線やら不穏さもありつつ、佐之介絡みの進展もあって、少しずつ明かされていくだろう情報にもだもだしながら次作への期待を高められた。
本質的に優しい人ばかりのこの作品の中で、一滴の墨のような新キャラもなかなか存在感があって続きが待ち遠しい。
ものすごく和菓子を食べたくなったので、心を落ち着けて和菓子をいただきながらゆっくりと待つことにします。

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続編を待っておりました。
新たな展開や1巻の伏線回収など、内容盛り沢山で読み応えがありました。
ここぞという時の理沙と佐之介の息の合ったやりとりを見てほっこり。
新しいヴィランキャラの登場で、この先の展開が一筋縄では行かない予感にハラハラ。
益々目が離せません!

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続編楽しみにしてました。
大奥で御右筆見習いとして奉公している里沙は、亡霊騒ぎを解決したことが認められたれ、大奥を彷徨う亡霊による怪事を解決し記録する「御幽筆」としての役割が与えられた。
今回は和菓子職人の新吉の大切な記憶を取り戻すため、里沙と佐之助が行動する。不穏な勢力も登場しハラハラし

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実は1作目を読んでいなくて、いきなり続編だったので、正直リクエストをするか悩んだのですが...読んで良かったです。既に構築済みの人間関係やシチュエーションも読んでいるうちにさり気なく説明があり、すんなりと物語に入っていくことができました。
上品な和菓子の様な控えめな甘さ(恋心)と(物語の)奥行き、そして後を引く(続きが気になる)様な味わいの作品でした。美味しく(おもしろく)いただくことができました。
読ませていただき、ありがとうございました。

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気になる。あの僧侶。事件は解決したのにそちらの方が気になってしまう。誰かのために奔走する里沙。その優しさと強さが心地よい。逝けないほどの思いを持っていてもそれを表する術はなくてだいるだけになってしまうかもしれない命を天に還す。その不思議と優しさにあたたまる。

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